2013年02月26日 [22:08]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2013 

2013年Jリーグ補強 C大阪

XSCが終わり、Jリーグ開幕が近付いてきた中で、J1の各クラブの補強状況を、個人的に評価する、2013年第十四弾はC大阪。
唯一残った関西勢

J1リーグ 14位 勝点42 34試合 11勝 9分 14敗 得点47 失点53 得失点差-6
ナビスコカップ ベスト8敗退
天皇杯 ベスト8敗退


ソアレス監督体制になったC大阪は、開幕直後で調子良くいったものの、徐々に失速、しかも、予想通りと言うべきか、C大阪の主力となるアタッカーが移籍するが、昨季もロンドン五輪前後で、清武弘とキム・ボギョンが移籍、また、五輪で扇原貴や山口螢が抜けたりと主力がいなくなるという事で、順位がふるわず、その後、枝村匠やシンプリシオを獲得して、改善を図り、更に成績不振という事でソアレス監督を解任、再びクルピ監督が就任すると成績は持ち直し、順位も上げていくが、終盤に入って、再び失速。
後1勝で残留が決まるというような所で、足踏み、最後の6試合は1勝も出来ないながらも、4分2敗で何とか勝点を稼いだことで残留を決めた。
神戸とG大阪も降格し、京都が昇格に失敗した事で、関西勢唯一のJ1という存在になったが、天皇杯では、その降格が決まったG大阪に延長の末に敗れるなど、少し結果が残せなかったとも言える。

改善の為に

1.1トップの獲得
2.3シャドーの獲得と移籍のリスク対策
3.最終ラインのバックアップ


1.1トップの獲得
昨季もケンペスが7得点を上げるなど1トップとして結果を出しているが、しかし、全体としてC大阪の1トップとして、3シャドーとの兼ね合いでのプレイヤーとなると、少し合わない所がある。
3シャドーがクルピ監督のC大阪のサッカーの特徴であるとすれば、それを活かす為に、前線の1トップは基点となって、3シャドーに前を向いてプレーをさせる事と、前線からの守備と言う面が重要になってくる。
現状では、杉本健が務めると思われるが、しかし、そこで、もう一つ強い選手が入れば、全体のバランスもアップすると思える。

2.3シャドーの獲得と移籍のリスク対策
良いか悪いかと言えば、日本サッカーとしては良いが、C大阪としては悪いというべきだろう3シャドーの選手が欧州移籍を果たす。
昨季も、清武弘とキム・ボギョンが移籍する事になったが、今季も、今は柿谷曜が移籍の可能性をはらんでいる。
また、移籍のリスクと言う意味では、昨年のロンドン五輪によって注目された扇原貴の移籍の可能性もあり、他にも山口螢だって可能性は高い。
この辺の若手の移籍の可能性を考えると、現状では、3シャドーでヘベルチと、昨季移籍してきた枝村匠に柿谷曜のバックアッパーとなる選手、そして、シンプリシオに扇原貴か山口螢のバックアッパーになる選手の獲得が必要になってくるだろう。

3.最終ラインのバックアップ
最終ラインについては、昨季の失点の多さの要因の一つが負傷者が多く、なかなかベストと言えるメンバーで戦えなかった事だろう。
GKのキム・ジンヒョンはセーブ能力が高い事を考えると、その前でどれだけ相手にベストな体勢を作らせないかという事が言えるだけに、最終ライン、特にCBの茂庭照と藤本康のバックアッパーに加えて、攻撃参加も考えると、両SBのバックアッパーも考えておく必要があるだろう。

補強の評価

IN
GK 武田洋平 [ 清水 ]
GK ク・ソンユン [ ジェヒョン高校(韓国) ]
DF 新井場徹 [ 鹿島 ]
DF 椋原健太 [ F東京/期限付き移籍 ]
MF 楠神順平 [ 川崎F ]
MF ブランコ [ 山形/期限付き移籍期間満了により復帰 ]
MF 小暮大器 [ セレッソ大阪U-18 ]
MF 岡田武瑠 [ セレッソ大阪U-18 ]
MF 秋山大地 [ セレッソ大阪U-18 ]
FW エジノ [ ティグレス(メキシコ)/期限付き移籍 ]
FW 南野拓実 [ セレッソ大阪U-18 ]
OUT
GK 松井謙弥 [ 徳島/期限付き移籍 ]
GK 荻野賢次郎 [ アルビレックス新潟シンガポール ]
DF 児玉新 [ 大分 ]
DF 舩津徹也 [ 富山/期限付き移籍期間満了 ]
DF 夛田凌輔 [ 群馬/期限付き移籍 ]
MF 後藤寛太 [ 大学復学予定 ]
MF 高橋大輔 [ 未確定 ]
MF ヘベルチ [ 草津/期限付き移籍期間満了 ]
MF 野口直人 [ MIOびわこ滋賀/期限付き移籍 ]
(2013.02.24現在)


後ろから見ていくと、キム・ジンヒョンのバックアッパーだった松井謙が移籍で、代わりに武田洋を獲得し、この辺は入れ替えというべきでしょうね。
で、最終ラインに関して言えば、欲しかったCBの補強は無しで、SBに関しては、両方をやれるベテランの新井場の獲得と、色々とこなせる椋原健の獲得で全体的にカバーするという形で、ただ、児玉新と高橋大が移籍する事で手薄感はそのまま残る印象ですね。
中盤に関しては、良い補強をしたと言え、ブランコと言うか、昨季まではブランキーニョだったのが登録名を変えた訳ですが、戻ってきて、更に昨季途中から試合に出場をしていた南野拓、彼はFW登録ですが、3シャドーの一角としてのプレーが可能ですし、その上で、楠神順の獲得で、層が厚くなった。
これで、場合によっては、柿谷曜、扇原貴、山口螢の3人が移籍と言う結果になったとしても、穴なく埋める事が出来る状態であると言える。
逆に言うと、彼らが移籍しないのであれば、戦力過剰という事も出来るかもしれない。
最後にFWに目を向けると、当初は無かった補強だが、新外国籍選手としてエジノを獲得。
彼が機能するかどうかは分からないが、不足気味だったFWの人材補強にもなっており、見事な補強だと言える。
全体的に、必要な補強が出来ていると考えると、この補強は見事で、CBの部分で少し層が薄いという点が物足りないものの、ほぼ満点近い補強が出来ているのではないだろうか?
後は、本当にクルピ監督がその采配を振るって、そして、どれだけ良い選手が移籍しないかでしょうかね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。