2012年11月18日 [16:40]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第32節 C大阪 vs 大宮

J1も残り3試合となる第32節。
3戦連続ドローながら、6試合負け無しの3勝3分で勝点41で、ほぼ残留を決めたと言える12位C大阪。
今季も残留争い中ながら、8試合負け無しの3勝5分で勝点37の14位にいる大宮。
残留争いの中で、大宮としては勝って勝点3が絶対に必要な試合。

Jリーグ2012 Division1 第32節
キンチョウスタジアム/9,765人
C大阪 1-3 大宮
(C大阪) 杉本健勇(60分)
(大宮) ノヴァコヴィッチ(37分)、渡部大輔(55分)、青木拓矢(80分)
ホームC大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、17 酒本憲幸、3 茂庭照幸、4 藤本康太、14 丸橋祐介、6 山口螢、7 シンプリシオ、16 枝村匠馬、13 柿谷曜一朗、37 ヘベルチ、41 杉本健勇の4-2-3-1。
播戸が出場停止、吉野峻が負傷で切り札が無いが、スタメンはいつも通りのメンバー。ただ、クルピ監督が前節の退席処分で、今節はベンチ入りできず。
アウェー大宮のスタメンは、1 北野貴之、30 渡部大輔、2 菊地光将、3 河本裕之、22 下平匠、13 渡邉大剛、6 青木拓矢、23 金澤慎、8 東慶悟、11 ズラタン、19 ノヴァコヴィッチの4-4-2。
ノヴァコヴィッチが曺永哲に代えてスタメン復帰。

大宮快勝
雨のピッチの中、両チームともアクシデントがある前半となるが、その激しい展開の中で、37分、ゴール前でのFKを得た大宮は、ノヴァコヴィッチが壁の上を巻いて左上隅へと見事にコントロールしたキックを決めて大宮が先制。
55分、自陣から一気にカウンターを仕掛けた大宮は、一気に後ろのメンバーも前に出る見事な走りを見せて、最後はカウンターの最初のパスを出した渡部大が一気に追い抜いてボールを受けると、そのままシュートを決めて大宮が2点目を奪う。
前半の早い段階以降、ほとんど攻め手が無かったC大阪だが、60分、大宮がクリアし切れなかったセカンドボールを奪ったC大阪は、セカンドボールを拾った枝村匠からのスルーパスを受けた杉本健が冷静に決めてC大阪が1点を返す。
同点を狙ってC大阪は選手交代を行いながら仕掛けて行くのだが、大宮のセンターの守備がしっかりと固められていて崩しきれず、逆に大宮が、左で崩してのクロスをGKキム・ジンヒョンが何とか触るも、弾いた所を詰めていた青木拓が押し込んで、80分大宮が3点目。
その後もC大阪は攻めるが、大宮の守備が崩せず、結局1-3で大宮の勝利。

雨の戦い方
両チームとも雨の中で、なかなか持ち味のようなものを出し切れなかった。
ただ、その雨の中での戦い方への対応と言う面で、大宮がC大阪を上回った結果が、そのまま試合結果に繋がったという所だろう。
序盤から、少しボールが流れてしまう事と、ピッチに足を取られるという面もあって、結果としての負傷者を出しての前半の内に両チームとも負傷で選手が交代するという事態になっていた。
その中で、C大阪はいつも通りのパスを繋ぎたい所だったのだろうが、雨のピッチで、前述の通りボールが流れたり、逆に水たまりに取られたりという事で、自分たちのパス回しが出来なかった。
そうすると、どうしてもスピードが出て行かなくて、終盤何とか攻めたい所だったのだろうが、ボールが動かないのでゴールは奪えなかった。
逆に大宮は、パスを繋げないとなると、大きく蹴ってプレーをしていく事で、前線のノヴァコヴィッチやズラタンがしっかりとボールをおさめる事、その上で、先制点はセットプレーだが、2点目と3点目は、それぞれ、まずは前線でボールを受けた渡邉大や曺永哲が一旦時間を作って、その間に後ろからの選手も一気にゴール前に入っていく、それが、その後のゴールに繋がるという部分に繋がった。
雨の中でのサッカーで、ボールを前線でしっかりとおさめる形を作れるかどうか、それが差になったように思える。

苦しくなったC大阪
今季言われているが、連年なら残留ラインは勝点38位。
ただ、C大阪は勝点が41、ただ、今節終わって残り2試合となった所で、現在16位につけるG大阪が勝点37となっていて、12位のC大阪と勝点はわずかに4。
そう考えると、残り2試合で、自分たちが1勝すれば良いが、もし、2試合連続ドローなどとなると、場合によると順位が入れ替わる可能性がある。
それを踏まえて、今節は、雨の中と言う点もあったが、しかし、試合の状況、雨の中と言う部分を考えての修正が出来ていなかった。
杉本健が1トップで起用されているが、そこでボールをおさまらずと言うよりも、そこに一旦当ててというようなプレーをする事もなく、逆に、セットプレーとかも含めて、杉本健を狙ったサッカーをした時の方がチャンスを作れたと考えれば、そういう自分たちのサッカーでの修正力と言うのが、今のC大阪に無かった。
若手の起用と言うのも大切で、だからこそ、彼ら若手が自分たちのサッカーを、状況に合わせてどこまでも柔軟に対応できるかどうか。
杉本健や柿谷曜がもっと自分たちのサッカーを変化させる戦い方が大切になる。

ギリギリで強い大宮
G大阪と神戸も勝利した事で、未だに大宮の残留を決められなかった。
しかし、勝点40でも残留を決められない今季は若干異常であるとはいえ、この終盤にきての大宮の強さは毎年のように強い。
今季は、この試合の勝利で9試合負け無しの、4勝5分で勝点17を稼ぎ出している。
毎年のように残留争いに巻き込まれるという事は必ずしも良い事ではないし、出来る事なら、もっと上位で戦いたい所だろう。
但し、それを別にしても、こういう終盤での大宮の強さ、終盤になって漸く身につけるとも言えるが、その最後の部分での強さは、優勝争いをするクラブと大差が無い強さを感じさせる。
雨の中で、序盤は思い通りといかないとなると、単純な放り込みへとサッカーを変化させて、本来やりたいサッカーではないのだろうが、状況に応じた自分たちに出来るサッカーを見せる。
そういう強さを身に着けてきたという事で、今の大宮は、残留争いをしているものの、やはり今季も落ちないんじゃないかと思わせるな。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。