2013年02月05日 [21:20]   浦和レッズ | スポーツ | その他/2013 

2013年Jリーグ補強 浦和

J1の各クラブの補強状況を、個人的に評価するのも、2013年は第三弾。
ま、totoを買う際の情報にもなるが、そもそも、昨年は一度も当てることが出来なかったから、自己満足に過ぎないんだよな。

そんな昨年の予想と大きく異なる成果を挙げた、3位浦和。
復活の浦和

J1リーグ 3位 勝点55 34試合 15勝 10分 9敗 得点47 失点42 得失点差+5
ナビスコカップ Aグループ 4位 勝点9 3勝 0分 3敗 得点12 失点10 得失点差+2
天皇杯 4回戦敗退


前年、リーグ戦でまさかの15位と降格争いの中に巻き込まれるという事が起こった浦和だったが、監督交代で一気に大躍進。
元々戦力はあったのだが、それを活かしきれなかった。
こういうのって、最近のJリーグで特徴的であり、昨季降格したG大阪や神戸は戦力十分ですし、1年で戻ってきたF東京なども戦力は十二分だったと言える。
つまり、戦力はあっても、それを活かせないと勝てないし、単純に代表クラスがいても、それは戦力の決定的な差にはなりえないという事だろう。
この辺は、思い切って格差のあって、ビッククラブがある方が良いのか、逆に、今のJリーグのように全体が均衡している方が良いのか、賛否が分かれるが、少なくとも、浦和は、アジアを制したチームから大きく戦力を落としていないにもかかわらず、それを活かしきれず低迷していった。
その危機感もあってか、ペトロヴィッチ監督のサッカーを上手く吸収して3位まで躍進した。
とはいえ、NCではグループ敗退ですし、Jリーグも3位とはいえ、優勝争いをしていたというよりも、ACL圏の争いをしていたような感じなので、後少しでしょうね。
ただ、それはまだ伸び代があるとも考えられる。

王者奪回

1.1トップの確立
2.最終ラインの拡充
3.戦力の整理


まずは、とにかくペトロヴィッチ監督のサッカーをもう少しこなれるようになっていく事が大切だと思う。
確かに、元々の技術の高さのある選手が多い事もあって、また、肝となる部分で、槙野智や柏木陽といった選手がいた事で何とか機能した。
しかし、得点力も失点に関しても、必ずしも良いとは言い切れず、どちらも上位にしてはまだまだ。
そこで、チームとしてのサッカーをもっとこなれていかないといけない。

1.1トップの確立
その上で、戦力をアップする為には、何よりも1トップの出来る選手を確保する事が大切になる。
一応というか、最終的には原口元が起用されていたが、ポポにしても、原口元にしても、ペトロヴィッチ監督の求めるプレーが出来る1トップではなかったように思える。
確かに、1トップと言うかCFに基点となる選手と言うイメージは無いために、広島では佐藤寿が機能していたわけですが、しかし、今の浦和には、そこまでの選手がいない。
原口元が成長する事が最も期待値として希望するところではあるが、戦力として考える場合は、やはり、1トップの部分で選手が欲しい所だろう。

2.最終ラインの拡充
最終ラインに関しては、槙野智、永田充、坪井慶の3人が起用されていた。
ペトロヴィッチ監督のサッカーにおいて3バックの両サイドは肝になる部分であり、サッカーの要となる部分である。
そこに槙野智を獲得していたのは大きいし、坪井慶も良くこなせていた。ただ、プラスアルファとなる部分の獲得と言うのは必要であり、何よりも攻守共にもう一つの成績だった事から、この部分、攻撃のスタートになり、守備の要にもなる最終ラインの拡充と言うのは、彼らにとって代われるだけの選手の獲得が重要になるだろう。
何より、ACLなんかを戦う上で、カードによる出場停止や負傷なんかも考慮しておかないといけませんからね。

3.戦力の整理
必要な所の補強と同時に、正直余剰戦力の整理も必要だろう。
元々、金銭的な余裕があった事もあり、その上で、戦力をアップするという過去の意図が、アタッカー陣を多く獲得するという事をやってしまった為に、どうにも余剰戦力が溜まってしまっている。
特に、前線の選手が多く、負傷から戻ってきた選手なんかがいた場合、ターンオーバーしても余る戦力があったりする。
金銭的な余裕で抑えておくのも良いが、やはり極力余剰戦力は放出する事で、経営面でのスリム化もそうだが、日本サッカー全体にしても、他のチームならスタメンなのにベンチにも入れないというような状況は避けられる方が良い。

補強の評価

IN
DF 永田拓也 [ 群馬/期限付き移籍期間満了により復帰 ]
DF 那須大亮 [ 柏 ]
DF 森脇良太 [ 広島 ]
DF 槙野智章 [ 1.FCケルン(ドイツ)/完全移籍 ]
MF 阪野豊史 [ 明治大学 ]
MF 関口訓充 [ 仙台 ]
FW 興梠慎三 [ 鹿島 ]

OUT
DF 濱田水輝 [ 新潟/期限付き移籍 ]
MF 青山隼 [ 徳島/完全移籍 ]
FW 田中達也 [ 新潟 ]
FW エスクデロ・セルヒオ [ FCソウル(韓国)/完全移籍 ]
FW ポポ [ 神戸 ]
FW 原一樹 [ 京都/完全移籍 ]
(2013.02.03現在)


ほぼ満点に近い成果ではないだろうか?
何よりも大きいのが、槙野智を完全移籍で獲得するとともに、広島から森脇良を獲得した事だろう。
これによって、ペトロヴィッチ監督のサッカーの攻守のかなめとなる3バックの両サイドが、それぞれ監督の下でしっかりと鍛えられていた選手が揃う事になる。
ま、那須大は阿部勇の予備と言うと言いすぎかもしれないが、少し突っ込み過ぎで、この辺の取り過ぎるという浦和の悪い癖は治っていない所が、マイナスでしょうね。
その最大の部分が、やはり関口訓の獲得ではないだろうか?
ポジションとしては、SHか2シャドーかとなるのだろうが、2シャドーにしても、柏木陽とマルシロ・リシャルデスがいる上に、山田直だったり、原口元を1トップで起用しないなら、ここに回すだろう。
両サイドにしても、関口訓では少し守備に不安を残し、それでもとなると、梅崎司などもいると考えると、少し勇み足になるだろう。
後は、1トップとして興梠が機能するかどうかでしょうね。
鹿島で1トップとして起用して、経験があるが、それが即、浦和のCFとして通用するかは未知数だろう。
明確ではない分、評価が難しい所ではあるが、しかし、原口元と共に機能させることが出来れば大きいだろうな。
後は、戦力の整理だが、それが、先に書いたようにマイナスになっている部分、勇み足の獲得もあるが、それでも余剰戦力を放出しようとする意図はある。
賛否があるものの、ここ最近は負傷の影響もあって試合に出れていない田中達の放出だけでなく、ポポも放出。
しかし、後は期限付き移籍で出していた選手をそのまま移籍させただけで、獲得した分も考えると、まだまだ余剰部分はあると言える。
その辺がマイナスだが、勝つという点だけで考えれば、浦和の補強は、ほぼ完璧でしょうね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。