2010年04月27日 [22:37]   のだめカンタービレ | 映画 | 実写映画感想 

『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』観てきました

さて、今更の感想になりますが、先日のコナンと同じ日に、『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』を観てきました。
こちら前編からほとんど間をおかずの後編封切りと、どこかの監督にも見習って欲しいものですが・・・(^^;ゞ

いつも通りネタばれありですので、ご注意を。
スターライントブレイカーッ!!!!(ぉぃ)

はい、と言う訳で、感想なのですが、面白いのは面白かったのですが、いくつか捨てた部分もありましたね。

前編が千秋の物語だとすれば後編はのだめの話。
それは、最初から分かっていたのですし、原作の展開からもそうなるのは明確でした。
その意味でも、終わり方は、まぁ、あぁするしかない、それ以外では、強引に共演しておしまいとするしかないのですから、あれはあれで仕方が無いのでしょうが、少し、時間の制約もあってか、最後が急ぎすぎたかな?
もし、後30分あれば、もう少し見せ方も変ったのだろうし、その方が原作的にも面白くなったんじゃないかなと言う残念感はありますが、しかし、十分見る価値のある面白い作品には仕上がっていると思います。

但し、この映画を観る前に、絶対に前編と、テレビドラマ版も観ておく方が良いでしょうね。
そうじゃないと、やっぱりゼロクリアして考えると、この組み合わせってありえない気がしますし、何故、のだめがピアノを弾いていて、それを辞めたくなるのかといった部分が、全く分からないままになってしまうでしょうからね。
そういう意味では、一見さんお断りと言うか、少なくとも原作を読んでいるか、アニメとかドラマを観てから来いという、フィルターをかけられた映画になってしまっている気がしますね。

もう少し内容に踏み込むと、やはり、このドラマは、実写での漫画的表現の実現と言う、実験的な意味合いも含めて、意欲的な作品として通しましたね。
以前から何度か書いたことがあるように、小説や漫画、アニメに実写と言うのは、結局表現の違いであり、そこに上等下等とか、優劣は存在しない。
漫画の実写ドラマや映画化が増えていたり、小説を原作にした漫画などもありますが、必ずしも元作品が面白くても、それが成功するとは限らないのは、ようはその表現の違いを理解していないからでしょうね。
漫画でも実写にし易いものもありますし、それは逆も然り。
ただ、それを強引に実写で表現しようとして失敗と言うのはある。
その中で、その漫画的表現、アニメ的表現を実写に取り入れた作品として、一つの価値ある作品となっているのではないだろうか。
あからさま過ぎて、鼻につくような部分もありますが、それと同時に、それが面白いと言う面もある。

その上で、
スターライトブレイカー!
もしくは
レリーズ

ま、映画を観た人なら同じフレーズを思い浮かべた人もいるんじゃないかと言う、軽いオタク的なネタとして・・・
本当の意味合いは、シュトレーゼマンの悪魔的な誘いを表現しているんでしょうけども、それが、前述のような感想に・・・
本当にオタク的な話ですけどね(^^;ゞ

ところで、前編のラストでシュトレーゼマンは耳が聞こえなくなってきていてと言う設定を作っていたし、音楽家生命が終わりそうだと言う感じだったのだが、後編ではその設定は消えたかのような振る舞いですね。
確かに、最後の一花的な発言や、やっぱり終われない的な発言をしていましたが・・・
ただ、うーん、折角の前編での引っ張りが無意味に終わらされたのは残念ですね。

それ以外でも、のだめの失踪が、結局時間の都合で、ここが、本当に残念だったのですが、まさに時間の都合で、自室でゴミに埋もれていただけと言うのはなぁ・・・
本当は色々なところをみてこないといけないんだけどね。
その代わりに、上の階の幽霊学生を投入したのでしょうけど、あまり、意味も無かったなぁ・・・
それどころか、思わせぶりに登場させたわりに、あまり効果的とは言えないな。
その辺、本当に時間の都合とかがあって、残念で仕方が無い。

しかし、それらを含めても、面白いのは間違いないし、上野樹里は上野樹里であり野田恵でしたし、玉木宏は玉木宏であり千秋真一でしたね。
そのキャスティングの良さも含めて、のだめは、後編だけで話すのではなく、ドラマから劇場版後編までを一括として面白い作品になっていると言えます。
ドラマから観るべきですから、初見で人にはお勧めしないが、そうでなければ、前編と後編は観てほしい作品ですね。
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2010/05/01 01:34:37[心をこめて作曲します♪]

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。