2012年09月17日 [05:11]   個人的な映画の感想 | 映画 | 実写映画感想 

天地明察を観てきました

9月15日に「天地明察」を観てきました。
良く考えたら、7月末からこれで、連続・・・・・・何週だ? とにかく今年の夏場は面白そうな映画が多くて、毎週のように劇場に足を運んでいるな。

いつもの通り、ネタバレがあるので注意。
あれ、手の怪我は?

さて、内容的には、最後の最後に史実に無い事があると出ていましたが、ほぼ史実通りの内容を基にして、話として面白くしているのですけどね、実際に面白かった。
暦と言うのは、意識しているのと意識していないにかかわらず、間違いなくあらゆる生活に密接にかかわっている。
その暦が間違っていれば、確かに色々な不都合が生じるだろうねぇ。

内容的にも面白いのですが、個人的に、何故、恋愛を絡ませる必要があるのかな?
確かに、尻を叩く、発破をかけるというのに妻と言う存在は大きいでしょうけど、この話の流れで言えば、別に他に十二分に人材がいただろう。
それこそ、光圀公だったり、新しい会津公を持ってきても良い、更に言えば、関孝和などなど、一杯いる中で、わざわざ嫁を出す必要は無い気がしますね。
何と言うのか、こういう映画には必ず恋愛を絡ませないといけないというルールでもあるのか、食傷気味と言うのかな、こういうのがなぁ、はっきりといらない。

それを踏まえても面白かった。
で、その中で、何よりも、上手く当時の道策との絡み、事実彼らは一緒に碁をうったりしているらしいですからねぇ。
良く考えたら、この時代って、囲碁の世界で史上最強とも言われる、碁聖本因坊道策だったり、先に書いたように関孝和も、その後の日本の数学界へと影響を与え、日本史上最高の算術家。
そして、光圀公と言えば、大日本史を編纂し、日本の歴史と同時に、鎖国中の日本において世界を意識して日本を作ったというべき人物。
こういう偉大な人物が湧いていた時代ですね。

その上で、非常に面白いし、個人的には、いろんな人に、この映画を観てもらいたい。
何よりも、劇中での「天下泰平が、血を流さない真剣勝負さえも忌避するようになった」的な台詞、それも、成長と言うのか、世の中として停滞しているという評価をしている時代。
個人的に、それって今の日本と同じではないだろうか?
戦後、運良く戦争など経験せず、小競り合いはあっても、謂わば平和ボケして、政治家は権力争いをしながら、新しい事はせず、前例を重視する。
劇中での、朝廷の公家連中が、暦と言う権力を自分たちの手から渡さない為に、無理矢理と言うべき手を使っていく。
そういう部分、今の時代と悪い部分でリンクする、だからこそ、その中で打破するために、色々と奇策と言うべき手をうつなど算哲の良い意味での悪足掻きは、今の日本の状況打破に関しても大切な事だろう。
今自分が何をすべきか、何か壁のようなものではなく、粘つくようなもので絡め取られているような状況を感じているなら、この映画から何かを感じる事が出来るんじゃないかな?

それだけの面白さだけでない、映画だった。
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  『天地明察』お薦め映画 ★★★★★ 岡田准一の表情がいい。算術や天体観測、暦研究など目の前の新しいこと全てにワクワクしている様子が伝わってくる。青年期から壮年期までだけなのに、大河ドラマを見て

2012/09/28 23:17:53[名機ALPS(アルプス)MDプリンタ]

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。