2013年04月13日 [21:08]   ヴァンフォーレ甲府 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第6節 甲府 vs 柏

J1第6節。
前節、昇格組同士の対決を制して、待望の今季初勝利をあげた12位甲府。
前節、名古屋相手に追いつかれて、ここまで2勝1分2敗となかなかリズムに乗り切れない8位柏。
柏の方が上位ではあるが、NCでも勝利をして勢いが出てきた甲府が、このまま一気に行く事が出来るのか?

Jリーグ2013 Division1 第6節
山梨中銀スタジアム/10,569人
甲府 3-1 柏
(甲府) 福田健介(7分)、ウーゴ(11分)、土屋征夫(77分)
(柏) OG(21分)
ホーム甲府のスタメンは、21 河田晃兵、2 福田健介、26 青山直晃、41 土屋征夫、16 松橋優、6 佐々木翔、4 山本英臣、18 柏好文、22 羽生直剛、25 平本一樹、11 ウーゴの4-2-2-2。
前節からスタメン復帰の山本英を含めて、前節と同じメンバーで挑む。
アウェー柏のスタメンは、21 菅野孝憲、2 藤田優人、4 鈴木大輔、3 近藤直也、5 増嶋竜也、29 谷口博之、7 大谷秀和、9 工藤壮人、15 ジョルジ・ワグネル、11 クレオ、18 田中順也の4-2-2-2。
ジョルジ・ワグネルが開幕戦以来のスタメン復帰だが、栗澤僚が出場停止、レアンドロ・ドミンゲスと狩野健が欠場と少しチーム状態は良くないか。

甲府連勝
まずは、柏が良い位置でFKを得ると、ジョルジ・ワグネルが蹴ったタイミングで柏がファール、すぐ後に、今度は甲府がウーゴの落としから平本一が抜けようとするところでファール、甲府のFKは、福田健が壁の右を抜いてGKの逆をつく右隅ギリギリに決める素晴らしいシュートで7分、甲府が先制。
更に、ゲームが落ち着く前に、右サイドを佐々木翔が強引に突破した所からのアーリークロスに走り込んだウーゴが、そのまま頭で合わせてゴール、甲府が11分、早くも2点目を奪う。
2点リードを許した柏だが、21分、右サイドに大きく展開したボールを藤田優が追いついてクロス、これをクレオがGKと競っていくが、頭の上を越えたボールが甲府DFに当り、そのままゴールに入って、OGで1点を返す。
前半は、甲府が良い形でいっていたが、後半に入ると柏が優勢に試合を進め出し、甲府ゴールに迫っていくが、しかし、押し込んでいくもののシュートまでいけない。
劣勢の甲府は、セットプレーから柏のクリアボールを押し返して、左サイドへと展開するとDFが処理にもたついた隙に一気に柏好文が抜け出してからのクロスに、前線に残っていた土屋征がフリーで完璧に合わせたヘディングシュートを決めて甲府が77分、突き放す3点目。
柏は攻めるが決定機を作るには至らず、逆に甲府は、少しずつ試合を締めに入っていって、最後にはジョルジ・ワグネルが強烈なミドルシュートでゴールを狙うが枠を大きく外し試合終了。

勢いに乗る甲府
今季、なかなか勝てなかった甲府でしたが、前節、大分との昇格組同士の対決を制して、今季初勝利を上げると、勢いのまま、リーグ戦では調子が良い大宮を相手にNCでも勝利。
そして、この試合、どうにも乗り切れない相手とはいえ柏相手に、まさに快勝と言う結果になった。
立ち上がりは、ほぼ互角で入って、共に良い位置でFKのチャンスを得たが、柏はゴール前での競り合いでファールをしてしまいFKを活かせなければ、逆に甲府は、素晴らしい福田健のキックで先制点を奪った。
これで、試合自体の主導権と勢いに乗ったのと、少し柏は同じくチャンスをありながら逆に決められたという事で意気消沈をしたのか、少し動きが悪くて、ウーゴをフリーにしてしまっての失点につながった。
何とか、前半中にOGとはいえ1点を返した事で、柏も切り替えて攻めに転じてきて、特に後半に入ると、ボールがスムーズに回るようになって、甲府が少し下がっていく事もあって、柏が優勢に試合を進めだした。
ただ、甲府の守備陣はゴール前をしっかりと固めて、河田晃のビックセーブもあって耐えると、一瞬の隙をついて、クリアから前に出て行こうとする柏のDFの裏をついて3点目を奪った。
柏としては、もう少し攻める事が出来ればという所だが、攻め切れない展開の中で、甲府がチャンスを的確にものにする。
このチャンスをきっちりと決める事が出来る部分が甲府の勝因だったと言える。

レアンドロ・ドミンゲスの不在
この試合、レアンドロ・ドミンゲスが不在。確かにジョルジ・ワグネルが復帰してきたものの、どうにも彼の不在が大きかった。
チャンスは作れた、特に後半は柏ペースだったと言える。
しかし、それを活かすことが出来なかった。
レアンドロ・ドミンゲスが不在で、この試合は田中順とクレオの2トップにして、チーム得点王であり、ここまで5得点の工藤壮を中盤に下げる事でポジションを埋めたのだが、その結果、前線でのパワー不足と言うか迫力不足になった。
工藤壮が前にいれば、もっと迫力だったり、得点の可能性もあったかもしれません。
直接的な不在による攻撃パターン不足もそうであるが、彼の不在によって、ポジションをいじった結果、得点力のある選手がポジションを下げてしまって、ゴール前に入っていけなくなった事は、痛手であり、敗因の一つになったとも言えるだろう。

勢いの分かる試合
精神論とかそういうのは、サッカーの勝敗を語る上で考えてはいけない部分だと思うんです。
運とか、精神論、気持ちが入れば良いというのは、正しく試合を評価する事は出来ない。
ただ、この試合に関しては、そういう部分による差が出たんじゃないかと思えて仕方が無い。
先制点を上手く甲府が取ると、2点目は、佐々木翔がボールを受けた所で、柏のDFがボールを取りに行くところで、佐々木翔は倒れるかと思われたが、しかし、体ごとボールをキープして前に出て行く事で、完全にフリーになって、ウーゴのゴールに繋がるクロスを入れる事が出来た。
更に、劣勢の中で、セットプレーのクリアボールを拾って、一気に裏に蹴りだすと、そこにDFも人数をかけて守りに入るのだが、そこでDF同士が見合ってしまって、ボールがこぼれて、それが丁度柏好文の足下に転がるなど、勢いに助けられたと言えるだろう。
とはいえ、柏のゴールもOGでしたし、何よりも、運とか勢いではなく、佐々木翔は倒れなかった事、そして、前に出てこようとした所で裏を狙った事で、急に下がりながらの守りになった3点目に繋がるミスを誘った。
運だけでなく、そこに至るプレーが合ったからこそ、勢いを引き寄せる事が出来た。
今季、序盤は昇格組が苦戦していたが、昨季のJ2でのプレーを取り戻せば、ここからいける可能性があるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。