2012年10月09日 [04:51]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第28節 C大阪 vs 鳥栖

残り7節となったJ1第28節。
清水、神戸と連続で逆転勝利をおさめて、ここ5試合を4勝1敗と好調で12位のC大阪。
柏には勝利したものの、前節首位広島相手に完敗、それでも昇格1年目で5位と見事な状況の鳥栖。
鳥栖もACL出場権の為に勝ちたいし、残留が見えてきた所で勝ちで決めたいC大阪。

Jリーグ2012 Division1 第28節
キンチョウスタジアム/10,013人
C大阪 3-2 鳥栖
(C大阪) 柿谷曜一朗(27分、86分PK)、OG(76分)
(鳥栖) 金民友(20分)、豊田陽平(70分)
ホームC大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、17 酒本憲幸、3 茂庭照幸、4 藤本康太、22 児玉新、7 シンプリシオ、2 扇原貴宏、6 山口螢、13 柿谷曜一朗、37 ヘベルチ、9 ケンペスの4-2-3-1。
丸橋祐が出場停止で、代わりに児玉新が今季2試合目の出場出場。また、高橋大が負傷で、負傷上がりの酒本憲が久々のスタメンで右SB起用。
アウェー鳥栖のスタメンは、1 赤星拓、15 丹羽竜平、5 キム・クナン、20 呂成海、3 磯崎敬太、14 藤田直之、6 岡本知剛、8 水沼宏太、22 池田圭、10 金民友、11 豊田陽平の4-2-3-1。
出場停止だった丹羽竜が復帰。

C大阪逆転勝利
序盤から互角と言うか、どこか手堅い試合だったが、20分、右サイドでのスローインで水沼宏が完全フリーで抜け出して、肩トラップで前に落とすと、そのまま持ち込んで、最後は中に入れると、これもフリーで金がゴールに蹴り込み、鳥栖がC大阪の隙をついて先制。
しかし、C大阪もすぐさま27分、左CKをシンプリシオがニアで競ってファーサイドにまでこぼれたボールを、フリーで柿谷曜がヘディングで押し込み同点に追いつく。
同点に追いついたことで、C大阪が試合の主導権を握ってきて、柿谷曜を中心にシンプリシオの攻撃参加やヘベルチやケンペスの動きでチャンスを作りに行く。
C大阪が優勢に試合を進めていたが、70分、鳥栖がシンプリシオのクリアミスのボールを拾って、左サイドを金がドリブルから中に入れると、池田圭が強烈なミドルシュート、これは藤本康の手に当ってこぼれた所を豊田陽が素早い振り足でゴールに押し込んで鳥栖が勝ち越す。
今度もC大阪はすぐに、代わって入った吉野峻が基点となってパスを回して、左サイドへと展開すると、ヘベルチがクロスを入れるとケンペスにはあわなかったが、その裏に入った鳥栖のDFに当ってゴール、OGで76分同点に追いつく。
84分、右サイドで酒本憲が粘ってから、裏に上手く落とすボールをシンプリシオが蹴ると、そこに枝村匠が磯崎敬と競りながら抜け出して倒れた所で、磯崎敬の手がボールにあたりハンド、このPKを冷静にGKの逆をつく右下隅に決めてC大阪が86分逆転。
89分、FKでゴール前に入れたボールにキム・ジンヒョンがパンチングでクリアにいくと、キム・クナンが先にヘディングしてアフターで顔にパンチングを受けた事で、ファール、今度は鳥栖にPKのチャンス、これを豊田陽はタイミングを外したシュートで狙うが、蹴り損ないになって、力の無いボールが正面に飛び、キム・ジンヒョンががっちりキャッチ。
その後は、どちらもチャンスは無くて試合終了、3-2でC大阪が逆転勝利。

3試合連続逆転勝利
C大阪は、これで、3試合連続逆転勝利、しかも、3試合連続3-2の勝利。
見事な勝利と言えるが、本当に面白いゲームであると同時に、もしC大阪を応援しているのであれば、凄く胃の痛い試合だったのではないだろうか?
自分たちの隙から2失点、そして、逆転した後にも、まさかのPK。
C大阪はPKで逆転していたように、PKで同点にされる所だった。
試合としては盛り上がる試合だったが、それだけに、穴のある試合だったようにも思える。
何より、お互いに守備を意識している筈の両チーム、鳥栖に至っては、今季守備によって、ここまでの好順位を手にしていたのだからこそ、この試合の内容は、お互いに不本意なのではないかな?
最終的にはC大阪が勝ったものの、自分たちのミスから失点していた事も含めて、面白いものの、自分たちのサッカーの内容と言う意味では、お互いに反省点の多い試合になった。

4試合連続2失点
3試合連続逆転勝利で、ほぼ残留が決まりそうなC大阪。
苦戦した今季から考えたら、漸く残留が見えてきていて、ここ数試合の勝負強さと相まって、結果だけで言えば、ベストな状況だろう。
但し、3試合連続逆転勝利だが、同時に4試合連続2失点と言う守備の問題を抱えている。
この試合に関しては、確かに丸橋祐が出場停止で、高橋大が負傷と言う状況だった。
その上で、リードされた相手に対して攻める為に、この試合、あまり調子の良くなかった扇原貴に代えて枝村匠を投入した。
しかし、この結果、その後、児玉新が負傷で交代、この段階で代わりの選手がおらず、吉野峻を投入して、ヘベルチを左SBに下げるという緊急事態、ただ結果として、この采配が当って、吉野峻が粘って、ヘベルチのオーバーラップからのクロスでOGを誘った。
その後、茂庭照も負傷退場と守備陣が総崩れのような状態であるC大阪。
クルピ監督の采配が当って、結果として勝っているものの、しかし、それは狙ってと言うのではなく、運良くというべきか、綱渡りのような勝利である。
必ずしも、何かが悪いというよりも、運が悪いという面もあるだろうが、シンプリシオが入って固まったようにおもえる守備組織も、フォローが出来ておらず、連動性が悪くて失点してしまっているという事から、もう少しお互いの動きを考えた守備作りが必要ではないだろうか。

勝てなかった鳥栖
鳥栖としては、運が良いか悪いか。
確かに守備が良くて、C大阪に主導権を握られながらも、耐え抜いていた。
OGとPKは運が悪かったという所だろう。
但し、2得点は、彼らが勝つために、出足が早かった事もあるだろうが、C大阪の隙を見事についてのゴールだった。
完全にフリーになった水沼宏と金でのゴールに、シンプリシオのクリアミスで金が奪って、最後は豊田陽のゴール。
どちらも、そこで動き出せた事がプラスと言うか、勝因ではあるのだが、あの一瞬でC大阪が気を抜いたようなミスをしていた事も事実であり、そこは運良くというべきだろう。
守備の良さでここまできた鳥栖だが、しかし、この試合は、その守備の良さで確かにC大阪の攻撃を跳ね返せていたものの、サッカーの怖い部分と言うか、難しい部分、そして、サッカーがミスのスポーツだという事を見事に証明するような展開になって、それが鳥栖の負けと言う形になったが、鳥栖にとっては何が悪かったというよりも、本当に運が悪かったという試合だったかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。