2012年09月20日 [04:49]   おおかみこどもの雨と雪 | アニメ・コミック | アニメ映画感想 

おおかみこどもの雨と雪

今更ですけども、7月21日に「おおかみこどもの雨と雪」を観てきました。

既に上映終了もしている所もあるし、今更感もありますが、ネタバレがありますので。
今の所、結構観ましたが、この夏の作品の中では1、2を争う出来の映画ですね。
今年に広げて考えても、トップクラスに面白い作品だった。

ところで、おおかみおとこの名前は何だったんだろう?
免許証に書かれた名前は、大沢隆夫って書かれていたのか、微妙にピントが合わないような映像で、読めなかったんだよなぁ。
最後まで、名前が分からずじまいでしたね。

さて、内容的には、本当にありきたりな話だと思うんですよ。
おおかみおとこの子供を産んだ所で、父親であるおおかみおとこが亡くなる。
子供を育てた事も無ければ、ましてやおおかみの子を育てるという苦労の中で、病院にも連れて行けず、近所からはクレームをつけられてという中で、田舎で暮らすことにする。
苦労して自給自足から一歩進んだ所で、ギリギリの生活をして、子供が大きくなるにつれて、元々狼であることを自慢していた姉は人として、そして、狼でいたくないと言っていた弟は狼として生きていく事を決めていく。
こう書いても、本当に内容としてはどこにでもある話だと思う。
しかし、それを映像の世界の中で、非常に上手く見せていて、面白い作品にまで昇華している。
この辺は、本当に細田監督の手腕の凄さでしょうね。

前回のサマーウォーズでも、元々ある話だったらしいが、それを上手い見せ方でもって映画として完成させた。
前作は、実写でも出来るだろう事をアニメで作れば、今回は、アニメだからこそ出来る事を見せたという事でしょうね。ま、今のCG技術などを考えれば、実写でも出来るでしょうけどね。

姉の雪に関しては、狼であることを自慢していて、畑を守る為におしっこをして、狼の存在をアピールして山の動物に荒らされないようにしていたりと、小さい頃は狼だったのが、小学校に行くようになると、正体がばれないように、女の子として生活している。
その中で、正体がばれそうな事件が起こるが、それを契機に、本当に人間として生きていく事、と同時に、好きな人に、いや、あの段階では気になる人にというべきか、正体を明かす。
弟の方は、絵本なんかでは狼は悪者であることが多く、体が弱かった事もあって、狼であることが嫌だった筈が、一度の狩りの感覚、それは失敗したものの、それによって、人間の中にいる事の違和感を感じるようになって、徐々に山の中での生活をするようになり、最後は次の長として、狼として山の動物の頂点に立つ。
生き方が大きく分かれる姉弟だが、それを育て上げた花の度量の大きさって言うのかな?
常に苦しくても笑っているという、ただ、その一点を通すための人としての強さが随所に見られて、それが、多くの人が彼女を助けようという気持ちにさせていたのだろうな。

本当に面白い話でしたね。
ところで、細かい所ですが、彼女はいつ免許証を取ったんだろうというか、どこで取ったんだろう・・・
また、先に書いたようにおおかみおとこの名前が分からなかったが、同じように彼女たちの名字ってなんだったのかな?

最後の大雨のシーンでは、花は雨を追っていって、最後は雨に助けられて、駐車場で寝かされているが、あれって、じゃぁ、誰が雪と草平を迎えに行ったんだろうか?
誰も行かず?
それって、次の日どうしたんだろうねぇ。
とか、山の長が狐って、そりゃ確かに狐は狩りが出来るのだが、確か狐の習性と言うか狐は小動物を狩る事は出来て、それは狼を上回るが、狼は集団行動が主で、それによって大きな獲物を狩る事も出来る。
同じイヌ科とはいえ、習性が異なるのに、狐に教えてもらうって可能なのか? この辺はムツゴロウさんにでも聞いてみたいところですね。

とはいえ、細かい事を置いておいても、非常に面白い作品でしたし、一見の価値のある作品ですね。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。