2012年10月24日 [05:08]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第29節 C大阪 vs F東京

残り6試合となるJ1第29節。
順位は12位だが、勝点は38と所謂残留のボーダーに達したC大阪。
勝ったり負けたりと繰り返し、何となく10位と中位にいるF東京。
それなりに勝点を稼いでいるものの、各所で言われている通り、勝点40は今季は欲しい所だとすると、最低限勝点1以上は稼いでおきたい所。

Jリーグ2012 Division1 第29節
キンチョウスタジアム/14,268人
C大阪 1-1 F東京
(C大阪) 丸橋祐介(50分)
(F東京) ネマニャ・ヴチチェヴィッチ(74分)
ホームC大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、17 酒本憲幸、3 茂庭照幸、4 藤本康太、14 丸橋祐介、6 山口螢、7 シンプリシオ、16 枝村匠馬、13 柿谷曜一朗、37 ヘベルチ、41 杉本健勇の4-2-3-1。
出場停止から丸橋祐が復帰。扇原貴が体調不良で、山口螢がCHに久々に入る。また、ケンペスが契約解除で、杉本健の1トップ。
アウェーF東京のスタメンは、20 権田修一、14 中村北斗、2 徳永悠平、4 高橋秀人、33 椋原健太、7 米本拓司、8 長谷川アーリアジャスール、18 石川直宏、10 梶山陽平、27 田邉草民、49 ルーカスの4-2-3-1。
森重真が出場停止で、椋原健を起用して、左SBに入れてきた。

持ち味を出し合ってドロー
立ち上がりからお互いに持ち味を発揮して、C大阪は中央からパスを繋いで縦に抜けていけば、F東京はサイドに流れながらクロスでゴール前の勝負に行くという形を見せていく。
ただ、攻撃で持ち味を出せば、守備も両GKの好セーブも含めて、最終ラインがしっかりと対応しており、なかなかゴールを奪えない。
後半に入ると、50分、右サイドでパスを繋いでから、シンプリシオが一気に左サイドへと展開すると、丸橋祐がトラップから縦ではなく中に切れ込んで石川直のマークが遅れた所で、右足一閃、豪快にゴールにミドルシュートを突き刺して、C大阪が先制。
更に、杉本健のポストプレーから、抜け出した柿谷曜にボールが入ってGKと1対1になるが、シュートは僅かに枠を外す。
先制した事で、更に調子が出てきたC大阪が優勢に試合を進めだすが、決定機を決め切れないと、F東京は選手交代とシステム変更で、流れを変えに行くと、自陣でボールをヴチチェヴィッチが縦に駆け上がりながらパスの基点になって、最後は右サイド深くの長谷川にパスを繋ぐと、そこからのクロスにヴチチェヴィッチがシュートを決めて、F東京が74分同点に追いつく。
アディショナルタイムには、長谷川が足をあげたタックルと言う危険なプレーという事で、この試合2枚目のYCで退場、ただ、試合時間は無く、そのまま試合は引き分けで終る。

面白い試合
両チームともスタメンを入れ替えてきての戦いになったが、お互いに持ち味を出し合う形で非常に面白い試合だった。
C大阪が中央の強さで、そこでパスを繋いで縦に抜けていく戦い方を見せれば、F東京はサイドで数的有利を作りながらチャンスを作っていく。
そういう持ち味を出し合った中での戦いで、お互いに決定的なシーンもあり、それに対して、守備でも粘り強く対応した事もあり、非常に盛り上がる試合になった。
ただ、良い形での攻撃展開を見せていたし、守備も粘り強く戦えていたものの、決定機自体は、思った程多くなく、また、それを決め切れないという点は、少々不満が残る試合になったかもしれない。
しかし、そういう展開の中で、F東京は、選手交代から、後ろを3バックにてでも攻撃に人数をかける形にシステムを変えて流れを変えに行けば、その監督の期待に、ヴチチェヴィッチがゴールをあげて同点に追いつくと、更に、エジミウソンを投入して勝ちを狙ってくる。
それに対して、C大阪も一気に3人を代えて、そのフレッシュな選手で、全体的に運動量が多かった事による疲労が溜まった所で圧倒しに行く、
采配面でも最後まで勝ちを狙っていく、リスクを冒すような部分もあって、最終的にドローで終ったものの、非常に内容の濃い試合になった。

決め切れなかったC大阪
ケンペスとの契約が切れて、この試合1トップに入った杉本健が非常に良くて、そこが基点となって、そのポストプレーからヘベルチや柿谷曜が前に出て行くような形を作り上げ、チャンスを作り上げた。
前半から何度となくチャンスを作っていくが、しかし、最後の部分でやはり精度を欠いたと言わざるを得ない。
特に、後半、先制した後は、何度も決定的なシーンを作っていたが、そこで決められなった事が、その後の、F東京に付け入る隙を作ってしまって、同点にされてしまった。
内容的には、確実に良い形を作っていたのは、C大阪だったように思えるが、それでも、最後の部分で決め切れなかった事、この辺は、ケンペスがいた時と内容は違うが結果は同じような部分がある。
本当に、今季のC大阪がここまで低迷しているのは、良い形を作れているし、C大阪らしいサッカーを出来ていても、最後の部分でのフィニッシャー不足と言うか、決めるという事が出来ない事が、内容程の結果を出せていないと言う事になるのかもしれない。

ゴール前が薄くなったF東京
ルーカスが広く動いて、ボールを引き出してサイドに展開する事で、数的有利を作ってチャンスを作れていた。
ただ、結果として、ゴール前が手薄になっていたように思える。
本来なら、そこに誰かが入っていかないといけないのだが、石川直やルーカスがサイドで基点となってクロスを入れても、中央が足りず跳ね返されてしまう、そもそもあげる先が無いという展開も多かった。
折角の展開まではうまく行っているのですから、そこで、ゴール前に入っていく選手、梶山陽だったり田邉草だったりが入っていかないといけないのだが、ここがパスを回す方に行ってしまって、ゴール前が手薄だった。
後半、得点シーンでは、ヴチチェヴィッチが一気にゴール前まで上がって行く事が出来ていたからこそだろう。
そういうゴール前に入っていく事、それがチャンスを作るのであって、そして、ゴールに繋がっていく。
その当たり前の部分が出来てくれば、この試合でも逆転する事も出来るだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。