2006年を振り返って(広島〜京都)
G大阪がポスト宮本に横浜那須獲得狙う(日刊スポーツ)
先日のエントリーでG大阪の来季は、今季の上乗せで出来るのであれば、宮本に代わるDF、特に1対1に強いDFが欲しいと書きましたが、早速那須を狙うと言う記事。
ただ、那須が悪いとは言わないが、那須ならば山口をCBに持ってくる方が良い様に思える。シジクレイがいるのを前提に考えるのであれば、今季スタメンから落ちているが、清水の森岡とか、鹿島の大岩の方がベターに思えるのだが如何?
それ以前に、本当かどうかも不明ですけどね。
校庭芝生化に賛同=石原都知事と川淵サッカー協会会長(時事通信)
石原都知事と川淵会長と一緒と言う事は、サッカーの発展のためなのだろう。
ただ、そんな事で20億円使うくらいなら、指導者の強化というか、指導者の留学に使った方が良い様に思えます。
確かに、芝でサッカーをするのは、良いのだが、結局指導が下手ならば、無意味に思える。ハードばかりを整えようとしているが、それよりもソフト面の強化をもっとはかるべきでは?
先日のエントリーでG大阪の来季は、今季の上乗せで出来るのであれば、宮本に代わるDF、特に1対1に強いDFが欲しいと書きましたが、早速那須を狙うと言う記事。
ただ、那須が悪いとは言わないが、那須ならば山口をCBに持ってくる方が良い様に思える。シジクレイがいるのを前提に考えるのであれば、今季スタメンから落ちているが、清水の森岡とか、鹿島の大岩の方がベターに思えるのだが如何?
それ以前に、本当かどうかも不明ですけどね。
校庭芝生化に賛同=石原都知事と川淵サッカー協会会長(時事通信)
石原都知事と川淵会長と一緒と言う事は、サッカーの発展のためなのだろう。
ただ、そんな事で20億円使うくらいなら、指導者の強化というか、指導者の留学に使った方が良い様に思えます。
確かに、芝でサッカーをするのは、良いのだが、結局指導が下手ならば、無意味に思える。ハードばかりを整えようとしているが、それよりもソフト面の強化をもっとはかるべきでは?
さて、昨日からJ1のチーム毎に振り返っていますが、結構面白い事も分かってきましたね。
特に、WC後の日本代表と同じく、選手の世代交代が各チームで進み出している。それが上手く行ったチームと失敗したチームでくっきりと明暗が分かれているようにも思えます。
10位 サンフレッチェ広島
今季の広島は、とにかくレベルアップのために忍耐の年だったと言えるのではないだろうか?
3年間かけて相手を自陣に引き込んでからのカウンターサッカーを完成させてきたが、今季はそのリアクションサッカーから脱却を計ろうとした結果、チームは崩壊。折角のウェズレイと佐藤寿というJ1でも屈指の2トップを活かしきれず、それどころか昨年まで作り上げてきた広島サッカーさえも見失う結果に、序盤戦の選手がどんなサッカーをすべきか迷っているようなプレーが印象的だ。
そこで小野監督を解任して、望月監督を採用、負けないサッカーとして、ほぼ5バックの3バックで、攻撃はウェズレイと佐藤寿のみに頼るという超守備的なサッカーで初勝利を得るものの所詮は急場凌ぎだった。ただ、この超守備的なサッカーが選手全員に再び守備の意識を植え付けたのが、ペトロヴィッチ新体制にうまく繋がったと言えるのではないだろうか。
ペトロヴィッチ監督が目指したのは望月監督と逆の超攻撃サッカー。DFから攻撃が始まるという意図の下、DFラインに本職のDFではなく中盤の選手を配置、駒野と服部という両サイドの攻撃力も活かし、更に柏木の抜擢と全てにおいて攻撃的にシフトした。当初こそ、大きく弄られたチームが混乱をきたしたが、これが大成功。特に望月体制での守備意識と相まって終盤には非常に面白いサッカーになった。
今季で土台が完成した広島は、来季は非常に面白いチームとなるかもしれない。
11位 ジェフユナイテッド市原・千葉
何と言うか、非常に好不調の激しい1年だった。ナビスコ決勝での鹿島との試合やA3での蔚山現代での試合のように、昨季まで作り上げてきたチーム全体での連動性のあるサッカーを見せた試合もあれば、天皇杯の札幌戦の様に動きが悪すぎる試合もあった。
原因としては、いきなり監督を奪われた事によりチームのバランスが崩れた事、代表に選手を取られたり、A3の出場などの過密スケジュールが、ゲームを組み立てて緩急をつけたりするサッカーをするチームじゃない千葉にとっては、疲労というのが他チームよりもダメージとして大きかったというのもあるかもしれない。
また、外国籍選手が3人ともパフォーマンスが低く、うまくチーム内で機能していなかったというのも大きいかもしれない。ただでさえ選手層が薄く、Jリーグの中でもある種独特なサッカーなだけに、移籍などで入った選手がなかなか機能しきれないという欠点がある。
それでも、水本や水野といった若手も出てきた上、チームの平均年齢も元々低いチームなだけに、来季はそれなりのパフォーマンスを見せてくれるでしょう。
怖いのは、阿部勇が本当に移籍してしまうのかどうかという点でしょうか。
12位 大宮アルディージャ
最後に漸く自分達のサッカーが完成したという印象でしたね。
昨季の堅守速攻をベースに、更に得点力を高め、自分達でゲームを作ろうとした結果、元々、中盤と最終ラインが連動してチーム全体で守るというサッカーであった大宮が、中盤と最終ラインの意識のズレが発生し、自分達の守備をベースとしたサッカーを見失った。
また、攻撃陣も不発ですから、下位に沈んでいたのも当たり前と言えるでしょう。
終盤に来て、漸く自分達のサッカーである連動性がありアグレッシブな守備を取り戻し、3連勝で12位まで順位を引き上げた。
来季、監督の交代と共に守備の要であるトニーニョが退団する。小林大が高いパフォーマンスを発揮するようになったが、トニーニョに代わる守備の要になる選手の獲得、そして何よりも攻撃の核となる選手が必要になるだろう、そうでなければ、再び残留争いを行う事になる。
裏を返せば、このまま守備が安定しているのであれば、攻撃的な選手がチームにマッチするだけで、優勝争いに絡むだけのチームになりうるかもしれない。
13位 FC東京
とにかく、チーム戦術、監督の采配、茂庭とジャーンの負傷、ルーカスを除く外国籍選手の不発と悪い事尽くめの上、やることなすこと裏目に出たって印象だ。
昨季までの原体制で行ったサイド攻撃からの攻撃的サッカーをベースにポゼッションを高めていこうとするサッカーは結局失敗。結局倉又監督がカウンターサッカーに戻したが、最後までチームとして安定した戦い方は出来なかった。
1トップのルーカスにマンマークをつけて、石川のサイド攻撃を封じれば怖くないというストロングポイントが明確な攻略法を与える事になってしまった。
しかし、不安定ながら馬場がトップ下でその才能を開花させつつあり、さらに梶山の成長、そして今野と中盤のレベルは上がってきている。
来季再び原監督が就任するが、その手腕が非常に楽しみではある。
14位 アルビレックス新潟
昨季の反町体制を踏襲して、リアクションサッカーからアクションサッカーへと脱却を計っている最中といったところか。
初戦の川崎戦で6失点の大敗を喫した後、WC前までは、中盤からアグレッシブに守備しており、球際に強く、G大阪や磐田といったボール回しに長けたチームがうまくつなぐ事が出来なかったくらいだ。
ただ、WC後、自分達のサッカーをレベルアップしようとしたところで躓いた。中盤でパスを繋ごうとした結果、堅守からのカウンターが遅くなり、更に中盤で単純なパスミスから逆カウンターを喰らうシーンが多くなった。
結果として、成功していないようにも思えるが、しかし、転換途中であると考えると、この流れを続けて欲しい。
ただ、シルビーニョの出来がチームの全てを決めるだけに、彼をフォローできる選手の育成か獲得、そして12人に戦力外通告を出し、その中にファビーニョがいる、それに代わる強化が必要であろう。
個人的には、来季ではなく再来季優勝を争えるチームになっていれば成功なのではないかと思う。
15位 ヴァンフォーレ甲府
とにかく、今季見ていて一番楽しいサッカーをしていたのが、この甲府であろう。
J1昇格1年目と最終順位は15位だが、順位以上に印象的なサッカーをする所謂記録よりも記憶に残るサッカーをしてくれた。
とにかく、攻撃的なサッカーで、攻守の切り替えが非常に早く、ボールを奪われた瞬間から奪い返しに掛かり、更に奪えばすぐに縦に早く攻め上がる。
サイドで数的優位を作りバレーの攻撃力を活かす、もしくは林を中心に中盤でタメを作ってバレーを走らせる。
ただ、バレーが封じられると途端にゴールが奪えないという攻撃的でありながら決定力不足という状態が来季はバレーが居ないチームにとっては非常に懸念材料となる。
また、中盤から激しい守備をするが、ボールサイドによる傾向があるため、大きくサイドチェンジをされると、簡単に失点してしまうなどの守備面での脆さもある。そして、チームとして若手が出てこなかった事によって選手層の面で不安を残す。
来季も大木体制である事を考えれば、今季の延長線上のサッカーをするのであろう、どれだけ懸念材料を潰せるかが、来季の浮沈の鍵になるかもしれない。
とはいえ、個人的には今季と同じく面白いサッカーを見せて欲しいとは思う。
16位 アビスパ福岡
何はともあれ、最大の要因はフロントの失態であろう。
確かにWC前の序盤戦は勝ち星に恵まれなかったが、非常に安定した守備を誇り、それも浦和などのようにある程度以上攻めているチームではなく、ほとんどが相手にポゼッションを許していながらである事からも、その組織的守備は良かった。
ただ、攻撃陣の不発から、本来であればこのチームをベースに攻撃陣の強化が必要だったところを、監督の解任によって方針変更。結果的にそれがチーム崩壊を招いたと言える。
それまでの高い守備力が攻撃的なサッカーに無理矢理しようとした結果崩壊。最終的には守備的なサッカーをせざるを得なくなった。
また、神戸から獲得したバロンや佐伯、飯尾が軒並み不発。既にJ2の神戸で使い物にならなかったからスタメンから外されていた選手をとっても、使い物にならないだろう事は明白だろう。
唯一、中村北斗が台頭してきたのが救いだが、その中村も負傷で試合に出れず、よって万事休す。
横浜Mと同じくフロントがチームを壊したチームと言える。
最後は、入れ替え戦で、解任した松田監督率いる神戸に負けてJ2に降格したのが全てを物語り、そして予定調和だったのかもしれない。
16位 セレッソ大阪
優勝争いをした昨季とほとんど戦力は変わらなかった。
しかし、結果は対照的。
昨季堅守を誇った3バックが、開幕当初で躓いた。結果的にそれが自分達のサッカーを見失うこととなった。
J1屈指のFW(個人的には日本人では最高のストライカーだと思う)である西澤と復帰した大久保、それに古橋や森島寛、ゼ・カルロスといった豊富な攻撃陣が居たが、自信を失った守備陣が完全に崩壊。
原因としては、やはり昨季は中盤で攻守のバランスをとっていたファビーニョの退団の影響が大きいのではないだろうか? 結果、中盤が不安定になり、京都に次ぐJ1で2番手に失点が多くなってしまった。
ただ、名波が入る事で中盤が活性化、時に昨季のC大阪以上のサッカーを見せてくれた。
ただ、守備の崩壊、中盤が機能不全を起こし、折角の攻撃陣を活かせないとなれば、J2降格も必然か。
まずは、中盤の守備の回復が急務か。来季も名波と続けて契約し、その名波を今季以上に活用する事が出来れば、1年での復帰は目指せるだけのチーム力は持っているはずだ。
16位 京都パープルサンガ
昨季、圧倒的な力の差を見せ付けてJ2優勝を果たした京都が面影も無く崩壊。
フロントも監督・コーチ陣も場当たり的な対処はするが、抜本的な改革、強化を行う事が出来ず、一度も降格争いから抜け出せずに最下位。
サッカーの内容としては、相手を引き込んでからのサイド攻撃とカウンターで、パウリーニョと田原のスピードを活かそうとするが、いかんせんパウリーニョは昨季ほどのキレは無く、田原もそこまでの決定力は無い。そして、GK西村が1人で気を吐いた守備陣は、結局西村のみの力ではどうしようもなく崩壊、J1で最少得点、最多失点では最下位は当たり前であろう。
とにかく、フロントの油断、甘さがこの結果を招いた事は明白。
天皇杯優勝した後、J2降格したという2003年のシーズンの二の舞。
あの時も、天皇杯優勝で自分達の戦力を過信した結果、強化策を打ち出さずに降格、何の学習もしていない事になる。
来季は名前がサンガFCに変わるが、そんな事よりもフロントが今度こそ反省して、強化策を打ち出し続けなければ、二度とJ1復帰など望めない事を自覚すべきであろう。
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特に、WC後の日本代表と同じく、選手の世代交代が各チームで進み出している。それが上手く行ったチームと失敗したチームでくっきりと明暗が分かれているようにも思えます。
10位 サンフレッチェ広島
今季の広島は、とにかくレベルアップのために忍耐の年だったと言えるのではないだろうか?
3年間かけて相手を自陣に引き込んでからのカウンターサッカーを完成させてきたが、今季はそのリアクションサッカーから脱却を計ろうとした結果、チームは崩壊。折角のウェズレイと佐藤寿というJ1でも屈指の2トップを活かしきれず、それどころか昨年まで作り上げてきた広島サッカーさえも見失う結果に、序盤戦の選手がどんなサッカーをすべきか迷っているようなプレーが印象的だ。
そこで小野監督を解任して、望月監督を採用、負けないサッカーとして、ほぼ5バックの3バックで、攻撃はウェズレイと佐藤寿のみに頼るという超守備的なサッカーで初勝利を得るものの所詮は急場凌ぎだった。ただ、この超守備的なサッカーが選手全員に再び守備の意識を植え付けたのが、ペトロヴィッチ新体制にうまく繋がったと言えるのではないだろうか。
ペトロヴィッチ監督が目指したのは望月監督と逆の超攻撃サッカー。DFから攻撃が始まるという意図の下、DFラインに本職のDFではなく中盤の選手を配置、駒野と服部という両サイドの攻撃力も活かし、更に柏木の抜擢と全てにおいて攻撃的にシフトした。当初こそ、大きく弄られたチームが混乱をきたしたが、これが大成功。特に望月体制での守備意識と相まって終盤には非常に面白いサッカーになった。
今季で土台が完成した広島は、来季は非常に面白いチームとなるかもしれない。
11位 ジェフユナイテッド市原・千葉
何と言うか、非常に好不調の激しい1年だった。ナビスコ決勝での鹿島との試合やA3での蔚山現代での試合のように、昨季まで作り上げてきたチーム全体での連動性のあるサッカーを見せた試合もあれば、天皇杯の札幌戦の様に動きが悪すぎる試合もあった。
原因としては、いきなり監督を奪われた事によりチームのバランスが崩れた事、代表に選手を取られたり、A3の出場などの過密スケジュールが、ゲームを組み立てて緩急をつけたりするサッカーをするチームじゃない千葉にとっては、疲労というのが他チームよりもダメージとして大きかったというのもあるかもしれない。
また、外国籍選手が3人ともパフォーマンスが低く、うまくチーム内で機能していなかったというのも大きいかもしれない。ただでさえ選手層が薄く、Jリーグの中でもある種独特なサッカーなだけに、移籍などで入った選手がなかなか機能しきれないという欠点がある。
それでも、水本や水野といった若手も出てきた上、チームの平均年齢も元々低いチームなだけに、来季はそれなりのパフォーマンスを見せてくれるでしょう。
怖いのは、阿部勇が本当に移籍してしまうのかどうかという点でしょうか。
12位 大宮アルディージャ
最後に漸く自分達のサッカーが完成したという印象でしたね。
昨季の堅守速攻をベースに、更に得点力を高め、自分達でゲームを作ろうとした結果、元々、中盤と最終ラインが連動してチーム全体で守るというサッカーであった大宮が、中盤と最終ラインの意識のズレが発生し、自分達の守備をベースとしたサッカーを見失った。
また、攻撃陣も不発ですから、下位に沈んでいたのも当たり前と言えるでしょう。
終盤に来て、漸く自分達のサッカーである連動性がありアグレッシブな守備を取り戻し、3連勝で12位まで順位を引き上げた。
来季、監督の交代と共に守備の要であるトニーニョが退団する。小林大が高いパフォーマンスを発揮するようになったが、トニーニョに代わる守備の要になる選手の獲得、そして何よりも攻撃の核となる選手が必要になるだろう、そうでなければ、再び残留争いを行う事になる。
裏を返せば、このまま守備が安定しているのであれば、攻撃的な選手がチームにマッチするだけで、優勝争いに絡むだけのチームになりうるかもしれない。
13位 FC東京
とにかく、チーム戦術、監督の采配、茂庭とジャーンの負傷、ルーカスを除く外国籍選手の不発と悪い事尽くめの上、やることなすこと裏目に出たって印象だ。
昨季までの原体制で行ったサイド攻撃からの攻撃的サッカーをベースにポゼッションを高めていこうとするサッカーは結局失敗。結局倉又監督がカウンターサッカーに戻したが、最後までチームとして安定した戦い方は出来なかった。
1トップのルーカスにマンマークをつけて、石川のサイド攻撃を封じれば怖くないというストロングポイントが明確な攻略法を与える事になってしまった。
しかし、不安定ながら馬場がトップ下でその才能を開花させつつあり、さらに梶山の成長、そして今野と中盤のレベルは上がってきている。
来季再び原監督が就任するが、その手腕が非常に楽しみではある。
14位 アルビレックス新潟
昨季の反町体制を踏襲して、リアクションサッカーからアクションサッカーへと脱却を計っている最中といったところか。
初戦の川崎戦で6失点の大敗を喫した後、WC前までは、中盤からアグレッシブに守備しており、球際に強く、G大阪や磐田といったボール回しに長けたチームがうまくつなぐ事が出来なかったくらいだ。
ただ、WC後、自分達のサッカーをレベルアップしようとしたところで躓いた。中盤でパスを繋ごうとした結果、堅守からのカウンターが遅くなり、更に中盤で単純なパスミスから逆カウンターを喰らうシーンが多くなった。
結果として、成功していないようにも思えるが、しかし、転換途中であると考えると、この流れを続けて欲しい。
ただ、シルビーニョの出来がチームの全てを決めるだけに、彼をフォローできる選手の育成か獲得、そして12人に戦力外通告を出し、その中にファビーニョがいる、それに代わる強化が必要であろう。
個人的には、来季ではなく再来季優勝を争えるチームになっていれば成功なのではないかと思う。
15位 ヴァンフォーレ甲府
とにかく、今季見ていて一番楽しいサッカーをしていたのが、この甲府であろう。
J1昇格1年目と最終順位は15位だが、順位以上に印象的なサッカーをする所謂記録よりも記憶に残るサッカーをしてくれた。
とにかく、攻撃的なサッカーで、攻守の切り替えが非常に早く、ボールを奪われた瞬間から奪い返しに掛かり、更に奪えばすぐに縦に早く攻め上がる。
サイドで数的優位を作りバレーの攻撃力を活かす、もしくは林を中心に中盤でタメを作ってバレーを走らせる。
ただ、バレーが封じられると途端にゴールが奪えないという攻撃的でありながら決定力不足という状態が来季はバレーが居ないチームにとっては非常に懸念材料となる。
また、中盤から激しい守備をするが、ボールサイドによる傾向があるため、大きくサイドチェンジをされると、簡単に失点してしまうなどの守備面での脆さもある。そして、チームとして若手が出てこなかった事によって選手層の面で不安を残す。
来季も大木体制である事を考えれば、今季の延長線上のサッカーをするのであろう、どれだけ懸念材料を潰せるかが、来季の浮沈の鍵になるかもしれない。
とはいえ、個人的には今季と同じく面白いサッカーを見せて欲しいとは思う。
16位 アビスパ福岡
何はともあれ、最大の要因はフロントの失態であろう。
確かにWC前の序盤戦は勝ち星に恵まれなかったが、非常に安定した守備を誇り、それも浦和などのようにある程度以上攻めているチームではなく、ほとんどが相手にポゼッションを許していながらである事からも、その組織的守備は良かった。
ただ、攻撃陣の不発から、本来であればこのチームをベースに攻撃陣の強化が必要だったところを、監督の解任によって方針変更。結果的にそれがチーム崩壊を招いたと言える。
それまでの高い守備力が攻撃的なサッカーに無理矢理しようとした結果崩壊。最終的には守備的なサッカーをせざるを得なくなった。
また、神戸から獲得したバロンや佐伯、飯尾が軒並み不発。既にJ2の神戸で使い物にならなかったからスタメンから外されていた選手をとっても、使い物にならないだろう事は明白だろう。
唯一、中村北斗が台頭してきたのが救いだが、その中村も負傷で試合に出れず、よって万事休す。
横浜Mと同じくフロントがチームを壊したチームと言える。
最後は、入れ替え戦で、解任した松田監督率いる神戸に負けてJ2に降格したのが全てを物語り、そして予定調和だったのかもしれない。
16位 セレッソ大阪
優勝争いをした昨季とほとんど戦力は変わらなかった。
しかし、結果は対照的。
昨季堅守を誇った3バックが、開幕当初で躓いた。結果的にそれが自分達のサッカーを見失うこととなった。
J1屈指のFW(個人的には日本人では最高のストライカーだと思う)である西澤と復帰した大久保、それに古橋や森島寛、ゼ・カルロスといった豊富な攻撃陣が居たが、自信を失った守備陣が完全に崩壊。
原因としては、やはり昨季は中盤で攻守のバランスをとっていたファビーニョの退団の影響が大きいのではないだろうか? 結果、中盤が不安定になり、京都に次ぐJ1で2番手に失点が多くなってしまった。
ただ、名波が入る事で中盤が活性化、時に昨季のC大阪以上のサッカーを見せてくれた。
ただ、守備の崩壊、中盤が機能不全を起こし、折角の攻撃陣を活かせないとなれば、J2降格も必然か。
まずは、中盤の守備の回復が急務か。来季も名波と続けて契約し、その名波を今季以上に活用する事が出来れば、1年での復帰は目指せるだけのチーム力は持っているはずだ。
16位 京都パープルサンガ
昨季、圧倒的な力の差を見せ付けてJ2優勝を果たした京都が面影も無く崩壊。
フロントも監督・コーチ陣も場当たり的な対処はするが、抜本的な改革、強化を行う事が出来ず、一度も降格争いから抜け出せずに最下位。
サッカーの内容としては、相手を引き込んでからのサイド攻撃とカウンターで、パウリーニョと田原のスピードを活かそうとするが、いかんせんパウリーニョは昨季ほどのキレは無く、田原もそこまでの決定力は無い。そして、GK西村が1人で気を吐いた守備陣は、結局西村のみの力ではどうしようもなく崩壊、J1で最少得点、最多失点では最下位は当たり前であろう。
とにかく、フロントの油断、甘さがこの結果を招いた事は明白。
天皇杯優勝した後、J2降格したという2003年のシーズンの二の舞。
あの時も、天皇杯優勝で自分達の戦力を過信した結果、強化策を打ち出さずに降格、何の学習もしていない事になる。
来季は名前がサンガFCに変わるが、そんな事よりもフロントが今度こそ反省して、強化策を打ち出し続けなければ、二度とJ1復帰など望めない事を自覚すべきであろう。
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