2012年10月22日 [05:55]   川崎フロンターレ | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第29節 川崎F vs G大阪

残り6試合となるJ1第29節。
前節柏相手に競り負けたものの、ここ5試合を2勝1分2敗、若干危ないが、ほぼ中位で終りそうな11位の川崎F。
浦和に圧勝したものの鹿島と引き分け、前節は仙台相手に競り負けて、1勝2分2敗と17位にいるG大阪。
共に攻撃サッカーでJ1を席巻していた両雄だが、今季は思い通りにいかず、ここにきても結果が安定しない両チームの対決。

Jリーグ2012 Division1 第29節
等々力陸上競技場/18,779人
川崎F 2-3 G大阪
(川崎F) 楠神順平(58分)、中村憲剛(72分)
(G大阪) 家長昭博(21分、76分)、藤春廣輝(64分)
ホーム川崎Fのスタメンは、1 杉山力裕、3 田中裕介、15 實藤友紀、5 ジェシ、35 山越享太郎、20 稲本潤一、31 風間宏希、14 中村憲剛、16 楠神順平、13 山瀬功治、10 レナトの4-2-1-3。
ここ最近スタメンをつとめていた大島僚に代わり、稲本潤が久々にスタメン復帰。
アウェーG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、21 加地亮、13 岩下敬輔、15 今野泰幸、4 藤春廣輝、17 明神智和、7 遠藤保仁、10 二川孝広、41 家長昭博、20 佐藤晃大、9 レアンドロの4-2-2-2。
前節から倉田秋ではなく、二川をスタメンに戻してきた。

G大阪が競り勝つ
立ち上がり早々から、中村憲と明神が競り合うなど、非常に激しい展開で、5分には、G大阪が左サイドから二川が入れたクロスに佐藤晃とGK杉山力が交錯。結局、佐藤晃は、プレーが難しく倉田秋と交代する。
お互いに攻撃を仕掛ける展開の中で、21分、家長が縦に入れたボールを二川が見事なヒールで戻して、それを更に倉田秋がヒールで流して、家長に繋ぐと、家長が豪快に決め、G大阪が先制。
両チームとも攻勢を仕掛けて、相手ゴールに迫るが、DFやGKの守りに阻まれて得点を奪えなかったが、58分、左CKからのボールをニアサイドでジェシがヘディングで競り合い、高くバウンドしたボールが流れると、そこに楠神順が難しいボールをヘディングで合わせて押し込み川崎Fが同点に追いつく。
同点にされたG大阪だが、64分には、家長が基点となってゲームを組み立てると、家長から遠藤、そして、倉田秋とダイレクトに横縦と繋いで最後は、藤春廣に出したボールをゴールに蹴り込みG大阪がすぐさま突き放す。
今度は72分、右サイドに展開すると、楠神順が縦に仕掛けてクロスを入れると、ゴール前中央でぽっかりと空いたスペースに待ち構えた中村憲がヘディングで決めて、同点。
しかし、G大阪が76分、右サイドに開いたレアンドロにボールが入ると、ゴール前に入れたボールは川崎Fがクリアするも、こぼれ球を家長がミドルシュートを叩き込んで、再びG大阪が勝ち越す。
お互いに決定的なシーンも生まれるが、ゴールならずという事で、そのまま試合終了。

攻撃的な両雄
お互いに攻撃的なスタイルを出して、自分たちの持ち味、形を出し合うという試合になった。
その中で、とにかく先制点を奪ったG大阪が、そのまま試合を競り勝った。
これで、G大阪にとっては、残留に望みを繋ぐ勝点3を取った事になり、まだまだ残留争いは混沌としそうだ。
この試合に関して言えば、攻撃は見事であり、一瞬のスペースを突いたり、カウンターだったり、パス回しだったりと言う事が出ていた。
その分、守備の部分で問題が見えるようなところもあったのだが、どちらが勝ったとしてもおかしくなく、先制点をG大阪が取った事でG大阪の勝ちになった。
後半に入って、川崎Fが2度同点に追いついたものの、すぐさまG大阪がゴールをあげて勝ち越していった。
過去にも点の取り合いになった試合が多い、両チームの戦いは、この試合も、その過去の試合と同じく点の取り合いとなり、ほんの少しの差でG大阪が勝利と言う結果に繋がった。

決め切れなかった川崎F
川崎Fにとって悔やまれるのは、やはり、後半にあった決定的なシーンで決め切れなかった事だろう。
73分には、うまくゴール正面でボールを受けた小林悠がGKと1対1になったが、藤ヶ谷の好セーブに阻まれ、83分には楠神順からの絶妙なパスを受けた風間宏だったがシュートは藤ヶ谷に止められた。
2度の決定機を決めていればと言うのはどうかとも思うが、どちらかを決めていればと言う所だろう。
お互いに決定的なシーンは同じくらいあって、そこを決めたG大阪に対して、一歩及ばなかった川崎Fはゴールできなかったという所だろう。
両チームとも決定機があり、攻撃的な試合になっていただけに、ゴールを奪えたかどうかの差が、結果に繋がったとすれば、川崎Fにとっては、悔やんでも悔やみきれない試合になった。

キレキレの家長昭博
この試合のG大阪は家長が効いていた。
G大阪の攻撃は遠藤が基点となっているのは周知の事実と言う所で、この試合も遠藤が基点となっていた。
ただ、その上で、前線で家長が上手くボールを受けて展開し、ゴールまで奪っていった。
立ち上がり早々に佐藤晃が負傷で退場して、倉田秋を急遽投入する事になったのだが、その倉田秋が中盤に入ると、家長との関係性も良くて、全体としてボールが良く回った。
得点シーンは、本当にG大阪らしい小気味良いパス回しだったり、素早いカウンターだったりと、そして、その中心に家長が存在した。
今季途中で加入して、爆発的な得点力を発揮したレアンドロだったが、それと同等以上に家長がいる事によって、今のG大阪の攻撃が成り立っている。
同期の本田圭に大きく差をつけられている状況ではあるが、この試合に見せたようなプレーを常にできるのであれば、十二分に代表で、そして、再び欧州でのプレーも可能になるだろう。
とはいえ、G大阪としては、彼の力によって、残留を決めていきたい所だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。