2012年10月15日 [02:56]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2012 

J2/2012 第38節 京都 vs 富山

残り5節になるJ2第38節。
無条件で昇格が決まる2位以内に勝点で湘南と並んで3位の京都。
降格の可能性がある21位鳥取と勝点が1差で20位、ここ5試合3勝1分1敗の富山。
お互いに状況から考えて、勝たないといけない試合。

Jリーグ2012 Division2 第38節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/9,046人
京都 0-1 富山
(富山) 西川優大(86分)
ホーム京都のスタメンは、1 水谷雄一、8 安藤淳、3 染谷悠太、2 酒井隆介、6 黄大城、7 チョン・ウヨン、15 中山博貴、10 工藤浩平、23 中村充孝、22 駒井善成、13 宮吉拓実の4-2-3-1。
バヤリッツァが出場停止でチョン・ウヨンがスタメン、また、サヌに代わって宮吉拓を起用。
アウェー富山のスタメンは、41 守田達弥、2 足助翔、3 福田俊介、19 池端陽介、30 木村勝太、8 大西容平、25 森泰次郎、11 ソ・ヨンドク、10 苔口卓也、7 朝日大輔、9 黒部光昭の3-4-2-1。
前節出場停止だった福田俊がスタメン復帰。それ以外のメンバーは前節と変化なし。

富山耐え抜く
立ち上がりから京都がペースを握って、パスを回して優勢に試合を進め、富山は京都に翻弄されながらギリギリで耐える展開。
京都ペースの中で、富山は足を攣るなど、疲労してきた中で、得たFKでソ・ヨンドクがフワッとゴール前に入れたボールをニアサイドで西川優がDFに競り勝ってヘディングシュートを叩き込んで、富山が86分先制。
京都が終盤、更に猛攻を仕掛けるも、最後まで富山のゴールを割る事は出来ず、試合終了、0-1で富山が勝利。

圧倒的な展開
立ち上がりから、完全に京都ペースの試合になった。
京都がパスを回して、富山をおしこんで、攻め立てる展開だったが、しかし、富山はゴール前をがっちりを守って、最後の部分で止めるという形、結果として、京都はほぼ全員が相手陣内へと攻め込む中で、富山はゴール前を7人で壁を作り上げるようなゲームの展開になった。
こうなると、今までの対戦と同じように、ドローになるのか、それともどこかで京都が突破していくのかと思われたのだが、終盤、ほぼワンチャンスと言うか、富山にとって、ここぞという所で点を取って勝利。
何回も同じことを書くようだが、勝負事において、圧倒的に優勢な方が勝負をつけられないと、やられている方が、ワンチャンスで倒すこともあるという、まさに典型的な展開。
富山は、足を攣るような選手が出てくるほど、押し込まれていて、必死な展開だったと思うのだが、それを耐え抜くことが出来る粘り強さがあった事、それによって、京都は攻め手を失っていたという所だろう。

手が無かった京都
京都が圧倒的にボールを回していた。
パスを繋いで、富山をゴール前に釘付けにするかのように圧倒的な展開になっていた。
但し、京都の最大の問題点である、ボールを回せているがゴールを決める手が無いという点が出てしまった。
本当に、今季の京都は、そういう問題が改善されていない。
確かに、若い選手がいる事で、当ると点を量産しだすのだが、一旦、落ちると全くゴールのイメージが出てこない。
この辺が、今季の京都が強いと思われ、その通り連勝もしながらも、簡単に連敗してしまって、2位以内になれそうでなれないという状況になっている要因だろう。
ストライカー不在と言うのもあるだろうが、1トップに入る選手も下がったり、サイドに流れてパス回しに参加する、それによってポゼッションが出来るのだが、そこで選手が空けたスペースに入っていく選手がいないというのが問題点だろう。
チョン・ウヨンだったり中山博だったりが、前に出て行く事もあるし、中村充が仕掛ける時もあるが、それは単発と言うか、全体としての連動できている訳ではない。
ゴール前に入っていく、ゴールを狙う選手が一人いれば、他の選手ももっと活きていくと思えるだけに、少々歯がゆい気がしてしまう。

狙い通りの富山
試合後の監督や、各選手の言葉通り、京都に圧倒的に攻められる展開になった。
ただ、それは富山にとって予想通りであり、だからこそ、そこを耐えれば、勝つことが出来るという狙いがあった。
特に、京都は10日に天皇杯で磐田相手に延長からPK戦まで戦っているのですから、どこかで足が止まるだろうという予想もあったと思える。
この点に関しては、京都のペース配分が良くて、特に足が一気に止まるような事は無くて、逆に走らされた富山の方が足を攣る選手が出てくる事になったものの、とにかく、無理に中盤でボールを奪いに行ってかわされてやられるよりも、そこで相手の攻撃を遅らせておいてゴール前を固める、実際に5バックをコンパクトにゴール前に入れて、その前に二人が壁となる事で、7人でゴール前をがっちりと固めており、京都の攻撃がゴール前に簡単に入ってこさせなかった。
ギリギリの所で守田達がはじき出すというシーンもあって、狙い通りとはいえ余裕があった訳ではないだろうが、それでも、最後まで京都相手に崩される事無く、耐え抜いて、その中で、一発のチャンスで決めた。
アウェーという事で、もしかしたらドローでも良かったという意図もあったのかもしれないが、これで勝利をする事が出来た。
富山にとっては安心できる訳ではないが、町田が負けて、鳥取が引き分けた事で、若干余裕が出来てきたという非常に大きな勝利と言える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。