2012年12月23日 [21:08]   第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 | スポーツ | 第92回天皇杯 

第92回天皇杯準々決勝 C大阪 vs G大阪

天皇杯準々決勝。
共に、今季のリーグ戦では残留争いに巻き込まれ、C大阪は最後は勝利で自力残留を決め、G大阪は勝てずに降格が決まってしまった。
明暗を分けた大阪の両チームの対決、今年最後の大阪ダービーの結果はいかに。

第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会
準々決勝 No.81 大阪長居スタジアム/21,407人
C大阪(J1) 1ex2 G大阪(J1)
(C大阪) 柿谷曜一朗(49分)
(G大阪) 遠藤保仁(19分)、家長昭博(112分)
C大阪のスタメンは、1 松井謙弥、17 酒本憲幸、3 茂庭照幸、23 山下達也、14 丸橋祐介、18 横山知伸、2 扇原貴宏、16 枝村匠馬、6 山口螢、34 南野拓実、41 杉本健勇の4-2-2-2。
G大阪のスタメンは、22 武田洋平、21 加地亮、2 中澤聡太、13 岩下敬輔、4 藤春廣輝、17 明神智和、15 今野泰幸、8 佐々木勇人、7 遠藤保仁、10 二川孝広、9 レアンドロの4-2-3-1。

G大阪延長戦を制す
立ち上がりはC大阪が押し込んできていたが、徐々にG大阪がリズムを作って、9分までに2度、レアンドロに良い形でボールが入るなどチャンスを作り出した。
お互いにチャンスがあるが決められない展開の中で、19分、今野泰から二川に繋ぐと、二川がドリブル突破から強烈なシュート、これはGK松井謙が止めるものの、弾いてこぼれたボールを遠藤が頭で押し込んでG大阪が先制。
両チームとも相手のゴールに迫る展開だが、G大阪の方がC大阪の守備を崩して行っており、G大阪が優勢に試合を進めるが追加点を奪う事が出来ない。
後半、柿谷曜を入れてフォーメーションを変更し、G大阪に対応しようとするが、G大阪のパス回しは止まらなかったものの、49分、代わって入った柿谷曜が上手くDFの間をこぼれたボールを拾ってGKとの1対1を冷静に制してゴール、C大阪が同点に追いつく。
G大阪が優勢に試合を進めるも、C大阪が耐えて、時にC大阪も攻めるが、こちらは攻め切れない展開が続くが、アディショナルタイムに入ると、G大阪が立て続けにCKのチャンスを作るが、ゴールならず、逆に終了間際にC大阪もカウンターから惜しいシーンがあるが、柿谷曜のシュートはDFに当ってゴールならず。
決着は延長へと持ち越されると、試合の展開は変わらないまま行くと、112分に、家長がファールをもらってFKになると、そのボールをファーサイドでDF二人に競り勝って家長が頭で押し込み、G大阪が勝ち越す。
同点にしたいC大阪に対して、G大阪は守りに入らず攻めに出て行く事で、試合の主導権を譲らず、そのまま試合終了、G大阪が大阪ダービーを制した。

大阪ダービー
これまでの大阪ダービーはG大阪が優勢な成績だったが、今季に関して言えば、C大阪が勝っていた。
だからこそ、最後の最後でG大阪としては勝てて良かったと言う所だろう。
C大阪が最初は押し込んできたが、すぐにG大阪が試合の主導権を握ると、最後まで終始G大阪ペースの試合だった。
特に、CHに明神と今野泰を置くことで、遠藤を一つ前に上げた事で、遠藤がフリーマンとして動けるようになっていた。
トップ下と言うより、中盤の中央にあって、全体のコントロールをはかる遠藤を、C大阪は結局最後まで止める事が出来なかった。
遠藤がフリーで動いて、試合のコントロールをする事で、試合の主導権を握ったG大阪に対して、C大阪も何とかするためにシステム変更などをはかっていき、交代の柿谷曜のゴールで同点にこそなったのだが、試合の主導権は奪えなかった。
ただ、G大阪も、攻撃で崩していく事が出来るし、それこそG大阪らしいショートパスの繋ぎなどでC大阪を翻弄したのだが、しかし、最後の部分で、ゴールを奪えなかった。
だからこそ、延長まで決着が伸びてしまったのだが、しかし、ボールを回せるのに、点が取れない部分があったりするのも、G大阪らしいサッカーだったかもしれない。
しかし、言ってしまえば、こういう試合をしていたからこそ、この試合では決着をつけないといけないから延長戦があったが、90分では勝ち切れない所か、優勢ながらも同点にされてしまっていた試合であり、これが降格の一つの原因かもしれませんね。

天皇杯の問題
これも問題なのかな?
C大阪は、この試合、外国籍選手がいない状況での戦い、それどころか、監督すらいない戦いをしていた。
申し訳ない、この辺の状況を明確に知らないので、どうとも言えないが、シーズンが終わったから一時帰国していると言う事で良いのだろうか?
対するG大阪はベストメンバーだという事を考えると、少々、不公平感があった。
それぞれのクラブ事情もあるだろうし、人それぞれの都合もあるのだろう。ただ、結果として、この時期だから揃わないという事であれば、どんなに各クラブが本気で天皇杯に挑んでいると語っても、本当かと思えてしまう。
なかなかスケジュール変更の都合がつかないのだろうが、それでも、そろそろ本気で天皇杯のスケジュールを考える必要があるかもしれない。
ただ、そんな中でC大阪は、何とかG大阪のペースを崩す為に選手交代だけでなく、システム変更をしてきた。
しかし、それが効いていたかと言うと、疑問符がつく。
確かに交代で入った柿谷曜のゴールで同点にする事が出来たが、とにかく、この試合は遠藤を止めないといけなかったのだが、中盤を厚くするために3バックにして、中盤を5人にしたが、下がってボールを受けたりする遠藤へのマーカーがおらず、逆にトップ下に回した南野拓は、明神と今野泰の所に挟み込まれて機能したとは言えない。
3バックにしたことで、逆にG大阪にサイドを使われる結果になった。
クルピ監督がいれば、対応できたかどうかは不明だが、それでも、G大阪に対応できない状態で、ベストをつくせなかったように感じる試合になったのは残念だ。

遠藤保仁と今野泰幸
二人とも、J1の他のクラブからのオファーがあるらしいが、現状では来季もG大阪でやるという話だ。
ただ、彼らは日本代表であり、J2のハードスケジュールの中でどうやって、代表戦を含めた戦いをしていくために、フル稼働よりも、どこかで休ませるなどが必要だろう。
しかし、この試合での二人の活躍を考えると、G大阪にとって重要な選手であることは間違いない。
そして、遠藤はCH、今野泰はCBで代表であったり、最近のプレーでのポジションになっているのですが、先日から、今野泰を中盤で起用して、遠藤を前に置いている。
これが、非常にはまっている。
今野泰はここ最近は完全にCBの選手ですが、アテネ五輪の頃などは、CHの選手であり、明神と同じくバランスが取れる選手でもある。
G大阪としても、ここでしっかりと守備のブロックが出来る事で、前が余裕をもったプレーをする事が出来る。
その時間で、遠藤がフリーで動いて、中盤でボールを受けるので、相手に取っては止め辛い形になっている。
来季は中澤聡が移籍と言う話もあるし、このシステムが来季も使えるか不明だが、それでも、この形が新しいG大阪のサッカーとして非常に機能しているのは間違いない。
とはいえ、準決勝はレアンドロが不在。トップ下の遠藤が下がってプレーするので、ゴール前ではレアンドロのように単独で点が奪える選手がいないと厳しいと考えると、次の試合が正念場だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。