J1第26節 浦和 vs 京都
浦和は勝てば2位まで順位を上げられるだけに、勝っておきたいところ。
対する京都もほぼ残留は決まったとは言え、連敗すればいつでも降格してしまう可能性が高くなってしまうだけに、こちらも勝ちたいところだ。
Jリーグ Division 1 第26節
さいたま市浦和駒場スタジアム/16,225人
浦和 2-2 京都
(浦和) エジミウソン(40分)、高原直泰(42分)
(京都) 中谷勇介(26分)、柳沢敦(49分)
アウェー京都のスタメンは、21 水谷雄一、24 増嶋竜也、23 大久保裕樹、8 水本裕貴、22 渡邉大剛、3 シジクレイ、14 佐藤勇人、4 中谷勇介、13 柳沢敦、9 田原豊、10 フェルナンジーニョのうーん、4-3-1-2だろうか? 最終ラインが4枚あるようで、前線は柳沢と田原の2トップっぽいのではないかな? いつも通り、分かり辛いですけどね(^^;ゞ
もし4バックなら渡邉が左SBとして久々の起用かもしれませんね。
勝ちきれなかった両チーム
立ち上がりから浦和は左サイドの相馬を中心に良い攻撃を見せるものの、京都も運動量で中は封じて、五分の展開。そんな中で26分、京都のフェルナンジーニョがバイシクルシュートを狙うも空振り、その着地の際に右腕を挫いたのか、負傷退場。しかし、その後のプレーで、大きくゴール前にボールを入れると、浦和のクリアミスでこぼれ、駆け込んで来た中谷が拾ってシュート。一旦は都築が触ったものの、ボールはそのままゴールに吸い込まれるようにこぼれて京都が先制。
京都が先制した後は、浦和が押し込んでいくシーンが増えると、40分、左サイドでFKのチャンスを得ると、そのボールは、水谷が飛び出そうとして飛び出せない、ギリギリの良い位置で、それをエジミウソンがヘディングで決めて浦和は同点。
更に、浦和は、PAの中でエジミウソンが粘って出したパスを受けたポンテが水谷もかわしてシュートは、枠にいかなかったが、それが良い形での高原へのクロスになり、そのまま身体で高原が押し込んで浦和が逆転。
後半に入ると、同点に追いつきたい京都が攻勢を仕掛け、中谷の仕掛けから安藤、田原と繋いで、最後は柳沢のシュートで同点に追い付く。
同点に追いついた後は、京都が優勢に試合を進める。
浦和も選手交代で何とか打開をはかり、闘莉王をFWとして投入すると、漸く闘莉王のプレーで流れを引き寄せるが、結局得点が奪えず、そのままドローで終了。
不可解なエンゲルス采配
正直、最近のエンゲルス監督の選手交代は不可解な面が大きい。
ま、成功すれば誉められ、失敗すれば貶されるものではありますが、それを踏まえても、どうだろうと、上手くいっても偶々だろうと感じたりする事が多い。
この試合の采配で言えば、後半試合の流れが京都にうつったところで、相馬に代えて平川を投入4バックへとシフトさせ、更にポンテを永井に交代させて、フォーメーションは4-4-2の形になった。
ただ、これは疑問手だろう。
何故なら、この試合の京都が恐れていたのは、まさにそのポンテと相馬である。
相馬の突破に前半押し込まれてしまい、その対応の為に、加藤監督は、増嶋に代えて角田を投入して、渡邉を右サイドに回す。
確かに、その結果相馬が前半ほど機能していなかったとは言え、逆に相馬がいなくなった事で、京都はサイドから押し込まれる事が無くなった。
更に、2得点をアシストしたポンテがいなくなると、正直浦和の攻撃に脅威を感じなくなった。
京都としては、結局闘莉王が投入されるまで、浦和の攻撃が怖くなくなって、試合を優勢に進める事が出来るようになった。
正直、エンゲルス監督の采配失敗ではないだろうか?
加藤監督の采配成功
前半早々にフェルナンジーニョが負傷で退場してしまった。
京都の攻撃の一つの要でもあるフェルナンジーニョの退場は、非常に大きいはずだが、しかし、安藤を投入する事で事なきを得た。
試合後の加藤監督のコメントでは、元々から安藤は切り札として起用する事を考えていたそうだ。
そして、その安藤の投入が前線の田原と柳沢との関係性が良く、それがかえって京都の攻撃を活性化させた。
実際に、同点ゴールを奪った一連の流れも安藤の動きでボールを引き出して、素早い球離れから生まれたと言える。
それと、前半、右サイド(浦和の左サイド)を相馬に切り裂かれてしまっていた。
それに対処する為に、増嶋を外して、角田を投入して、右サイドに渡邉を回し、右サイドに優位を作る事が、少なくとも不利を無くす事が出来た。
試合自体は、浦和よりも京都の方が内容的に上回った。それは、京都の方が監督の采配で上回ったと言うのもあるかもしれない。
しかし、試合結果は個人技で勝った浦和とチームとして上回った京都が結果としてドロー。
どちらにとって、勝てなかった試合だったのだろうか。
それは、これからの結果によって分かるのではないだろうか?


