2009年01月05日 [21:17]   全国高校サッカー選手権大会 | スポーツ | 第87回高校選手権 

第87回選手権大会準々決勝結果と感想

さて、高校サッカーもベスト8。
今年は休みの関係で、一旦ベスト8で終わって、残りは週末に行われる。
また、本来ならベスト4で国立だが、今年は埼スタで行われるなど、異例だらけだが・・・
まずは、こんな結果に・・・
準々決勝の結果。

駒沢陸上競技場
前橋育英(群馬) 1-0 国学院久我山(東京B)
四日市中央工(三重) 0-2 広島皆実(広島)
ニッパツ三ツ沢球技場
鹿島学園(茨城) 2-1 大津(熊本)
滝川二(兵庫) 2-6 鹿児島城西(鹿児島)
(公式サイト準々決勝)


終わってみれば、ここまで波乱の少ない大会になってきたような気がする。
もし波乱をあげるとしたら、初戦で負けた市船くらいなものか?
実際には野洲が鹿島学園に負けた事も驚きだが、しかし、実際のサッカーを見れば、納得できる。

これでベスト4は、IHベスト16に高円宮杯ベスト8の前橋育英。
IHは2回戦敗退、高円宮杯はGL3位だったが、しかし、中国地方1位の広島皆実。
IHベスト16の鹿島学園。
そして、IHベスト8、高円宮杯ベスト8の鹿児島城西。

この1年の実績で言えば、最も有利というか、最も成績が良いのが前橋育英だろう。
中盤の米田を中心に、コンパクトなサッカーで、プレスも効果的である。
それが、今大会これまで無失点できている事からも、攻守のバランスが良いと言えるだろう。
特にこの準々決勝では、2試合連続7得点の圧倒的な攻撃力を誇る国学院久我山を0封、その実力は折り紙つきだろう。

それに対するのは、今大会の実質的な優勝候補である鹿児島城西。
U-19日本代表FWでもある大迫勇也が持て囃され、彼が目立っている。確かに4試合連続2得点と言う結果も残している。
しかし、チーム全体で大迫勇也を使い方を分かっており、そして大迫勇也も自分がチームの中でどんな役割を担って、どう生きるのか分かってプレーしている。
昨年の大前元紀と同じタイプだが、それ以上に体格と得点センスに優れている。以前にも書いたが、平山を擁して全国を制した当時の国見に近い匂いを感じるチームになっている。

逆ブロックでは、初戦で帝京をPK戦の末破り、2回戦では徳島商と2-1、3回戦で作陽に1-0、そして準々決勝では四中工に2-0と苦しみながらも堅実な勝利をおさめてきた広島皆実。
おそらくベスト4に残った4チームの中で、1年間の実績でも、そのサッカーの結果でも最も地味かもしれない。
しかし、だからこそ、最も手強いチームなのかもしれない。
突出したものが無い分、スキの無いチームに仕上がっている。それが育成として正しいのかどうかは別として、勝てるチームが出来上がっているように思える。

その広島皆実の対戦相手は、開幕戦を国立で戦った鹿島学園。
初戦で一条相手にPK戦で勝った後は勢いに乗って、野洲、情報科学、そして大津と撃破してきた。
このチームも突出した感は無いが、しかし、完成度の高さを感じる。ある意味、同じ鹿嶋のJリーグ優勝クラブである、鹿島アントラーズに通じるものを感じるサッカーをしているようにも思える。

これで、初戦などの結果では、西日本が優勢だったが、最終的にベスト4では、九州1、中国1、関東2と五分の状況で、西と東がそれぞれ決勝をかけて戦う。
つまり、決勝は場合によると西対決、東対決がありえるという事になる。

それと、合わせて、言い方は悪いが、準決勝の組み合わせは、守備の堅いチームと攻撃力のチームの派手な一戦と、完成度の高い両チームによる堅実な一戦というのも興味深い。
さて、最終的に来週の今87回目の栄冠に輝いているのはどの学校でしょうかね?

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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。