2013年03月17日 [14:02]   ベガルタ仙台 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第3節 仙台 vs 柏

J1第3節。
昨季2位という好成績で、今季こそ優勝を狙う仙台は、ここまで2試合終わって1分1敗の10位。
天皇杯を制して、今季、仙台と同じくACLでも戦っており、そこではJリーグ勢唯一の2連勝で首位、J1も8位の柏。
両チームともACLを含めたハードスケジュールの中でJ1では多少苦戦をしている。

Jリーグ2013 Division1 第3節
ユアテックスタジアム仙台/13,232人
仙台 2-1 柏
(仙台) 松下年宏(5分)、ウイルソン(86分)
(柏) レアンドロ・ドミンゲス(52分)
ホーム仙台のスタメンは、16 林卓人、25 菅井直樹、3 渡辺広大、5 石川直樹、28 蜂須賀孝治、2 鎌田次郎、8 松下年宏、10 梁勇基、11 太田吉彰、18 ウイルソン、24 赤嶺真吾の4-1-2-3。
前節から菅井直に代えて左SBに蜂須賀を起用してきた。
アウェー柏のスタメンは、21 菅野孝憲、2 藤田優人、5 増嶋竜也、3 近藤直也、30 山中亮輔、29 谷口博之、7 大谷秀和、10 レアンドロ・ドミンゲス、14 狩野健太、9 工藤壮人、11 クレオの4-2-2-2。
完全に4バックに戻して、鈴木大が体調不良で増嶋竜をCBにして、左SBに山中亮を起用してきた。

仙台が勝ち越す
立ち上がり早々、梁勇基のスルーパスに抜け出したウイルソンがスピードでDFを振り切ってのシュート、これはGK林がセーブするものの、こぼれ球を松下年が押し込んで仙台が5分先制。
仙台ペースの試合は、高い位置でボールを奪うとウイルソンに当てたりと言う形で突破を図る、対する柏はなかなか前にボールを運べない展開。
ただ、徐々に柏もペースを掴み出すと、後半、左サイドを山中亮がオーバーラップで仙台陣内深くにまで攻め込むと、そこからのクロスにファーサイドで飛び込んだレアンドロ・ドミンゲスが難しく右足で合わせたシュートが決まって、柏が52分同点に追いつく。
柏が試合の主導権を握って、前半のハードペースが祟ったのか、仙台は少しが足が止まってきて苦しい展開の中で、86分、右サイドでのスローインから菅井直が頭の上を通して入れ替わると、ラインギリギリでピンポイントクロスを入れると、ウイルソンが強烈なダイビングヘッドでゴール、仙台が86分勝ち越す。
その後、柏に決定機が訪れるがゴールを奪う事は出来ず、2-1で仙台が勝利。

上手く機能した仙台
立ち上がり早々、先制点を奪う事が出来た事で優勢に試合を進めた仙台だが、それ以上に機能したのが、この試合ではウイルソンの動きでもあるだろう。
ウイルソンが1トップ気味に前線に張るのではなく、どちらかと言うと、下がってボールを受けに行く事で、トップ下的な動きをしており、そこでボールを受けた時に、松下年や梁が前に追い越していく動きを見せ、また前線のスペースにはしっかりと赤嶺真が絞って入っていくなど、流動的な動きを見せる事が出来た為に、高い位置でプレスをかけたい柏だったが、守備をし辛く、取り所が見出せないという展開になった。
結果として、完全にゲームを仙台が制した。
3トップや1トップとなると、そのCFが前に張る事が多く、それによってゴールを奪いに行くのだが、以前のU-17WCでの日本代表もそうでしたが、1トップのポイントを空ける事で、そこを上手く使えれば、相手に取っては守りにくい形になる。
機能しないと、ゴール前に誰もいないという事になってしまうだけに、難しいのだが、この試合は、後ろの選手が積極的に仕掛ける事で見事に機能させたと言える。

主導権を活かせなかった柏
序盤は、完全に仙台にやられて、ボールの奪い所を見出せず、ズルズルと下がる事になって、自分たちのサッカーをまともに出来なかった柏。
更に、クレオが負傷で早々に交代という事もあって、思い通りのサッカーにならなかった。
しかし、そんな中で徐々に、大きくサイドを活かして使う事で、自分たちのペースを掴み、後半には、仙台の足が止まった事もあって、優勢に試合を進めだした。
特に、後半早々にレアンドロ・ドミンゲスの見事なゴールで同点に追いついた後は、試合のペースは柏が握っていた。
ただ、優勢に試合を進めながらもゴールを奪う事が出来なかった事、それが終盤に、ほぼワンチャンスで仙台にゴールを奪われてしまって、負ける事になった。
その後の、終了間際にもたびたび仙台ゴールを脅かしながらもゴールを奪えなかった。
クレオがいてくれたらとか思う部分もあったかもしれないが、しかし、主導権を握りながらもゴールを奪えなかったという点で、試合を落とすことになってしまった。

ペース配分の問題
昨季も、そして、一昨年のシーズンでもそうだが、仙台はペース配分に問題があった。
夏場には、今以上の疲労が試合中に溜まってしまって、その結果、足が止まって勝てないという事になる。
運動量が必要なサッカーをしているだけに、そのペースをどうやって保つのか、どこかで、ペースをコントロールする必要があり、90分間走り続けるのは、難しいだけに、そういうペース配分と言う所は、仙台の課題になるだろう。
何より、この試合の前半途中までの仙台のサッカーが素晴らしかっただけに、それをどうやって90分間でコントロールしていくのか、それが出来ない事には、昨季以上の成績は難しい。
そして、今季はACLでの戦いもあり、その中では、昨季以上のハードスケジュールになる為に、90分間の試合運びと言うのをどうやっていくのか、クラブとしてだけでなく、自分たちでも考えて戦っていかないと勝てる試合を、後半に落とすというような結果になってしまうだろう。
この試合は上手く勝てた、それで終わりではなく、どうやって、ゲームを支配していくのかと言う点を考える必要があるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。