2013年03月30日 [22:12]   ジュビロ磐田 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第4節 磐田 vs 鳥栖

中断明けのJ1第4節。
開幕スタートに失敗、1分2敗で3チームならんでの15位となっている磐田。
こちらは勝ち切れないが1勝2分と負けておらず、5位につける鳥栖。
磐田はここで良い形の再スタートが切れるか、鳥栖は優勝争いの為に勝点を稼げるか。

Jリーグ2013 Division1 第4節
ヤマハスタジアム/8,741人
磐田 3-3 鳥栖
(磐田) 山田大記(45分)、松浦拓弥(62分)、金園英学(71分)
(鳥栖) 豊田陽平(9分、34分、51分)
ホーム磐田のスタメンは、1 川口能活、2 菅沼駿哉、24 チョ・ビョングク、33 藤田義明、20 山本脩斗、22 チョン・ウヨン、23 山本康裕、11 松浦拓弥、10 山田大記、17 金園英学、18 前田遼一の3-3-2-2。
代表戦から戻ったばかりの駒野友と伊野波はスタメンを外れているが、前田遼はスタメンで起用してきた。
アウェー鳥栖のスタメンは、1 赤星拓、15 丹羽竜平、4 小林久晃、13 金正也、20 呂成海、14 藤田直之、28 高橋義希、8 水沼宏太、22 池田圭、10 金民友、11 豊田陽平の4-2-3-1。
負傷の坂井達に代わって金正也がスタメンで起用。

点の取り合いはドロー
立ち上がりから激しいプレスの中で、2分には磐田が良い位置でFKを得て、ゴール前に入れたボールに前田遼が飛び込むが、後少し届かず、逆に鳥栖も中盤でのカットから一気に縦に攻めて金民友からのパスを受けた水沼宏がシュートに行くが、これは僅かに枠を外す。
両チームとも奪ってからの切り替えが早く、一気に前線まで繋いで行くために、攻守の切り替えが早い試合の中で、高橋義の縦パスで左サイドを縦に抜けた水沼宏からのクロスに豊田陽がファーサイドでフリーでのヘディングシュートを決めて鳥栖が9分先制。
磐田も早い攻めでチャンスを作り、磐田が優勢になるかと思われたが、33分には、豊田陽がフィジカルを活かしたドリブル突破でCKを得ると、右CKをファーサイドでDF二人相手に競り勝った豊田陽のヘディングシュートが決まって、34分鳥栖が2点目。
2点リードを追う磐田は、前半終了間際、左CKからのボールをゴール前に入れず、下がった位置にいた山田大へとパスを通すと、山田大の左足での強烈なミドルシュートが、赤星拓の手を弾き飛ばしてゴール、45分に磐田が1点を返す。
後半、駒野友を投入して逆転を狙う磐田に対して、51分、再び右CKから、中央で豊田陽がDF二人に間に割って入ってのヘディングシュートを決めて、鳥栖が再度2点差に突き放す3点目、豊田陽がヘディングのみでハットトリック達成。
62分、追いかける磐田は、右サイドで粘って小林裕がクロスを入れ、ファーサイドで山本康がヘディングシュート、これは一旦GKが弾くも、こぼれ球を山本康が中に流して、松浦拓が無人のゴールに蹴り込み、磐田が1点差に詰める。
更に71分、一気に右サイドへと展開すると駒野友がフリーでクロスを入れて、これがDFの頭の上を越えてファーサイドで、金園英がフワッとしたヘディングシュートを決めて磐田が同点に追いつく。
次の1点をどちらが取るのか、得点の気配はある中で両方とも後1点が奪えず、試合終了。

攻め合いはドロー
序盤から攻め合う展開になったが、その中で、鳥栖がセットプレーから豊田陽のヘディングで3点を、ただ、その中でも磐田もサイドからの攻撃でチャンスを作り上げて同点に追いついた。
どちらも持ち味を出し切って点を奪っての試合は、お互いに後1点を取り切れないままで試合終了。
終わってみればドローですが、どちらも勝てるチャンスがありながらも勝てないという事で、勝点2を逃した感じがある。
しかし、面白い試合になった。
持ち味を出していたからこそ、両チームの強さの差が無い事がはっきりと分かる試合になった上で、両チームともに本当に良いサッカーをしていた。

得点王に近付く豊田陽平
本当に豊田陽は強くなりましたね。
最近では、代表への待望論が出ていますが、この試合のプレーを見ていても、日本人離れした強さを見せている。
1点目は上手く、相手のDFの死角に回ってヘディングシュートを決めれば、2点目と3点目は、セットプレーからDFの間で競り勝ってゴールを決める強さを発揮した。
ハットトリックで現段階の得点王になっている訳ですが、この試合のゴールが全てヘディングシュートと言うのは見事。
とはいえ、代表と言う所になると、問題点があって、確かに前線で強いし、ゴールを奪えるようになったが、後は、前線で基点となってキープできるようになる事でしょうかね。
今の所、ストライカーとしては、これ以上ない位に才能が開花してきているように思えるが、しかし、代表の1トップは点を取るだけではないですからね。
しかし、現状で、Jリーグで最も点を取れている選手であることは、日本代表へと言う声が聞こえてきるのは当たり前であり、切り札となりえる選手ではあると思える。

不発の前田遼一
この試合でも、前田遼の初ゴールとはいかなかった。
先日の代表戦から戻ってきたばかりではあるが、サイドから磐田が攻勢を仕掛ける時に惜しいシーンを何度もあったが、ゴールを奪うにはいたらなかった。
ま、冗談とも本気ともつかないが、前田遼にだけはゴールを奪われたくないと各クラブ語っているが、その通り、ゴール前でのマークはやはり厳しいものがあり、その中でゴールを奪うのは困難であろう。
しかし、だからこそ、そういう中でゴールを奪っていく事こそが、代表での地位を確保し続けるためにも必要だろう。
動いてボールをもらう事が出来る選手であるだけに、少し下がってボールを引き出す分、ゴール前に出るのに遅れる、特に、この試合はやはりどこか疲労があったのか、動きが少し遅い部分もあって、サイドから何度となく触れればと言うボールがきていたが、間に合わなかった。
下がってボールを受けられるのは前田遼の強みではあるが、点を取るためにはゴール前に入っていかないといけない。
他を活かすのも大切だが、ストライカーとして、ゴール前でボールを受けられる形に持ち込んでいく事も大切であり、その意味では、この試合は豊田陽のプレーが前田遼よりも上回っていたと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。