2012年11月26日 [04:54]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2012 

J1/2012 第33節 G大阪 vs F東京

ついにJ1も残り2試合となる第33節。
前節清水に勝利したものの他のクラブが勝利した事で降格圏を脱する事が出来ていない16位G大阪。
既に残留を決めているが、ACL出場権の3位にも届かない10位F東京。
G大阪は他の試合次第だが、この試合勝たなければ降格が決まる試合。

Jリーグ2012 Division1 第33節
万博記念競技場/19,393人
G大阪 2-2 F東京
(G大阪) 家長昭博(37分、62分)
(F東京) 徳永悠平(21分)、渡邉千真(84分)
ホームG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、23 武井択也、2 中澤聡太、15 今野泰幸、4 藤春廣輝、17 明神智和、7 遠藤保仁、10 二川孝広、41 家長昭博、14 倉田秋、9 レアンドロの4-2-3-1。
岩下敬が残り試合を出場停止ながらも、負傷から戻ってきた中澤聡が代わりに入る。それ以外は、前節と同じ。
アウェーF東京のスタメンは、20 権田修一、2 徳永悠平、30 チャン・ヒョンス、3 森重真人、6 太田宏介、7 米本拓司、4 高橋秀人、49 ルーカス、10 梶山陽平、8 長谷川アーリアジャスール、11 渡邉千真の4-2-3-1。
米本拓がスタメン復帰、また太田宏と渡邉千も久々のスタメン。

G大阪手痛いドロー
立ち上がり優勢に入ったのはG大阪で、持ち味のパス回しでポゼッションをして、最後はレアンドロに合わせていくが、F東京もギリギリの所で止める。
G大阪が優勢だったのだが、21分、左サイドから入れたボールをルーカスが中央で潰れてファーサイドに流れたボールを走り込んだ徳永悠が豪快に蹴り込んでF東京が先制。
F東京が持ち直して攻めてくるシーンもあるが、G大阪がボールを持っているのは変わらず、36分、右サイドでレアンドロがファールを受けると、このFKを遠藤がゴール前に入れ、中央で明神が相手DFともつれながら倒れて出来たスペースに頭から飛び込んだ家長のヘディングシュートが決まってG大阪が37分同点に追いつく。
後半に入るとF東京が優勢に試合を進めて、何度となく決定機を迎えるが、藤ヶ谷の好セーブにも阻まれてゴールは奪えず。
G大阪のミスから度々F東京に決定機が生まれるも、ここを決められないと、62分、佐々木勇のドリブルから鋭いボールを入れるとレアンドロが競ってこぼれたボールを家長がシュート、これが決まって、G大阪が逆転。
逆転してから、G大阪がペースを握って優勢に試合を進めだす。
お互いに石川直の強烈なミドルシュート、佐々木勇の狙いすましたシュートがあるが、両方ともGKの好セーブに防がれる。
84分、F東京が右サイドで粘って、そこから左サイドへと展開すると、そこからのクロスをヴチチェヴィッチがシュート、これはバーに当たるが跳ね返った所を渡邉千が相手DFごとゴールに押し込んで同点。

安定しないG大阪
C大阪が敗れて、更に夜の試合で神戸が敗れたおかげで最終節まで可能性を残したものの、G大阪にとっては手痛いドローとなった。
立ち上がりからボールを支配していたのはG大阪ではあったが、しかし、ミスが目立ったのもあり、守備が微妙にチグハグだったこともあって、失点をしてしまった。
攻撃面でも、ボールを支配しているが、どうしても縦に入れられず、レアンドロの足下に入れるとか、サイドに開いている時にボールが入るが、バイタルではなかなか思い通りにいかなかった。
かと思えば、物凄くらしいプレーで点を奪ったりできた。
G大阪のサッカーは安定していないからこそ、今季の順位になるのかもしれないが、この辺の不安定さは、本当にG大阪の問題だろう。
F東京のシュートを外してくれたことと、藤ヶ谷がこの試合の調子が良かった事で、何とかドローに持ち込めたのだが、しかし、内容的にポゼッションはしていた、チャンスも作っていた、優勢な時間帯も長かったとしても、F東京が良かった試合になった。
後1試合を残すが、G大阪としては、何が何でも勝たないといけない試合が最後の一戦、形振り構わないG大阪のサッカーを見せてもらいたい。

ブレーキとなった遠藤保仁
G大阪の中心選手は間違いなく遠藤だろう。
同点ゴールになるセットプレーのキックは確かに見事だったが、試合の中での遠藤のプレーはG大阪の足を引っ張ったと言える。
何度か不用意なパスで危ないシーンを作ったのもそうだが、攻守共に集中できていないフワッとしたプレーが多かった。
G大阪の中心が前述の通り遠藤である以上、G大阪のサッカーのスイッチは遠藤で入る。
そこを狙われてしまったり、機能しないとG大阪のサッカーは停滞してしまう、その典型的な展開となった。
確かに代表でもそうなのですが、遠藤と言う存在の大きさはある、彼の代わりになる選手はいない、が、それでも人である以上好不調の波は存在してしまう。
遠藤の存在感が大きい以上、リスクが伴う事は間違いないが、しかし、やはり、思い切って交代のカードを切る勇気もいったのではないだろうか?
アンタッチャブルな存在と言うのもあるにはあるが、しかし、時には思い切ってエースを交代する思い切りの良さも必要だったのではないだろうか。
敗因と言うか勝てなかった要因の全てが遠藤ではないが、しかし、遠藤が問題だったのも間違いないだろう。

ルーカスの中盤起用
本当にルーカスは起用ですね。
これまでは、1トップで起用されて、前線で基点となっていたが、この試合は、石川直が負傷していたりと言う所で、ルーカスを中盤で起用してきたが、それが大当たり。
前を向いてボールを受ける事が出来ると、視野の広さもあって、そこからの展開力もあるし、そもそものキープ力もある為に、中盤で基点を作る事も出来たので、タメが出来た。
確かに石川直のような縦へと、ゴールに向かうような突破は無いが、しかし、そこで基点となって全体を動かせると考えると、非常に効果的な手であろう。
ましてや、相手はG大阪と言う、ルーカスにとっては古巣であり、G大阪のサッカーは理解している。
そう考えても、この試合のルーカスの中盤起用ははまっていた。
ただ、欠点として、先に書いたように、ゴールに向かう部分が石川直がいない分、弱かったようにも思える。
前半、試合の主導権は握っていたと思えるのだが、そこで、シュートまで行くものの精度を欠いた面だったりもあった。
先制点はルーカスがつぶれたおかげではあるので、どちらかと言うと成功だったと言えるものの、後一歩の部分はルーカスと言うよりも、渡邉千がもう少し前線で基点になれればとかと言う部分ですから、ルーカスの中盤起用は、この試合に関しては成功だったと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。