JOMO CUP 2008 J-ALLSTARSvsK-ALLSTARS
今年と来年は、Jリーグ選抜とKリーグ選抜によって行われるJOMO CUP。
今年は日本で、来年は韓国で行われるのであれば、2年かけてのホーム&アウェー戦。
ならば、無失点で勝利が必要。
JOMO CUP 2008
日本・東京 国立競技場/27,629人
J-ALLSTARS 1-3 K-ALLSTARS
(J) 田中マルクス闘莉王(67分)
(K) チェ・ソングッ(37分)、エドゥー(57分PK、60分)
今年は日本で、来年は韓国で行われるのであれば、2年かけてのホーム&アウェー戦。
ならば、無失点で勝利が必要。
JOMO CUP 2008
日本・東京 国立競技場/27,629人
J-ALLSTARS 1-3 K-ALLSTARS
(J) 田中マルクス闘莉王(67分)
(K) チェ・ソングッ(37分)、エドゥー(57分PK、60分)
ホーム日本Jリーグ選抜のスタメンは、1 楢崎正剛、、2 中澤佑二、4 田中マルクス闘莉王、7 新井場徹、6 金南一、8 小笠原満男、10 山瀬功治、14 中村憲剛、15 駒野友一、9 ヨンセン、16 鄭大世。表記上のポジションは、各々所属チームでのものに準拠しているようで、表記上ではフォーメーションは、3-5-2のようだが、実際には4-2-2-2というところだろう。中盤の構成は中村憲が前だが、小笠原や金とも入れ替えもあったりと、結構流動的。
アウェイになる韓国Kリーグ選抜のスタメンは、1 イ・ウンジェ、3 キム・ヒョンイル、5 キム・チゴン、14 イ・ジョンス、2 チェ・ヒョジン、4 キム・チウ、6 チョ・ウォンヒ、7 チェ・ソングッ、19 イ・グァンウ、10 ラドンチッチ、11 ドゥドゥ。こちらも表記上では3-5-2だが、どうやら中盤はフラット気味の4-4-2かな?
Kリーグ快勝
立ち上がりから、Jリーグ選抜が積極的に攻撃を見せるものの、Kリーグ選抜もしっかりと守備のブロックを作っており、なかなかゴール前まで入り込めず、ミドルシュートで打開しようとする。
試合展開的には日本の攻撃時間が長かったのだが、37分、絶好の位置でFKを得たKリーグ選抜は、ドゥドゥの強烈なキックを楢崎が何とか弾き出した所に、チェ・ソングッが詰めていてKリーグ選抜が先制。
Jリーグ選抜も、攻勢を仕掛けるが、Kリーグ選抜の守備が固くて崩しきれない。
後半に入ると、Kリーグ選抜は、4番キム・チウを9番チョン・ギョンホに、11番ドゥドゥを15番エドゥーに代えると、このエドゥーが大当たり。
後半立ち上がりにJリーグ選抜は山瀬がドリブル突破からPKを獲得するが、PKはその山瀬のシュートをイ・ウンジェが完璧に読まれて止められる。
そして、今度はKリーグ選抜がゴール前でボールに競るときに中澤がユニフォームを引っ張ったとしてPKを得ると、こちらはエドゥーが楢崎の逆をついて完璧にゴール。
更に攻撃に出るJリーグ選抜に対して、カウンターからノーマークでボールを受けたエドゥーが冷静に飛び出してくる楢崎の頭の上をチョンッと越すシュートで3点目をあげる。
Jリーグ選抜も、山瀬に代わって入った17番金崎夢生のキープなどもあったりするが、なかなかKリーグ選抜の守備を切り崩せない。そんな中で、右サイドでボールを受けた小笠原へのファールでFKを得ると、そのボールをKリーグ選抜の意表をついてマイナスに出したボールに闘莉王の右足一閃、Jリーグ選抜も1点を返す。
その後、攻勢に出たいJリーグ選抜も選手交代の影響もあって、連携が上手くいかないシーンも増えて、逆にKリーグ選抜が攻勢に出るシーンも増えるが、そのまま3-1でKリーグ選抜が勝利。
MVPは、先制点を奪って勝利に貢献した7番のチェ・ソングッに贈られた。
敢闘賞は、Jリーグ選抜の唯一の得点を奪った4番田中マルクス闘莉王。
本気のお祭り
試合前から本気モードの練習をしてきたKリーグ選抜でしたが、Jリーグ選抜側も決してお祭りを楽しもうという感じではなく、勝ちを狙っていっている。
普段の日韓の代表戦ほどのガツンと当たるというか、激しい試合展開というわけではないが、オールスターというお祭り的な、楽しんでという笑顔で見るというのではなく、ある程度以上本気でプレーをしていく。
特に、終盤Jリーグ選抜が1点を返した後は、Jリーグ選抜側が点を奪うために、本来のJリーグに変わらないくらいの守備のあたりを見せると、それに合わせてKリーグ側もヒートアップ。日韓代表戦と変わらない試合内容になっていく。
思った以上に、しまった内容と本気に近いプレーで、当初は我もどうなるのか心配だった今年のJOMO CUPでしたが、気が付いたら本当に面白い試合になったように思える。
練習不足が祟ったのか
Kリーグの方は7月20日の中断期間から選抜メンバーを集めて、何度か練習をしてきたようだが、Jリーグ選抜側は、欧州からの親善試合を行う為にクラブチームで試合に出ていた選手が多く、昨日初めてチーム練習を約1時間行えたくらい。
結果として、この試合、前半何度かあったチャンスでしたが、ゴール前で鄭大世とヨンセンのポジションが被る事がお多かった。
普段のチームでのプレーが同じようにポストに入る両選手ですから、サイドからのクロスに対してのアプローチがどうしても同じになるのだろう。
結果として、お互いがお互いのプレーを邪魔してしまい、折角のチャンスを活かしきれなかった時も多かった。
それに対して、Kリーグ選抜のドゥドゥとラドンチッチは、お互いに上手くフォローできていたように見えた。
Jリーグ選抜は、普段の日本代表以上に積極的な攻撃を見せて、シュート数ではKリーグ選抜を圧倒したものの、結局得点にまでは至らなかったのも、その辺が影響したんじゃないかな?
来年はどうなるのか?
今年は、日本で行われ、少しまだ両チームに試合前の温度差があったのかもしれない。
しかし、これでどう戦うべきかは見えてきた。
来年は、Jリーグ側ももっと本気で試合に挑むだろう。
韓国の舞台で、果たしてどんな試合が観れるのか。
単純な日韓代表戦とは異なる、例えばJリーグ選抜に韓国代表の金南一がいたり、Kリーグ選抜に、以前にJリーグでプレーしていた選手がいたりと、違う思い、違う面白さと言うのが見れたんじゃないだろうか?
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アウェイになる韓国Kリーグ選抜のスタメンは、1 イ・ウンジェ、3 キム・ヒョンイル、5 キム・チゴン、14 イ・ジョンス、2 チェ・ヒョジン、4 キム・チウ、6 チョ・ウォンヒ、7 チェ・ソングッ、19 イ・グァンウ、10 ラドンチッチ、11 ドゥドゥ。こちらも表記上では3-5-2だが、どうやら中盤はフラット気味の4-4-2かな?
Kリーグ快勝
立ち上がりから、Jリーグ選抜が積極的に攻撃を見せるものの、Kリーグ選抜もしっかりと守備のブロックを作っており、なかなかゴール前まで入り込めず、ミドルシュートで打開しようとする。
試合展開的には日本の攻撃時間が長かったのだが、37分、絶好の位置でFKを得たKリーグ選抜は、ドゥドゥの強烈なキックを楢崎が何とか弾き出した所に、チェ・ソングッが詰めていてKリーグ選抜が先制。
Jリーグ選抜も、攻勢を仕掛けるが、Kリーグ選抜の守備が固くて崩しきれない。
後半に入ると、Kリーグ選抜は、4番キム・チウを9番チョン・ギョンホに、11番ドゥドゥを15番エドゥーに代えると、このエドゥーが大当たり。
後半立ち上がりにJリーグ選抜は山瀬がドリブル突破からPKを獲得するが、PKはその山瀬のシュートをイ・ウンジェが完璧に読まれて止められる。
そして、今度はKリーグ選抜がゴール前でボールに競るときに中澤がユニフォームを引っ張ったとしてPKを得ると、こちらはエドゥーが楢崎の逆をついて完璧にゴール。
更に攻撃に出るJリーグ選抜に対して、カウンターからノーマークでボールを受けたエドゥーが冷静に飛び出してくる楢崎の頭の上をチョンッと越すシュートで3点目をあげる。
Jリーグ選抜も、山瀬に代わって入った17番金崎夢生のキープなどもあったりするが、なかなかKリーグ選抜の守備を切り崩せない。そんな中で、右サイドでボールを受けた小笠原へのファールでFKを得ると、そのボールをKリーグ選抜の意表をついてマイナスに出したボールに闘莉王の右足一閃、Jリーグ選抜も1点を返す。
その後、攻勢に出たいJリーグ選抜も選手交代の影響もあって、連携が上手くいかないシーンも増えて、逆にKリーグ選抜が攻勢に出るシーンも増えるが、そのまま3-1でKリーグ選抜が勝利。
MVPは、先制点を奪って勝利に貢献した7番のチェ・ソングッに贈られた。
敢闘賞は、Jリーグ選抜の唯一の得点を奪った4番田中マルクス闘莉王。
本気のお祭り
試合前から本気モードの練習をしてきたKリーグ選抜でしたが、Jリーグ選抜側も決してお祭りを楽しもうという感じではなく、勝ちを狙っていっている。
普段の日韓の代表戦ほどのガツンと当たるというか、激しい試合展開というわけではないが、オールスターというお祭り的な、楽しんでという笑顔で見るというのではなく、ある程度以上本気でプレーをしていく。
特に、終盤Jリーグ選抜が1点を返した後は、Jリーグ選抜側が点を奪うために、本来のJリーグに変わらないくらいの守備のあたりを見せると、それに合わせてKリーグ側もヒートアップ。日韓代表戦と変わらない試合内容になっていく。
思った以上に、しまった内容と本気に近いプレーで、当初は我もどうなるのか心配だった今年のJOMO CUPでしたが、気が付いたら本当に面白い試合になったように思える。
練習不足が祟ったのか
Kリーグの方は7月20日の中断期間から選抜メンバーを集めて、何度か練習をしてきたようだが、Jリーグ選抜側は、欧州からの親善試合を行う為にクラブチームで試合に出ていた選手が多く、昨日初めてチーム練習を約1時間行えたくらい。
結果として、この試合、前半何度かあったチャンスでしたが、ゴール前で鄭大世とヨンセンのポジションが被る事がお多かった。
普段のチームでのプレーが同じようにポストに入る両選手ですから、サイドからのクロスに対してのアプローチがどうしても同じになるのだろう。
結果として、お互いがお互いのプレーを邪魔してしまい、折角のチャンスを活かしきれなかった時も多かった。
それに対して、Kリーグ選抜のドゥドゥとラドンチッチは、お互いに上手くフォローできていたように見えた。
Jリーグ選抜は、普段の日本代表以上に積極的な攻撃を見せて、シュート数ではKリーグ選抜を圧倒したものの、結局得点にまでは至らなかったのも、その辺が影響したんじゃないかな?
来年はどうなるのか?
今年は、日本で行われ、少しまだ両チームに試合前の温度差があったのかもしれない。
しかし、これでどう戦うべきかは見えてきた。
来年は、Jリーグ側ももっと本気で試合に挑むだろう。
韓国の舞台で、果たしてどんな試合が観れるのか。
単純な日韓代表戦とは異なる、例えばJリーグ選抜に韓国代表の金南一がいたり、Kリーグ選抜に、以前にJリーグでプレーしていた選手がいたりと、違う思い、違う面白さと言うのが見れたんじゃないだろうか?
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