2008年12月02日 [08:59]   Jリーグ | スポーツ | Jリーグ/2008 

J1第33節 横浜M vs 東京V

前身の時代からライバル同士、Jリーグの名門対決も、今季では残留争いの一戦。
数多くのスター選手を配してきた両チームですが、今や時代の流れを感じざるを得ない伝統の一戦。
現在10位横浜Mと16位東京V。
横浜Mは引き分け以上で残留確定、東京Vは入れ替え戦からの脱出の為にも勝点3が必須の戦い。

Jリーグ Division 1 第33節
日産スタジアム/31,474人
横浜M 2-0 東京V
(横浜M) 松田直樹(58分)、長谷川アーリアジャスール(93+分)
ホーム横浜Mのスタメンは、1 榎本哲也、4 栗原勇蔵、3 松田直樹、22 中澤佑二、7 田中隼磨、6 河合竜二、30 小椋祥平、26 田中裕介、14 狩野健太、38 金根煥、17 兵藤慎剛の3-4-3。中澤が復帰、その結果、前節得点を奪っている小宮山がベンチスタート。
対するアウェー東京Vのスタメンは、1 土肥洋一、14 富澤清太郎、17 土屋征夫、5 那須大亮、4 和田拓三、23 福西崇史、6 菅原智、8 柴崎晃誠、16 飯尾一慶、36 大黒将志、25 平本一樹の4-3-3。ディエゴの出場停止は今季最後までになったために、日本人のみのスタメン。

残留を決めた横浜M
立ち上がりから両チーム守備で厳しくいくことで、なかなかボールが落ち着かない。
しかし、前半も終盤になってくるにつれて、東京Vがカウンターから決定的なチャンスを作る。
特に40分の右サイドでのパス交換からゴール前、ニアで平本が合わせたシーンは、決定的だったが、残念ながら枠には飛ばなかった。

後半に入ると、横浜Mもチャンスを作る。58分、中盤で松田がボールを奪うと、そこからドリブルで持ち上がると、東京Vの選手は誰もチェックに行かず、そのままミドルシュートを放つと、GK土肥の指先を掠めてゴール、横浜Mが待望の先制点をあげた。
先制の後、横浜Mが東京Vを圧倒しだすが、東京VのCB土屋と那須がギリギリでプレスをかけ、またシュートが枠に飛ばず、追加点はなかなか奪えない。
ロスタイム、東京Vが苦し紛れに出したパスを奪った長谷川が、そのままシュートを決めて、横浜Mが決定的な追加点をあげる。

残留を決めた松田のプレー
この試合、3バックの中央に入った松田が、前半から守備では相手の攻撃を厳しいマークで潰し、そして、後半には、膠着した試合内容を一気に動かす、決定的な得点をあげた。
今季、中盤で起用されたりと、なかなか本職であるCBでの起用が無かったのだが、木村監督は、復帰してきた中澤を左に回して、3バックならば松田と中央に起用した。
その信頼に応えるかのような素晴らしいパフォーマンスを見せた。
また、中盤での起用もあって、元々攻撃参加には定評のある選手ではあったが、この試合のシュートなどは、その副産物だったかもしれない。それほど、素晴らしいシュートであった。

残留を決めた横浜M
この試合はとにかく、序盤からボールに対して激しく、両チームとも球際に強い試合だった。
なかなか、試合が落ち着かない中で、少しずつ横浜Mがボールをキープできるようになったのだが、しかし、東京Vのカウンターで決定的なシーンを作られてしまうなど、前半はやられた感が強い。
それでも、後半に入ると、特に狩野のドリブルからのシュートなど、積極性が前線の選手に出てきて、東京Vが、かわされる事を恐れたのか、少しずつラインを引いてきた。
その隙を逃さず、松田が、まさかの自陣からのドリブルでゴール前まで攻めあがると、そのまま思い切ったシュートで先制点をあげた。
その後は、サイドからを中心に攻め続けることで、試合の主導権を握って、最後は、ロスタイムに止めをさして試合を決めた。
これで、横浜Mは残留を決めて、最終節に望む事が出来るようになった。

耐え切れなかった東京V
東京Vも高い位置からのプレスを仕掛ける事で、素早く横浜Mの攻撃を潰して、そこからのカウンターで、前半の終盤には何度か惜しいシーンを作る事が出来た。
そこで、決め切れなかったのが、敗因かもしれない。
それでも、この試合ではCBの土屋と那須が集中力良く、身体を張った守りを見せて、横浜Mの攻撃を潰していた。
ただ、後半、ほんの少しの油断から、松田をノーマークにしてしまい、結果として、その松田にゴールを許してしまった。
その後、中盤の選手を代えて、何とか劣勢を挽回しようとするが、なかなかチャンスを作れず、ロスタイムには、急いで攻めようと言う焦りが出たのか、中途半端にゴール前で中に戻したボールを横浜Mの長谷川に奪われて、決定的な2点目を奪われてしまった。
最終節は、ここ2試合4得点ずつと持ち前の攻撃力を爆発させている川崎Fとの対戦だが、残留の為には、絶対負けられない。
この試合、見せたような隙は、川崎F戦では見せられないが、この試合見せていた高い位置からの潰しが90分間持つのであれば、可能性は十分あるだろう。

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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。