2013年03月04日 [19:48]   東京ヴェルディ | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第1節 東京V vs 福岡

J2第1節。
昨季は惜しくも7位でPO参加できず、オフに大きく動いてきた東京V。
昨季は浮上の兆しはなく、18位と下位という事で、今季は反撃を期待したい福岡。
試合数は多いJ2ですが、初戦でどう勢いに乗せることが出来るのか。

Jリーグ2013 Division2 第1節
味の素スタジアム/10,447人
東京V 0-1 福岡
(福岡) 城後寿(73分)
東京Vのスタメンは、1 佐藤優也、19 森勇介、5 金鐘必、3 刀根亮輔、6 福井諒司、7 中島翔哉、8 中後雅喜、14 鈴木惇、16 飯尾一慶、44 高原直泰、17 常盤聡の4-3-1-2。
昨季から大きくメンバーを入れ替えて、新しい東京Vとして挑む試合。
福岡のスタメンは、1 神山竜一、19 堤俊輔、6 山口和樹、5 古賀正紘、21 尾亦弘友希、20 中原秀人、4 宮本卓也、3 岡田隆、8 船山祐二、16 石津大介、10 城後寿の4-1-4-1。
こちらは、昨季をベースに中原秀、船山祐と中盤で新戦力を起用してきた。

福岡が制する
両チームともミスからピンチになる場面もあるが、攻め切れない中で、お互いに決定的なシーンがほとんどないまま、若干試合は膠着した展開が続く。
時間が経過するごとに、徐々に東京Vの方が地力を見せてきて、1対1で競り勝ちだすと、徐々に試合は東京Vが優勢に試合を進めるようになっていくと、55分には、右サイドを上がってきた森から縦にいかずに、斜めに入れるスルーパスに常盤聡がタイミングよく抜け出すが、GK神山竜が素晴らしい飛び出しで止めてゴールならず。
立て続けに東京Vがチャンスを作ると、左サイドからの鈴木惇のボールをファーサイドで高原直が競って、こぼれ球を飯尾一が狙うが、これは枠を外す。
東京Vの優勢な時間が続くが、それを耐えた福岡が少し持ち直してきた所で、73分、左CKからこぼれたボールを、一旦左に展開しなおしてからのクロス、これを城後寿がヘディングで合わせてゴール、福岡が先制する。
先制をしたことで、再び福岡は守備の集中を取り戻して、東京Vが仕掛ける攻勢をしっかりとブロック、ただ、ゲーム自体は東京Vが押し込んでいる展開で、福岡が粘って逃げ切り、福岡が開幕戦を制する。

守備意識の高い両チーム
両チームとも守備への切り替えが早く、守備意識が高い試合になった。
結果として、どうにも序盤は膠着したような展開になってしまったのだが、そこから、徐々に地力で勝る東京Vが局面での勝利を、全面へと展開しだして優勢に試合を進めるようになった。
後半に入ると、漸く得点が入りそうな雰囲気になってきて、何度か東京Vに決定機が生まれるが、福岡が粘り強い守備を見せてゴールを許さず。
チャンスを作りながら点が取れないと、勝負事で良くあるパターンである、劣勢の方が、ふとした瞬間にゴールを奪っていくという展開で、73分のシーンは、東京Vが一瞬の隙、CKを跳ね返した所で、一瞬気が緩んだのか、左サイドへと展開された所で、プレスに行く事が出来ず、簡単にクロスを上げさせてしまった。
結果として、ニアサイドで更に前にDFが3人ほどいながらも、精度の高いクロスが頭の上を越えて、城後寿にピンポイントで合わされてゴールを許してしまった。
両チームとも守備意識が高かったが、最後まで集中していて、終盤の東京Vの攻勢に対しても危ない場面をほとんど作らせなかった福岡が、そのまま逃げ切り、一瞬隙を見せた東京Vが負けたという所だろう。

新戦力が噛み合った東京V
負けたものの東京Vのサッカーは悪くなかった。
というよりも、新戦力が多かった事もあって、チームとして成立するのはもう少し先かと思われたが、全体的に上手く機能していたように思える。
特に、前線で体を張りながら、守備への切り替え時には前線からのプレスもしていた高原直を中心に、前線の動きは活発で攻守に貢献しており、そこに、SBの森と福井諒が上手く絡んでいく形を何度か作っていた。
後半の決定機には、森から常盤聡だったり、鈴木惇から高原直だったりと、前が上手くボールを引き出しながら、後ろもしっかりとそこを見ているという形で、良い攻撃を見せた。
ただ、後少し、最後の部分で決めきる事が出来るかどうかだろう。
確かに福岡の守備は良かったが、先制を許した後の攻めも、徐々に慌てていたのか一本調子になってしまったようにも思える。
縦に入れて、確かに高原直だったり、競ってくれるが、しかし、それだけでは、その後が続かない。
チームとして悪くないだけに、ここから良いものにしていくためにも、それぞれがもっと自分に出来る事をイメージの共有が出来ていければ良いだろう。

粘った守備と無い攻撃
この試合の福岡の守備は非常に良かった。
最後まで集中を切らさず、危ない場面もあったが、大半はバイタルのところできっちりとブロックを作って、中に入らせないサッカーが出来ていた。
ただ、そこまでは良いのだが、その後の部分で課題が多数残った。
ボールを奪う所は良いのだが、そこから攻撃に転じた際に、どうしても、攻め手に欠ける。
チャンスらしいチャンスは、カウンターとなった時くらいで、奪った場所が低いと、結局攻め切れずに、中盤辺りで終ってしまう。
得点シーンは、セットプレーからで、セットプレーで点を狙うこと自体は悪くは無いが、しかし、どうにも攻め手に欠けて、先制した後、自分たちで閉じこもった分もあるが、攻撃に人数をかけずに、ロングシュートだけ。
そもそも、セットプレーで点を奪うにしても、CKがたった2本しかないのでは、セットプレーからの攻撃も難しい。
確かに勝つことが出来た、しかし、それは守備が良かったのと、その結果運良く取れた1点を守れたから。
今後も点を取るパターンが無ければ、運良くという運頼みになってしまえば、勝つのは難しくなっていく。
城後寿など、良い選手がいるのですから、守備から攻撃へとどうやって繋げていくのか、そこを作り上げていく事が必要になってくるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。