2012年08月22日 [06:15]   コンサドーレ札幌 | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第22節 札幌 vs 神戸

J1第22節。
現在最下位ですが、ここにきて、名古屋や仙台から勝利をもぎ取っている札幌。
ここ5試合を1勝2分2敗、札幌が勝利した名古屋と仙台相手に敗れている13位神戸。
札幌は残留の為には何が何で勝たないといけない試合。

Jリーグ2012 Division1 第22節
札幌厚別公園競技場/8,117人
札幌 2-4 神戸
(札幌) ハモン(66分PK)、上原慎也(74分)
(神戸) 田代有三(2分)、野沢拓也(53分、81分)、都倉賢(83分)
ホーム札幌のスタメンは、30 杉山哲、2 日高拓磨、29 奈良竜樹、39 金載桓、6 岩沼俊介、5 山本真希、10 宮澤裕樹、15 古田寛幸、37 ハモン、8 砂川誠、38 テレの4-2-3-1。
札幌は、前節の仙台に勝利したのと同じメンバーで挑む。
アウェー神戸のスタメンは、30 徳重健太、25 奥井諒、4 北本久仁衛、22 高木和道、3 相馬崇人、18 田中英雄、27 橋本英郎、8 野沢拓也、21 茂木弘人、10 大久保嘉人、11 田代有三の4-2-2-2。
小川慶が出場停止で、茂木弘をスタメン起用、また、伊野波ではなく高木和を起用する。

神戸が勝利
立ち上がり早々、左サイド基点を作って、相馬崇のクロスに田代有が飛び込んでヘディングシュート、これはGK杉山哲が素晴らしい反応で弾いたものの、そのボールをバランスを崩しながらも右足で押し込んで、2分で神戸が先制。
前半は神戸ペースの試合展開ながらも追加点は無く、そして、後半開始早々、ゴールほぼ正面で野沢拓がファールを受けてFK、野沢拓自らが蹴ったボールは壁の上を越えて弧を描くように右上隅に決まって、神戸が2点目を奪う。
そのまま神戸ペースで行くかと思われたが、64分、ハモンが内村圭とのワンツーで抜けようとしたところで茂木弘が後ろから倒してしまってPK、これをハモン自ら左下隅に決めて札幌が1点を返す。
1点を返した事で札幌がリズムが出てくると、74分には、左サイドからのクロスに上原慎がDFの前に入っての打点の高いヘディングシュートを決めて札幌が同点に追いつく。
リズムが悪くなった神戸だったが、都倉賢を投入し、81分、田代有が粘ってからゴール前に入れたボールを都倉賢が止めて、野沢拓が蹴り込み神戸が勝ち越す。
更に左サイドでパスを繋いでからのクロスにファーサイドでDFから頭一つ以上競り勝った都倉賢のヘディングシュートが決まって83分、神戸再び2点リード。
その後札幌にチャンスがあったもののゴールを奪えず、試合終了。

采配の妙
前半の出来は神戸が良かったものの西野監督は納得できる出来ではなかったようだ。
その影響か、後半早々に神戸が追加点を奪った後、札幌が3バックにして前線を2トップにしてきた事で、神戸をおしこんでいって、PKから1点を返すと神戸は、リズムが悪くなって、中盤で札幌が優勢に戦えるようになっていく。
サイドからの攻撃を含めて、札幌ペースになった中で札幌が同点に追いつくという、石崎監督の采配が当ったという所だろう。
ただ、ここから、今度は西野監督の采配で、同点にされた事で、こちらも都倉賢を投入して、前線の高さをあげる事で、再びリズムを取り戻すと一気に2点を奪って、結局2点差で勝利。
両チームとも監督の采配によって、面白いゲームを演出した試合だった。

判断に迷う札幌
2点差を追いついたという事で良しとすべきか、結局4失点した事をダメとするか。
ま、今の札幌の状況で、負けた事は、何よりもマイナスなんですが、しかし、試合の中で2失点して、しかも、神戸ペースの試合の中で、石崎監督の采配も含めて、見事に同点に追いついたこと、それは、間違いなく、残り少ない試合数ではあるが、札幌にとってプラス材料だろう。
悪い流れから自分たちのペースに持ち込んで、終盤、再リードを許した後、決め切れなかったものの神戸ゴールを脅かしていた事もあり、決して悪くは無かったし、むしろ、後一歩で勝てる所まで神戸を追い詰めたという意味でも良かったと言える。
但し、4失点、それもサイドを崩されてのクロスにやられたパターンで、似たようなというと、少し違うのですが、しかし、サイドを突破されてからのクロスでやられたという意味では同じ形に3点を奪われたという事実は反省点だろう。
確かに追いついていくために3バックにした影響と言うのはあるのは間違いないだろうが、しかし、サイドからやられるのを繰り返して失点してしまっては、折角の同点も意味が無くなってしまう。
同点に追いつけた、そういう戦い方は良かったものの、折角追いついても同じパターンで失点を繰り返さないようにする事、それが何よりも大切だろう。

野沢拓也の存在感
本当に野沢拓が入った事で、神戸は非常に良くなった。
キックの精度の高さはあるが、昨季のセットプレーでの精度の悪さが改善されただけでなく、彼からのパスでゴールに結びつく形が増えた。
直接FKでゴールを奪った事を含めて、2点を奪ったのもそうですが、やはり真骨頂となるのは、4点目となったクロスの精度だろう。
そこまでの崩しが神戸のサッカーの上手さではあったのだが、最後に繋がる見事なクロスをピンポイントで合わせたキックの精度の高さ、それが野沢拓の良さであり、それが、彼を獲得した神戸の強さに繋がったと言えるだろう。
オフの動きで、毎年のように神戸は自分たちの弱点を客観視しての補強の動きが出来ているのですが、それが機能しきれないという事も多いのだが、少なくとも今季のサッカーにおいて、補強がうまく行っていたと言えるだろう。
野沢拓がいる事で、田代有と都倉賢と言う前線の強い二人が活きていく、その存在感が、今の神戸の強さに繋がるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。