2013年03月02日 [16:18]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第1節 C大阪 vs 新潟

J1第1節。
昨季はギリギリまで残留争いの中で、最終節に残留を決めた昨季14位のC大阪。
対して、こちらも最終節まで残留が決まらず、最後の最後で逆転残留を決めた昨季15位の新潟。
共に昨季は残留争いをした両チームの対決。

Jリーグ2013 Division1 第1節
大阪長居スタジアム/15,051人
C大阪 1-0 新潟
(C大阪) 柿谷曜一朗(88分)
C大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、17 酒本憲幸、3 茂庭照幸、4 藤本康太、14 丸橋祐介、18 横山知伸、30 シンプリシオ、6 山口螢、8 柿谷曜一朗、13 南野拓実、9 エジノの4-2-3-1。
いつもと同じ形だが、新戦力のエジノが1トップ、南野拓を3シャドーで起用。
新潟のスタメンは、1 黒河貴矢、7 藤田征也、3 大井健太郎、4 金根煥、19 金珍洙、6 三門雄大、8 レオ・シルバ、18 成岡翔、23 田中亜土夢、11 ブルーノ・ロペス、9 田中達也の4-2-2-2。
戦力が大きく入れ替って、田中達が2トップとして起用されてきた。

最後にC大阪が勝利
立ち上がりからお互いにプレスが早く、特に新潟は前線からプレスを仕掛けて、どちらかと言えば新潟が優勢に試合を進めるが、どちらもなかなか決定的なシーンを作れず。
新潟の方が田中達の決定的なシュートなどもあったが、42分には、ブルーノ・ロペスが相手のミスから飛び出すキム・ジンヒョンをかわしたシーンもあったが、シュートは枠を外してしまう。
その後も、新潟が優勢に試合を進めるが、最後の部分でC大阪の守備が粘り、シュートなどの精度を欠く事もあって、ゴールは生まれず、劣勢のC大阪も74分には、左サイドで柿谷曜が杉本健とのワンツーで縦に抜けてからのクロスに南野拓が飛び込むが後少し届かず、こぼれ球をブランコがシュートに行くもののポスト直撃でゴールならず。
両チームともゴールが生まれず、間延びしてきて、このまま試合は終わるかとも思われたが、扇原貴が一気に前線に放り込んだボールに柿谷曜が上手くDFの前に入って、飛び出す黒河貴の動きを良くみたループシュートを決めて、C大阪が88分先制。
最後はアディショナルタイムに、右サイドからのクロスをファーサイドでフリーの川又堅がシュートを狙う決定機が生まれるが、タイミングが合わずに空振り、その後も何とか攻めようとするが結局ゴールを奪えず、1-0でC大阪が開幕戦を制する。

内容では新潟
この試合、内容では新潟だったが、最終的に勝ったのはC大阪だった。
両チームとも高い位置からのプレスで立ち上がりから激しくハードワークをする展開で、その中で、新潟は、全体がコンパクトで相手を押し込んでいくと、新潟ペースの試合でC大阪は耐える内容だった。
新潟は何度となく、サイドチェンジなんかを駆使して、C大阪の守備を振り回すのと、何よりも中盤でのプレスで最終ラインから中盤にボールが入った所を狙って奪っていく事で、ショートカウンターの形でチャンスを何度も作り上げた。
しかし、そこまでは良い形を作りながらも、最後の部分で精度を欠いた。
決定的なシーンでシュートが枠に行かない、もしくはシュートが一歩遅くてDFにかかるなど、惜しいシーンを作るだけで終わってしまったように思える。
対するC大阪は、劣勢の中で、自分たちのミスでピンチを招くなど、間違いなく良くなかったが、キム・ジンヒョンの好セーブに、藤本康と茂庭照の粘りでゴールを許さなかった。
そして、一瞬の隙によって、C大阪は、今季8番を背負っての新エースとなる柿谷曜のゴールで先制、その後も耐える展開で逃げ切った。
結果はC大阪だったが、90分間内容的には新潟であった試合は、結局のところ、最後の部分での差によって、試合が決まったと言える。

粘ったC大阪
この試合、エジノを除くと新戦力ではなく、昨季のメンバーをそのまま起用したC大阪。
その最終ラインの粘り強い守備が最終的な勝利を引き寄せたとも言えるだろう。
CBの茂庭照と藤本康に加えて、中盤にシンプリシオと横山知を起用する事で、ここのボックスでしっかりとした守備の構築を行って、そこに入ってくる所で潰していくと同時に、お互いがカバーする形でゴールを許さなかった。
キム・ジンヒョンの好セーブもあったが、それと同時に、このボックスでの守備が、新潟の攻撃を決定的な部分で、ゴール前に入らせず、結果としてシュート精度の低い位置での勝負に持ち込むことが出来たとも言えるだろう。
ただ、守備面では良かったものの、最終ラインでの不用意なパスだったり、中盤に預けた所で持ちすぎたり、狙いが合わなかったりと、ミスを連発し、自らピンチを招いた部分は、反省材料だろう。
何よりも守備を意識したのかもしれないが、現代サッカーで、最終ラインからのパスの精度がここまで悪いと、なかなか攻守の切り替えでチャンスを作り出すことも出来ず、ピンチを招くだけになりかねない。

決め切れなかった新潟
ほとんど昨季のメンバーで挑んだC大阪に対して、新戦力を投入してきた新潟。
とはいえ、そこには主力が多く抜けたという状況でもあって、仕方が無い部分もあった。
ただ、その中で、新戦力の田中達にレオ・シルバが圧倒的なまでの存在感を発揮した。中盤でのプレスもそうだが、奪ってからの全体を見極めてのボールの展開を見せたレオ・シルバに、そのレオ・シルバが多くボールを供給する事になった田中達の運動量。
とにかく、止まらず常に相手の隙を突く位置だったり、味方にスペースを作る動きだったりを行い、田中達の動きによって新潟はチャンスを作り上げていった。
しかし、何度も何度もチャンスを作りながらも、確かにC大阪の最終ラインの粘りも見事でしたし、キム・ジンヒョンも良い守備を見せていたが、それ以上に彼らの最後のプレーの精度が悪かった。
アディショナルタイムの川又堅のどフリーでのボレーで空振りや田中亜が決定機に枠に飛ばせないという部分もあったが、とにかくチームとして、得点力アップのためには、チャンスを作れているのに奪えていないという点で、最後の部分でもう少し落ち着く事が重要なのではないだろうか。
新戦力が、早くもチーム内でマッチして、良い状況を作り上げているものの、ゴールが奪えないままでは勝てないのですから、最後の精度を高めていく事が重要になるだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。