2012年08月30日 [23:02]   U20女子W杯 | スポーツ | U-20/日本2012 

U-20女子WC2012 日本 vs 韓国

U-20女子ワールドカップもセカンドステージ。
グループAを1位通過したヤングなでしこのベスト8に相手は、2年前のU-17WC決勝でPK戦の末、優勝を持って行かれた韓国が相手。
ここらでリベンジも兼ねて叩き伏せて、ベスト4で、ドイツかノルウェーと言う相手と戦いたい。

FIFA U-20 Woman's World Cup Japan 2012
[26]Quarter-finals 国立霞ヶ丘競技場/24,097人
日本 3-1 韓国
(JPN) 柴田華絵(8分、19分)、田中陽子(37分)
(KOR) JEOUN Eunha(15分)
日本のスタメンはこんな感じ。
U-20女子WC2012日本vs韓国
これまでの1トップの道上彩に代えて西川明が起用され、中盤も、前の試合ではスタメンを外れた藤田が復帰。また、右SBも高木が起用されてきた。

前半
日本のキックオフで試合開始。
立ち上がりは、両チームとも慎重な入り方だったが、8分、西川明からの絶妙なスルーパスにタイミング良く飛び出した柴田華が飛び出してきたGKよりも早くシュートを無人のゴールに流し込んで、日本が先制。
更に10分には右サイドに流れた田中陽からDFとGKの間を狙ったクロスに西川明が飛び込むが少し合わず。
日本が優勢に試合を進めだしていたが、15分、カウンターから左サイドの20番LEE Geumminにボールが入ると、ドリブルで日本の守備を崩してからクロス、中央でフリーで待ち構えていた11番JEOUN Eunhaがヘディングでゴールを決め、韓国が同点に追いつく。
しかし、すぐさま日本も攻勢に出ると、中央でボールを受けた柴田華がトラップでDFをかわして、強烈で、そして左隅にコントロールされたミドルシュートを叩き込んで、19分日本が突き放す。
34分、韓国は早くも8番LEE Jungeunに代えて9番MOON Miraを投入する。
球際に厳しくなって、両チームとも勢いが出てくると、37分、右サイドで高木から田中美、そして、そこから高木に繋いで、縦に抜けていってからクロスに、フリーで田中陽が無人のゴールに流し込んで、日本3点目。
前半終了間際の45分、日本は高木に代えて中村を投入する。
最後はFKを直接狙わず横にパスをした瞬間に前半終了。

見事なゴールでリード
内容的には大きく上回っているという訳でもないが、しかし、危ないシーンは無いので、ヤングなでしこが優勢なのは間違いない展開。
1失点のシーンは、やられてしまいましたが、それ以外では、しっかりとプレスを仕掛けてヤングなでしこがパスを回し、優勢に進める事が出来た。
そして、3点共に素晴らしいゴールで、1点目はカウンターからスルーパスで完璧に裏に抜けてゴールですし、2点目はボールを受けてからシュートまでが完璧なミドルシュート、そして、3点目はサイドから完全に崩してのゴールと、それぞれヤングなでしこらしいというか、日本らしいサッカーで優勢に試合を進める事が出来た。
その意味では、高木が交代したのは意外と言うか、もし負傷などだったら想定外だろうが、それ以外では、油断さえしなければ大丈夫な展開になりそうだ。

ま、ここまで来た相手ですし、U-17WCの時も3-3でのPK戦でしたから、気を抜かずに行く必要はあるものの、内容以上に力の差は感じさせる前半だった。
ただ、相手は男子に限らず、過去にはなでしことの試合でも顔面に蹴りを入れるような国が相手ですから、2点差で試合が進んだ際にラフプレーで怪我をしないようにすると同時に、前半の1点のような、カウンターから裏を取られた時に、やられてしまった事を踏まえて、しっかりとゴール前ではマークを外さず集中した守りが大切になる。
後半早々に4点目を取って、気持ちを叩き折って、後は楽に戦いたい所ですね。

後半
両チームとも前半終了時のメンバーのまま、韓国キックオフで後半開始。
立ち上がりこそ日本が攻撃に出るが、徐々に日本のペースが落ちてきて、韓国が攻勢を仕掛けてくると、日本は押し込まれるような展開になってくる。
日本も60分には左サイドの浜田遥のオーバーラップからクロスにファーサイドで、田中美が飛び込むが、ここはDFがクリア、そして、ここで日本は二人目の交代として、浜田遥に代えて横山久を投入、その横山久が左に入って、田中陽が左SBとポジションを変える。
69分韓国は2枚目の交代で20番LEE Geumminに代えて14番LEE Sodamを投入。
日本も徐々に押し返しだして、惜しいシュートもあったが、ゴールは奪えず。
86分、日本は最後の交代で西川明に代えて道上彩を投入する。
韓国が押し込んで来ようとする中で、6番SHIN Damyeongが足を攣ってピッチの外に出る。
アディショナルタイムに、6番SHIN Damyeongが戻れず韓国は4番CHOI Somiを投入する。
そのまま、アディショナルタイム3分が経過して試合終了、日本が勝利をおさめる。

日本初のベスト4
U-17WC決勝での雪辱を見事に果たした。
先制した後、ヤングなでしこの方が力の差があると見せた前半だったのだが、後半に入ると、韓国が盛り返してきて、日本は疲労なのか、ミスが目立つようになると、押し込まれるという展開になった。
とはいえ、最終ラインの部分ではしっかりとブロックを作れるようになっていたのと、韓国が変に焦って強引なシュートやパスなどで、精度を欠いてくれたおかげで、攻め込まれているという感じは無いまま、時間だけが経過させることが出来た。
実際、潜在的なというのか、本来の力の差は、もしかしたら、それ程大きくないのかもしれないが、この試合に関してのみは、ヤングなでしこの力は、明確に韓国を圧倒出来ていた。
ただ、後半のミスが目立ったのは、少しこの後避けたい所だ。
確かに、日本女子は世界レベルでもトップレベルで、上位争いをするのだが、北京五輪での4位以降、女子サッカーの成長著しく、ドイツWC優勝、ロンドン五輪準優勝と結果を残してきている。
それに続くべき、若い世代の成長、それを本当に感じさせるようになってきた。
だからこそ、ヤングなでしこには、自国開催の今大会で結果を残す、それによって、更なる女子サッカーの盛り上げだけでなく、将来のなでしこのレベルアップに繋がる。
そう考えれば、この試合の後半のような、強かな部分はそのままに、出来るだけミスを減らす事、無理する必要が無い時には無理しないという思い切りの良さも大切になってくるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。