2012年09月02日 [05:15]   鹿島アントラーズ | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第24節 鹿島 vs 神戸

J1第24節。
ここ5試合を2勝1分2敗と五分の成績で、微妙な状況に入っている13位の鹿島。
同じく最近の5試合をこちらは2勝2分1敗の成績で来ている11位の神戸。
お互いの勝点差は4と少し空いているが、両チームとも今の状況打開のために勝たないといけない。

Jリーグ2012 Division1 第24節
県立カシマサッカースタジアム/13,798人
鹿島 1-0 神戸
(鹿島) 大迫勇也(23分)
ホーム鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、3 岩政大樹、15 青木剛、7 新井場徹、16 本田拓也、40 小笠原満男、33 レナト、11 ドゥトラ、13 興梠慎三、9 大迫勇也の4-2-2-2。
前節出場停止だった西、ドゥトラ、大迫勇が復帰してきたが、柴崎岳が出場停止、そして、山村和が負傷で今季絶望と言うか、非常に厳しい状況。
アウェー神戸のスタメンは、30 徳重健太、25 奥井諒、19 伊野波雅彦、4 北本久仁衛、21 茂木弘人、18 田中英雄、27 橋本英郎、7 朴康造、8 野沢拓也、13 小川慶治朗、11 田代有三の4-2-2-2。
相馬崇が出場停止で、茂木弘を左SBに下げて、朴をスタメン起用。また、負傷から戻ってきた大久保嘉はベンチスタート。

神戸届かず
お互いにボールがおさまらず、攻め手を欠く中で、23分、小笠原からのボールを受けた大迫勇が思い切った強烈なミドルシュートを放つと、これがGK徳重健の手を弾き飛ばしてゴール、鹿島が先制。
更に33分には、大迫勇が野沢拓をおさえてのカウンターで、抜け出したレナトが、一気にGKと1対1になるかと思われたが、茂木弘が倒してしまう。
後半に入ると、田中英に代えて大久保嘉を投入した神戸だったが、両チームとも高い位置からのプレスが効いていて、チャンスはお互いにあるもゴールは遠い。
ただ、徐々に神戸の方が押し込むシーンが増えて、惜しい田代有のヘディングシュートだったり、ミドルシュートから曽ヶ端が弾いた所で大久保嘉が突っ込んで行ってという決定機があるもののゴールは奪えず。
終了間際にも神戸は、自陣から一気に前線に放り込んだボールを都倉賢がヘディングで競り勝って落としたボールを吉田孝がGKの動きをみてのループシュートを狙うが、これは枠の上を越える。
最後は、強引な体勢からの吉田孝のシュートを、曽ヶ端が素早い反応で止めて、試合終了。

悪くても結果を得る
この試合の鹿島の出来は決して良くなかった。
神戸の守備に、なかなか中盤での組み立てが出来ず、攻め手に欠けていた。ただ、一瞬の隙をついた大迫勇のゴールで奪った1点を守り切った。
高い位置からプレスを仕掛けるという形で神戸の攻撃を封じて、前半に関しては、神戸はボールが落ち着かず、上手く戦えていた。
その上で、後半は押し込まれる中でも、曽ヶ端のビックセーブなどもあって、1点を守り切った。
悪い中でも結果を出す、そう書くと、以前の鹿島の強さが戻ってきたようにも感じるが、内容的には、そこには程遠い状況ではある。
ただ、それでも結果として勝つことが出来た事、何より、終盤での守備の粘り強さなどは、鹿島にとって、プラスとなる勝利だったかもしれない。

基点が作れず
神戸はとにかく自分たちのサッカーの中で基点を作るという事が出来なかった。
元来のサッカーでは堅守速攻ですが、西野監督が指揮を執るようになってからは、中盤で基点を作る形も作り上げて、ポゼッションも出来るようになってきていた。
ただ、この試合は、プレスに関しては、悪くなかったものの、中盤で基点を作る部分で、橋本英にも田中英にもボールがおさまらず、かといって、前線の田代有や小川慶の部分も潰されてしまって、結果として、鹿島の守備の前に自分たちのサッカーの持ち味を出せなくなった。
とはいえ、後半は大久保嘉を投入して、逆に蹴り合いと言うか、カウンター主体にして、奪って早く攻めるという、元々の神戸のサッカーで鹿島を押し込んだ。
基点が作れなければ、カウンターで挑むという事で、神戸の方が引き出しの多さを見せて、内容的に神戸の方が強いという感じが出ていた。
それでも攻め急ぐ形になったので、人数が足りずに後一歩ゴールを奪う事が出来なかった事、それが敗因となったように思える。

激しい試合
どちらにも多少なりとも思いがあったのだろうか。
神戸の今の主力の内、伊野波は一旦、クロアチアリーグに移籍していたが、半年で戻ってきたときに、鹿島に戻らず神戸に移籍、そして、昨季までの鹿島の主力とも言うべき野沢拓、更に田代有と言う縦のラインに元鹿島のメンバーが揃っている神戸との戦い。
そう考えると、鹿島にとっても負けられない試合の度合いは増すかと思うが、ま、元々厳しいあたりをする鹿島ですから、激しい試合になった。
少々の小競り合いがあったりした試合ですが、こういうのは、少しくらいあれば、本当に面白い試合になるし、因縁が各チームに出来れば、サポータ間の盛り上がりにもなる。
ただ、行き過ぎれば、負傷者が増えて、かえって後味が悪くなる。
この試合は、そのギリギリの部分とまではいかなかったものの、今後、楽しみな対決になるかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。