2012年08月27日 [05:22]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第23節 神戸 vs 鳥栖

J1第23節。
ここ5試合を2勝2分1敗、勝点だけなら9位と同じで、6位磐田と勝点差2で11位の神戸。
昇格1年目、開幕前に天皇杯優勝していたF東京よりも地味な扱いだったが、ここで7位と上位が見えている鳥栖。
前回の対戦では鳥栖が勝利、ただ、神戸が勝てば順位は入れ替わる一戦。

Jリーグ2012 Division1 第23節
ホームズスタジアム神戸/13,471人
神戸 0-0 鳥栖
ホーム神戸のスタメンは、30 徳重健太、25 奥井諒、4 北本久仁衛、19 伊野波雅彦、3 相馬崇人、18 田中英雄、27 橋本英郎、8 野沢拓也、21 茂木弘人、13 小川慶治朗、11 田代有三の4-2-2-2。
大久保嘉が負傷欠場だが、小川慶が出場停止から復帰。また、伊野波が高木和に代わって起用。
アウェー鳥栖のスタメンは、1 赤星拓、15 丹羽竜平、5 キム・クナン、20 呂成海、3 磯崎敬太、25 早坂良太、14 藤田直之、6 岡本知剛、10 金民友、22 池田圭、11 豊田陽平の4-4-1-1。
赤星拓が久々のスタメン、また、岡本知が出場停止明けで、池田圭をスタメン起用とスタメンを入れ替えてきた。

蹴り合い合ドロー
両チームとも縦に早く攻める中で、CBのコンビがしっかりと跳ね返し、CHの二人が挟み込むなど、蹴り合いに近い戦いの中で、なかなかチャンスを作り上げる事が出来ない展開が続く。
前半蹴り合いの中で劣勢だった神戸は、後半立ち上がりから都倉賢を入れて田代有とのツインタワーで、蹴り合いに真っ向から挑む。
55分、この試合の最初と言うべきビックチャンス、左サイドでのFKを神戸がクリアしたボールがゴール方向でポスト直撃のあわやOG、そのこぼれ球を拾った鳥栖がシュートまで行くもののギリギリで神戸DFが跳ね返す。
鳥栖に得点の可能性が生まれてきた中で、神戸も右サイドからの崩しで奥井諒のクロスをファーサイドで田代有にぴたりとあってヘディングシュート、ただ、これはGK正面。
79分、神戸は左サイドを抜けた朴からのクロスに都倉賢がヘディングシュート、これが決まったかと思われたが、GKチャージでノーゴール。
85分、鳥栖も自陣から一気に前線に縦パスを水沼宏がトラップから、少し中に入ってのアーリークロスを入れると、ファーサイドで豊田陽がフリーでヘディングシュート、ただ、これはバー直撃。
更にアディショナルタイムにも、鳥栖が、右サイドで野田隆が粘ってから、水沼宏に繋いで、そこから一気に逆サイドへと展開すると、藤田直がダイレクトボレーに行くが、これはGK徳重健がセーブ。
しかし、どちらもゴールは奪えず、ドローで試合終了。

蹴り合い
正直、サッカーと言う感じがあまりしない試合だった。
両チームともボールを奪ってからの蹴り合いと言う形になって、単発な攻撃を繰り返すだけで、両チームのCBにCHの4人がしっかりとブロックを作っていた為に、そこで良い形で攻め切れず、ゴールを奪えそうな可能性のある攻撃自体があまりに少なかった。
ただ、神戸と鳥栖の今の順位の差からか、この試合の主導権と言うか、試合の展開自体は鳥栖の狙い通りであり、神戸は高い位置からのプレスを仕掛ける事が出来ず、ショートカウンターも出ず、かといって、西野監督になってから目指しているパス回しでのポゼッションも生まれず、蹴り合いに応じてしまった事もあって、試合は大味なものになってしまった。
お互いに、蹴って走るというだけであり、終盤になって、漸く両チームとも良い攻めと言うか、チャンスもあったものの、激しい割に、厳しく言うとサッカーとは言えない試合になっていた。

蹴り合いに応じた西野監督
西野監督は、前半のサッカーにならない展開から、後半、ポゼッションをもう少し上げる為にどうするのかと思ったら、都倉賢を投入して、田代有とのツートップに長身の選手を並べるという形で、まさかの蹴り合いに応じる展開にしてきた。
ま、確かに、展開的に自分たちのサッカーに持ち込むのは難しかったかもしれないが、しかし、そこで蹴り合いに応じた結果は、確かにチャンスを作る事が出来ていて、綺麗事ではなく、勝負自体は勝たないといけないという事を考えて、狙ったのかもしれない。
しかし、結果として、試合自体が大味なサッカーで、つまらないものにしてしまったように思える。
大きな蹴り合いであるから、運動量は増えてしまって、夏場のサッカーにしては厳しい事をやっているし、選手自体は良くやったとも言えるが、それでも、神戸が結局、鳥栖のサッカーに付き合った結果、内容でも鳥栖に遅れをとってしまって、勝たないといけなかったのに勝てなかったという結果になったように思える。

狙いは当たったが
逆に鳥栖は狙い通りのサッカーだったかもしれない。
元々、前線の豊田陽に当てて、そこから2列目以下が攻め上がって行く形で、押し込むのが鳥栖のサッカーだったのですから、狙いと言う意味では、狙い通りですし、内容では鳥栖が上回っていたと言えるでしょう。
でも、そこに関しては、北本久と伊野波がブロックを作っていて簡単に跳ね返されてしまっていた。
後半に投入された水沼宏が感じたように、どちらかと言うとサイドからの攻撃に遅れをとっていたように思える神戸の守備でしたが、しかし、そこをつくことはほとんどせず、単調に蹴ってと言うサッカーが繰り返されていた。
それこそ、水沼宏が起用されて、そこからクロスでチャンスを作ったシーンが何度かあっただけに、もう少し考えてプレーを出来ていれば、もっと変わった展開に出来たように思える。
それだけに、非常に残念な試合にしてしまったようにも思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。