2013年04月02日 [21:16]   コンサドーレ札幌 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第6節 札幌 vs G大阪

J2第6節。
ここまで無敗ながらも、1勝しかできておらず、優勝候補としては物足りない8位のG大阪。
対して、G大阪と同じく降格組であるが、こちらは2勝3敗で13位の札幌。
力の差は明確だが、共に昇格を狙っている両チームだけに、勝利という結果を得ることができるか。

Jリーグ2013 Division2 第6節
札幌ドーム/17,020人
札幌 1-3 G大阪
(札幌) 宮澤裕樹(93+分)
(G大阪) レアンドロ(43分)、家長昭博(59分)、岩下敬輔(81分)
ホーム札幌のスタメンは、30 杉山哲、14 上原慎也、25 櫛引一紀、3 パウロン、27 松本怜大、4 河合竜二、18 深井一希、20 上里一将、13 内村圭宏、10 宮澤裕樹、11 前田俊介の4-2-3-1。
奈良竜が出場停止。対G大阪という事で、大きくスタメンを入れ替えてきた。
アウェーG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、21 加地亮、26 西野貴治、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、41 家長昭博、10 二川孝広、6 倉田秋、9 レアンドロの4-2-2-2。
代表から戻ってきた今野泰と遠藤がCHでコンビ、また、家長がスタメン復帰。

G大阪が快勝
立ち上がり主導権を握ったのはホームの札幌で、中盤からのプレスと広くサイドをつかった攻めで押し込むが、10分を過ぎたあたりから、G大阪が前に徐々に圧力をかけて、チャンスを作り出して、両チームとも決定機があるが、ゴールが生まれず。
ただ、43分に、右サイドを突破すると、最後は倉田秋のフワッとしたクロスにレアンドロが上手くDFの前に入ってコントロールしたヘディングシュートを決めてG大阪が先制。
試合はG大阪ペースになると、倉田秋の積極的な仕掛けなどで決定機を作るなど、札幌はどうにもボールを取りに行く事が出来ず、ポゼッションで上回るG大阪が、59分、テンポの良いパスから二川がフワッとDFの裏に落とすパスに家長がタイミング良く抜け出してダイレクトシュートを決め、G大阪が2点目。
81分、G大阪はFKから札幌がクリアし切れなかった所で、岩下敬がそのクリアミスしたボールをヘディングシュートを決めて、決定的な3点目。
何とか1点を返す為に猛攻を仕掛けた札幌が、アディショナルタイムには、ゴール前での混戦の中で宮澤裕が押し込んで1点を返すが、反撃もここまで、3-1でG大阪が勝利。

G大阪が圧倒
立ち上がりこそ札幌の攻勢にG大阪が押し込まれる展開だったが、徐々にパスを回して、G大阪がリズムを掴むと、そこからは、力の差を明確にみせるような展開になった。
得点こそなかなか生まれなかったものの、G大阪の攻撃の前に札幌は何とかボールを持ちたいが、奪われないようにするために必死で、序盤ほどの前に攻める事が出来なくなっていた。
逆にG大阪は急がずに攻める為に、ポゼッションで上回って、そこから倉田秋やレアンドロが仕掛けて行くという形で札幌ゴールに迫っていくと、漸く、前半終了間際に、その倉田秋のクロスにレアンドロが飛び込んで決めて先制。
そこからは、一方的な試合になっていた。
終わってみれば、シュート数こそ札幌がG大阪を上回ったが、内容的には一方的な試合展開になった。
それでも、最後はG大阪が若干ペースダウンした部分もあるが、札幌が猛攻を仕掛けて1点を返すことが出来たのは、札幌にとっては収穫だったかもしれない。

真っ向勝負
札幌は、G大阪相手に真っ向からの勝負を挑んだと言えるだろう。
今季のJ2で、G大阪の戦力が抜きんでている事、力だけで言えば、J1でも優勝できる戦力のある相手だけに、G大阪を中心に回ると言われてきた。
ただ、ここまでG大阪は結果を出し切れていないのは、失点が多い部分もあって、そして、相手チームは一旦守ってカウンターを仕掛ける事で互角の勝負に持ち込んでいた。
それに対して、札幌は守りを固めるよりも、前から勝負して、ボールを支配してやろうという意図が見えた。
それが奏功して、序盤は中盤でのG大阪のパス回しを狙ってカットして自分たちで仕掛けて行く事が出来ていた。
ただ、ボールを支配する事で一杯一杯になって、ゴールを奪えず、逆にG大阪がリズムを作り出して、中盤でのプレスも機能しなくなった。
それでも最後まで札幌はG大阪相手に真っ向から勝負して、負傷者が出て交代を使うというアクシデントもあったが、前線に技術のある選手を並べて戦う事でG大阪に最後には一矢報いた事もあり、次に繋がる可能性を見せた。

漸くのG大阪のサッカー
この試合のサッカーが出来れば、G大阪は負けない。
それだけ、この試合のG大阪は狙い通りのサッカーが出来たと言えるだろう。
序盤に意表をつかれて、押し込まれたが、そこからはパスを繋いで、札幌を翻弄して、チャンスを作り出していくし、行かない所は無理をしない。
G大阪らしいサッカーが出来ていた。
今季、負けこそ無くて、漸くの2勝目であり、これで3位になったとはいえ、苦戦していると言えるが、それは、一つには、序盤のペースがもたずに、後半途中で一気にペースダウンしてしまう事で、失点をしてしまって、勝ちを逃すという事が多い。
終盤には、何とか追いついて同点にした試合もあるなど、点を取りに行くと取る事が出来ていたりしている、そういう強さは、J2の中ではあるものの、G大阪のサッカーは、やはり試合を支配していく事であろう。
この試合のように支配して、自分たちがペースを作れば、途中のペースダウンも無くなっていく。
それだけの力の差があるのですから、行くところと、行かない所を、全体として作り上げていく事が出来れば、後は、アジアをも制したG大阪の得点力の前では、今のJ2でG大阪とまともに勝負できるクラブは少ないと言えるだろう。
つまり、どこまで、自分たちのサッカーを展開できるかどうかが、G大阪には重要な部分になるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。