2012年11月23日 [08:43]   清水エスパルス | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第32節 清水 vs G大阪

J1も残り3試合となる第32節。
ここ5試合を3勝1分1敗できて、ACL出場権の3位浦和を勝点差1で追う5位の清水。
広島、柏と上位相手に2試合連続ドローで15位神戸との勝点差が2で降格圏の16位にいるG大阪。
どちらも何が何でも勝たないといけない試合。

Jリーグ2012 Division1 第32節
アウトソーシングスタジアム日本平/12,391人
清水 1-3 G大阪
(清水) 大前元紀(48分PK)
(G大阪) 倉田秋(24分、64分)、レアンドロ(52分)
ホーム清水のスタメンは、31 林彰洋、28 吉田豊、3 平岡康裕、4 カルフィン・ヨン・ア・ピン、33 李記帝、6 杉山浩太、2 村松大輔、16 八反田康平、11 大前元紀、35 金賢聖、17 河井陽介の4-2-1-3。
出場停止から金賢聖が復帰してスタメン、それ以外は、前節と同じメンバーで挑む。
アウェーG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、23 武井択也、13 岩下敬輔、15 今野泰幸、4 藤春廣輝、17 明神智和、7 遠藤保仁、10 二川孝広、14 倉田秋、9 レアンドロ、41 家長昭博の4-2-2-2。
こちらは前節と同じメンバーで挑む。

G大阪勝利
雨と強い風の中での試合でもG大阪はしっかりとパスを繋いで行く事で、どちらかと言うとG大阪が優勢な中で、杉山浩が接触プレーで早い段階で負傷退場。
24分、左サイドの奥に遠藤からスルーパスが出るとそれを受けた家長が中に入っていく倉田秋にパスを渡すと、倉田秋がドリブルから角度が悪い位置ながらも冷静にGKの動きを見極めてシュートを流し込み、G大阪が先制。
後半に入ると、今度は清水が逆襲、右CKからゴール前での競り合いの中でもつれ合って倒してしまいPK、これを大前元が右下隅に綺麗に決めて、清水が同点に追いつく。
ただ同点にされた直後、G大阪は右サイドでのスローインから二川が上手くトラップで相手をかわしてから素早くクロス、ここでDFの間に素早く入ったレアンドロがヘディングシュートを決めてG大阪が52分勝ち越し。
展開自体は五分だったのだが、しかし、G大阪は64分、レアンドロが前線で粘って基点となると落としたボールを二川が受けてから絶妙なパスを出すと倉田秋が決めてG大阪が3点目。
清水が何とか攻めようとするものの、G大阪が守備ブロックを作ってしまって崩しきれず、G大阪は、負傷明けの中澤聡を投入して、残り2試合を視野に入れた戦い方をして勝利。

技術の差
強い風と雨の中での試合は、両チームの単純な技術の差がゲームを決めた。
遠藤が結構自由にボールを触れていた部分もあるが、風の中で、G大阪は長いボールを使うのではなく、グラウンダーのショートパスを繋いでゲームを組み立てると、完全に試合の主導権を握った。
それでも清水は、何とか前半1失点に抑える事が出来た事で、後半には、すぐに同点に追いついた。
ただ、どうしてもショートパスを繋ぐという事で清水はG大阪に劣る部分があったのと、大きなサイドチェンジなどを狙ったりする際にどうしてもボールが風に流されて思い通りのプレーといかなかった。
それに対してG大阪の方がしっかりとしたプレーを見せていて、チャンスを作る事が出来ていた。
そういう技術の差が、最終的に清水は何とかゴールを奪いたいと思いながらもシュートまで行く事だって出来ないという展開になってしまった。
悪天候の中で、両チームの単純に技術の差を目の当たりにするような試合になった。

収まり所の無い清水
清水は大前元がレベルアップしてきているものの、後一つボールの収まり所が見つからなかった。
技術的に、決してそこまでG大阪に劣るとは言えないだろうが、しかし、この試合でG大阪と大きな技術の差を目の当たりにするような点に関して言えば、何よりもボールがおさまらなかったからだろう。
G大阪は遠藤でボールがおさまって、そこからの展開力があったのだが、それに対して、清水の方はボールの収まり所が見出せず、当初は意図していた杉山浩の所だったのだろうが、早々に負傷退場してしまった為に、ボールがおさまらなかった。
サイドまで展開して攻めるシーンもあったが、なかなかそこからのチャンスを作れなかったのは、サイドへの展開しても押し上げる時間が無くて、単発な攻撃になった事も影響しているのだろう。
この試合の敗退で、ACL出場権を得る事は、非常に困難になったが、次に進むためにも、こういうポイントが大切だろうな。

苦しいG大阪
この試合のG大阪のサッカーを観ていると、本当に今の順位が信じられない力を発揮している。
というよりも、これが本来のG大阪なのだろうか。
しかし、競争相手となる神戸、大宮共に勝利した事で降格圏にとどまる事になった。
残り試合は2試合、正直苦しい立場であるが、こうなってくると、G大阪としてはとにかく勝つことが大切で、残り試合も勝っていくしかない。
そうなってきたときに、この試合で見せたようなG大阪らしい戦い方、更にその上に、C大阪で自信をつけて力を発揮できるようになった倉田秋だったり、戻ってきたレアンドロや家長という所の頑張りだけでなく、チーム全体の力のアップが重要だろう。
この試合のYCで岩下敬がラスト2試合を出場停止になるが、負傷から中澤聡が戻ってきた。
確かに苦しい状況ではあるものの、G大阪は勝つしかないという部分で、ある意味分かり易い。
どんな相手であれ勝つのみ、その為には点を取って、点を与えないようにするという事が出来ていくか、残り2試合で、G大阪は今季の集大成を見せる事が出来るか。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。