女子WC2011 日本 vs アメリカ
ついに来た、女子WC決勝。
日本サッカーにとってあらゆる世代、カテゴリーを通じて、4度目の世界一への挑戦。
対戦相手は現世界王者であり、これまで24戦して一度も勝った事が無い相手。
ただ、同じく一度も勝った事のない、前回WC覇者であるドイツをベスト8で倒してきたなでしこジャパンにとって、過去の対戦成績は、この試合での初勝利のためのエッセンスに過ぎない。
とにかく失うものは無い、初の世界一という頂点を見せて欲しい。
FIFA女子ワールドカップ ドイツ2011 FINAL
[32]決勝 フランクフルト FIFA女子ワールドカップスタジアム・フランクフルト/48,817人
日本 2(3PK1)2 アメリカ
(JPN) 宮間あや(81分)、澤穂希(117分)
(USA) MORGAN(69分)、WAMBACH(104分)
日本サッカーにとってあらゆる世代、カテゴリーを通じて、4度目の世界一への挑戦。
対戦相手は現世界王者であり、これまで24戦して一度も勝った事が無い相手。
ただ、同じく一度も勝った事のない、前回WC覇者であるドイツをベスト8で倒してきたなでしこジャパンにとって、過去の対戦成績は、この試合での初勝利のためのエッセンスに過ぎない。
とにかく失うものは無い、初の世界一という頂点を見せて欲しい。
FIFA女子ワールドカップ ドイツ2011 FINAL
[32]決勝 フランクフルト FIFA女子ワールドカップスタジアム・フランクフルト/48,817人
日本 2(3PK1)2 アメリカ
(JPN) 宮間あや(81分)、澤穂希(117分)
(USA) MORGAN(69分)、WAMBACH(104分)
両チームのスタメンは、こんな感じか。
日本は、準決勝のスウェーデン戦と同じく、川澄奈をスタメンで起用してきた。
前半
日本のキックオフで試合開始。
いきなり、日本はボールを奪われてしまい、12番CHENEYに突破を許してしまう。
日本は中盤でボールを奪うと、素早くボールを繋いで前線の裏へと抜け出すタイミングにスルーパスを狙うが、ボールが伸びるようで、ラストパスが合わない。
対するアメリカも中盤で厳しく来るとともに、一気に前線へと送って、ゴール前での勝負をしてくる、どちらかと言うと、序盤はアメリカの方が狙い通りのサッカーをしてきているように見える。
アメリカペースの試合展開で、日本は度々ピンチを招くと、29分には、20番WAMBACHが強烈なミドルシュート、これはバーに直撃、日本は完全に耐える展開。
日本も31分、前線に良い形でボールが入ると、大野忍が時間を作ってからのスルーパスに安藤梢が抜けるが、シュートは力が無くGKの正面。
終盤になってくると、アメリカの攻撃での迫力は変わらないが、中盤での守備が甘くなってきて、日本が少しずつペースを掴み出して、前線へとボールが繋がるようになってきて、チャンスを作れるようになって所で、前半終了。
耐え抜いた日本
思った以上に立ち上がりから潰しに来たアメリカに対して、日本は中盤で思い通りにボールを繋ぐことが出来ず、なかなか思い通りのサッカーをさせてもらえなかった前半だった。
そこからの前線へとボールを入れての迫力は流石だと思われたが、しかし、そこを耐え抜いて0点に抑えた事は大きい。
おそらく序盤で勝負を決めてこようとアメリカは意図していたように思えるだけに、そこを耐えた事で、前半の終盤は、アメリカの勢いが落ちてきていて、足が止まってきていて、日本がボールを繋げるようになって、チャンスを作ることが出来た。
また、中盤と最終ラインでアメリカの2トップを挟み込んで、序盤ほど簡単にボールを入れさせなくなった事は大きい。
但し、アメリカの前線の迫力は健在で、気を抜けば点を奪われる可能性があるだけに、後半もとにかく集中して守る必要がある。
その際に、最終ラインから繋げるのは日本の強みではあるが、そこでミスからボールを奪われて危ないシーンが生まれたのは事実ですし、ここまでの大会を通じての日本の失点シーンは自分たちのミスからというのが多い。
だからこそ、こういう試合では、ある程度安全にクリアする事も大切になってくる。
後は、中盤で澤が警戒されていて、その分阪口夢が空いている事も多く、そこからの展開、ただ、時間をかけるとプレッシャーをかけてくるので、そこで素早くサイドへと展開できるかどうか。
攻撃に関しては、GKのSOLOのポジショニングが良いので、なかなか難しいが、しかし、アメリカのCBは裏を取られた場合の反転しての動きが遅いので、裏を突くことがどれだけ出来るのかという部分が鍵になりそうだ。
後半
アメリカは12番CHENEYに代えて13番MORGANを投入、日本は交代選手はなく、アメリカのキックオフで後半開始。
後半も立ち上がりはアメリカがプレスを仕掛けて、攻め込んできて日本は危ないシーンが多く、ギリギリで耐える展開が続くが、日本も前半の終盤同様、徐々にプレスをくぐって、前線へと繋ぐシーンもある。
日本は66分、大野忍に代えて丸山桂、安藤梢に代えて永里優を同時に投入して、川澄奈を右サイドに回して、2トップは永里優と丸山桂にしてきた。
日本は68分、川澄奈の仕掛けからチャンスを作って、永里優にボールが入るが、しかし、囲まれてつぶされると、そこで奪ったボールを一気にアメリカは前線へと放り込んで、13番MORGANが抜け出してシュートを日本のゴールに突き刺して、69分アメリカが先制する。
先制したことでアメリカは、ペースダウンして、時間をかけてボールを回し、日本は前掛かっていくことで、徐々に日本が攻めるシーンも増えるものの、なかなかシュートまではいけない。
81分、日本は高い位置でボールを奪うと、右サイドへと展開、永里優のクロスをニアサイドで丸山桂が競って、こぼれ球をアメリカがクリア出来ないところで、日本は詰めていた宮間が奪ってゴールに押し込んで、日本同点。
同点に追いついたことで日本がリズムを掴んで攻めるようになってきて、アメリカは足が止まってきてプレスが弱くなってきた事で、日本の方が優勢に試合を進めるようになるが、アメリカも終盤には点を奪いに攻めてくる。
お互いに点を狙うが、しかし、ゴールは奪えずロスタイム2分も経過して、1-1で延長戦へ。
延長
どちらも交代はなく、アメリカのキックオフで延長開始。
延長アメリカが再び攻勢を仕掛けてきて、日本が耐える展開になって、左サイドで粘ったアメリカが13番MORGANがドリブルで仕掛けてきてのクロスに20番WAMBACHがピンポイントで合わせてヘディングシュートを決められて、104分、アメリカがリードを奪う。
後半に入るとアメリカは無理をして前に出てこなくなったために、再び日本がボールをキープできて、チャンスを作ることが出来てくる。
疲労が目立ってきているアメリカは、114分に15番RAPINOEに代えて、17番HEATHを投入する。
117分、日本は左CKから速いボールにニアサイドへと飛び込んだ澤が合わせて蹴り込むと、日本が同点に追いつく。
日本は119分、最後の交代で、途中出場の丸山桂に代えて岩渕真を投入する。
日本はロスタイムに入る直前、アメリカの13番MORGANへの突破に対して岩清水梓がスライディングで止めるが、これがファールで得点機阻止という事かRCで退場。
このFKを跳ね返した後、ロスタイムも経過、勝負の行方はPK戦へと委ねられる。
PK戦
7番BOXX(USA) × 右を狙ったシュートは海堀が足を残してセーブ。
8番宮間(JPN) ○ 冷静にGKの動きを見て逆の右に決める。
10番LLOYD(USA) × 大きく上に外す。
17番永里(JPN) × 左を狙うがSOLOが足で止める。
17番HEATH(USA) × 左を狙ったシュートは海堀が完璧に読んでセーブ。
6番阪口(JPN) ○ 左隅を狙ったシュートは、SOLOに触られるもゴール。
20番WAMBACH(USA) ○ 正面やや左に決める。
4番熊谷(JPN) ○ 左上に叩き込む。
日本がPK戦の末、WC初制覇。
日本が世界の頂点へ
凄い、やった、素晴らしい!!
いや、もう本当に言葉もない。
まずは、おめでとうなどしこジャパン、ありがとうなでしこジャパン!
後半も、アメリカの猛攻の前に、劣勢に立たされて、先制点を許した時は、また、負けるかと思ったが、しかし、最後まで諦めないなでしこの強さが、二度同点に追いつくことが出来た。
ここまで、毎試合ヒロインが登場して、ドイツ、スウェーデン、アメリカと戦い抜くことが出来た。
ただ、この試合に関しては、同点ゴールの宮間や澤だけでなく、アメリカの猛攻に耐えた熊谷紗に岩清水梓、そして、PKを止めまくった海堀、それだけでなく、120分間運動量が落ちずサイドで戦い抜いた川澄奈であったり、試合のバランスを取り続けた阪口夢だったり、しんどい中でも最後まで前線まで駆け上がった両SBの鮫島彩に近賀、そして、安藤梢や大野忍、丸山桂と言うメンバーが前線から追いかけて戦い抜くことが出来た。
誰がというよりも、全員の力で勝ち取ったと言えるだろう。
結局、アメリカ相手に勝つことは出来なかった。
記録の上では、これで、4分21敗と言う対戦成績ではあるが、しかし、WCの舞台ではPK戦を制して初優勝を奪うことが出来た。
日本サッカーにとって、あらゆるカテゴリーにおいて、ついに到達した頂点。
本当に、何がというよりも、ただただ、おめでとう、そしてありがとうなでしこジャパン!
澤穂希
誰かがという事は無いと前述したものの、やはり今大会の日本の優勝に、キャプテンである澤の活躍は抜きに語ることは出来ないだろう。
最後まで走り続けるプレーであり、以前のように前線のプレーではなく、中盤の底でバランスを取る事を意識してのプレーになったものの、大会5得点で得点王、そして、大会MVP。
15歳で代表入り、16歳から5回目、そして、おそらく最後のWC(来年のロンドン五輪は目指すのかな?)で見事な結果、カズがクィーンと評していたが、まさに日本サッカーのクィーンとして君臨して、日本を引っ張る。
日本が優勝という最高の結果だけでなく、日本人が獲得したことのない栄誉を得ることが出来たのだが、それを取った事、これは日本にとって非常に価値ある事だろう。
これで、日本はこれから先、ロンドン五輪も含めて、追われる立場になった。
初めて日本が経験する立ち位置だけに、これからのなでしこジャパンの見える世界、澤が見る世界は非常に興味深い。
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日本は、準決勝のスウェーデン戦と同じく、川澄奈をスタメンで起用してきた。
前半
日本のキックオフで試合開始。
いきなり、日本はボールを奪われてしまい、12番CHENEYに突破を許してしまう。
日本は中盤でボールを奪うと、素早くボールを繋いで前線の裏へと抜け出すタイミングにスルーパスを狙うが、ボールが伸びるようで、ラストパスが合わない。
対するアメリカも中盤で厳しく来るとともに、一気に前線へと送って、ゴール前での勝負をしてくる、どちらかと言うと、序盤はアメリカの方が狙い通りのサッカーをしてきているように見える。
アメリカペースの試合展開で、日本は度々ピンチを招くと、29分には、20番WAMBACHが強烈なミドルシュート、これはバーに直撃、日本は完全に耐える展開。
日本も31分、前線に良い形でボールが入ると、大野忍が時間を作ってからのスルーパスに安藤梢が抜けるが、シュートは力が無くGKの正面。
終盤になってくると、アメリカの攻撃での迫力は変わらないが、中盤での守備が甘くなってきて、日本が少しずつペースを掴み出して、前線へとボールが繋がるようになってきて、チャンスを作れるようになって所で、前半終了。
耐え抜いた日本
思った以上に立ち上がりから潰しに来たアメリカに対して、日本は中盤で思い通りにボールを繋ぐことが出来ず、なかなか思い通りのサッカーをさせてもらえなかった前半だった。
そこからの前線へとボールを入れての迫力は流石だと思われたが、しかし、そこを耐え抜いて0点に抑えた事は大きい。
おそらく序盤で勝負を決めてこようとアメリカは意図していたように思えるだけに、そこを耐えた事で、前半の終盤は、アメリカの勢いが落ちてきていて、足が止まってきていて、日本がボールを繋げるようになって、チャンスを作ることが出来た。
また、中盤と最終ラインでアメリカの2トップを挟み込んで、序盤ほど簡単にボールを入れさせなくなった事は大きい。
但し、アメリカの前線の迫力は健在で、気を抜けば点を奪われる可能性があるだけに、後半もとにかく集中して守る必要がある。
その際に、最終ラインから繋げるのは日本の強みではあるが、そこでミスからボールを奪われて危ないシーンが生まれたのは事実ですし、ここまでの大会を通じての日本の失点シーンは自分たちのミスからというのが多い。
だからこそ、こういう試合では、ある程度安全にクリアする事も大切になってくる。
後は、中盤で澤が警戒されていて、その分阪口夢が空いている事も多く、そこからの展開、ただ、時間をかけるとプレッシャーをかけてくるので、そこで素早くサイドへと展開できるかどうか。
攻撃に関しては、GKのSOLOのポジショニングが良いので、なかなか難しいが、しかし、アメリカのCBは裏を取られた場合の反転しての動きが遅いので、裏を突くことがどれだけ出来るのかという部分が鍵になりそうだ。
後半
アメリカは12番CHENEYに代えて13番MORGANを投入、日本は交代選手はなく、アメリカのキックオフで後半開始。
後半も立ち上がりはアメリカがプレスを仕掛けて、攻め込んできて日本は危ないシーンが多く、ギリギリで耐える展開が続くが、日本も前半の終盤同様、徐々にプレスをくぐって、前線へと繋ぐシーンもある。
日本は66分、大野忍に代えて丸山桂、安藤梢に代えて永里優を同時に投入して、川澄奈を右サイドに回して、2トップは永里優と丸山桂にしてきた。
日本は68分、川澄奈の仕掛けからチャンスを作って、永里優にボールが入るが、しかし、囲まれてつぶされると、そこで奪ったボールを一気にアメリカは前線へと放り込んで、13番MORGANが抜け出してシュートを日本のゴールに突き刺して、69分アメリカが先制する。
先制したことでアメリカは、ペースダウンして、時間をかけてボールを回し、日本は前掛かっていくことで、徐々に日本が攻めるシーンも増えるものの、なかなかシュートまではいけない。
81分、日本は高い位置でボールを奪うと、右サイドへと展開、永里優のクロスをニアサイドで丸山桂が競って、こぼれ球をアメリカがクリア出来ないところで、日本は詰めていた宮間が奪ってゴールに押し込んで、日本同点。
同点に追いついたことで日本がリズムを掴んで攻めるようになってきて、アメリカは足が止まってきてプレスが弱くなってきた事で、日本の方が優勢に試合を進めるようになるが、アメリカも終盤には点を奪いに攻めてくる。
お互いに点を狙うが、しかし、ゴールは奪えずロスタイム2分も経過して、1-1で延長戦へ。
延長
どちらも交代はなく、アメリカのキックオフで延長開始。
延長アメリカが再び攻勢を仕掛けてきて、日本が耐える展開になって、左サイドで粘ったアメリカが13番MORGANがドリブルで仕掛けてきてのクロスに20番WAMBACHがピンポイントで合わせてヘディングシュートを決められて、104分、アメリカがリードを奪う。
後半に入るとアメリカは無理をして前に出てこなくなったために、再び日本がボールをキープできて、チャンスを作ることが出来てくる。
疲労が目立ってきているアメリカは、114分に15番RAPINOEに代えて、17番HEATHを投入する。
117分、日本は左CKから速いボールにニアサイドへと飛び込んだ澤が合わせて蹴り込むと、日本が同点に追いつく。
日本は119分、最後の交代で、途中出場の丸山桂に代えて岩渕真を投入する。
日本はロスタイムに入る直前、アメリカの13番MORGANへの突破に対して岩清水梓がスライディングで止めるが、これがファールで得点機阻止という事かRCで退場。
このFKを跳ね返した後、ロスタイムも経過、勝負の行方はPK戦へと委ねられる。
PK戦
7番BOXX(USA) × 右を狙ったシュートは海堀が足を残してセーブ。
8番宮間(JPN) ○ 冷静にGKの動きを見て逆の右に決める。
10番LLOYD(USA) × 大きく上に外す。
17番永里(JPN) × 左を狙うがSOLOが足で止める。
17番HEATH(USA) × 左を狙ったシュートは海堀が完璧に読んでセーブ。
6番阪口(JPN) ○ 左隅を狙ったシュートは、SOLOに触られるもゴール。
20番WAMBACH(USA) ○ 正面やや左に決める。
4番熊谷(JPN) ○ 左上に叩き込む。
日本がPK戦の末、WC初制覇。
日本が世界の頂点へ
凄い、やった、素晴らしい!!
いや、もう本当に言葉もない。
まずは、おめでとうなどしこジャパン、ありがとうなでしこジャパン!
後半も、アメリカの猛攻の前に、劣勢に立たされて、先制点を許した時は、また、負けるかと思ったが、しかし、最後まで諦めないなでしこの強さが、二度同点に追いつくことが出来た。
ここまで、毎試合ヒロインが登場して、ドイツ、スウェーデン、アメリカと戦い抜くことが出来た。
ただ、この試合に関しては、同点ゴールの宮間や澤だけでなく、アメリカの猛攻に耐えた熊谷紗に岩清水梓、そして、PKを止めまくった海堀、それだけでなく、120分間運動量が落ちずサイドで戦い抜いた川澄奈であったり、試合のバランスを取り続けた阪口夢だったり、しんどい中でも最後まで前線まで駆け上がった両SBの鮫島彩に近賀、そして、安藤梢や大野忍、丸山桂と言うメンバーが前線から追いかけて戦い抜くことが出来た。
誰がというよりも、全員の力で勝ち取ったと言えるだろう。
結局、アメリカ相手に勝つことは出来なかった。
記録の上では、これで、4分21敗と言う対戦成績ではあるが、しかし、WCの舞台ではPK戦を制して初優勝を奪うことが出来た。
日本サッカーにとって、あらゆるカテゴリーにおいて、ついに到達した頂点。
本当に、何がというよりも、ただただ、おめでとう、そしてありがとうなでしこジャパン!
澤穂希
誰かがという事は無いと前述したものの、やはり今大会の日本の優勝に、キャプテンである澤の活躍は抜きに語ることは出来ないだろう。
最後まで走り続けるプレーであり、以前のように前線のプレーではなく、中盤の底でバランスを取る事を意識してのプレーになったものの、大会5得点で得点王、そして、大会MVP。
15歳で代表入り、16歳から5回目、そして、おそらく最後のWC(来年のロンドン五輪は目指すのかな?)で見事な結果、カズがクィーンと評していたが、まさに日本サッカーのクィーンとして君臨して、日本を引っ張る。
日本が優勝という最高の結果だけでなく、日本人が獲得したことのない栄誉を得ることが出来たのだが、それを取った事、これは日本にとって非常に価値ある事だろう。
これで、日本はこれから先、ロンドン五輪も含めて、追われる立場になった。
初めて日本が経験する立ち位置だけに、これからのなでしこジャパンの見える世界、澤が見る世界は非常に興味深い。
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