2013年04月14日 [21:25]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第6節 C大阪 vs 大宮

J1第6節。
開幕3連勝の後、引き分けの後、前節は鹿島相手に競り負け4位になったC大阪。
対して、昨季終盤からここまでリーグ戦16戦無敗で、現在3位の大宮。
連敗は避けたいC大阪に、無敗記録を伸ばしたい大宮、共に首位横浜Mを追うためにも勝点が欲しい試合。

Jリーグ2013 Division1 第6節
大阪長居スタジアム/13,384人
C大阪 1-2 大宮
(C大阪) 柿谷曜一朗(45分)
(大宮) 金澤慎(1分)、ズラタン(85分)
ホームC大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、7 新井場徹、3 茂庭照幸、4 藤本康太、14 丸橋祐介、30 シンプリシオ、2 扇原貴宏、6 山口螢、16 枝村匠馬、9 エジノ、8 柿谷曜一朗の4-2-2-2。
枝村匠を今季リーグ戦で初スタメン起用、他はいつも通りのメンバー。
アウェー大宮のスタメンは、1 北野貴之、27 今井智基、2 菊地光将、17 高橋祥平、8 下平匠、13 渡邉大剛、6 青木拓矢、23 金澤慎、9 チョ・ヨンチョル、28 富山貴光、11 ズラタンの4-4-2。
右SBがいつもの渡部大ではなく今井智を起用してきた。また、前節に引き続きノヴァコビッチが欠場で、富山貴がスタメン。

大宮が勝ち切る
開始早々、中盤でボールをカットした金澤慎がGKキム・ジンヒョンが前に出ているのを見て、思い切ったロングシュートが、下がりながら飛び上がったキム・ジンヒョンの指先をかすめてゴールに突き刺さり、1分で大宮が先制。
ただ、C大阪もすぐに逆襲、テンポの良いパス回しで繋ぐと、4分には決定的なクロスが入るも、ゴール前に入る柿谷曜とエジノにはDFがマークしてシュートさせず。更に7分には、扇原貴が一気に裏を狙ったパスにオフサイドにならず抜け出した柿谷曜がGKと1対1、しかし、GK北野貴が素晴らしい反応で止めると、こぼれ球に山口螢が詰めたがDFが一瞬早くクリア。
16分には新井場が抜け出してクロスにニアでエジノがスルーしてファーサイドに飛び込んだ柿谷曜が押し込んだが、エジノがオフサイドでノーゴールなど、何度も決定機があるがC大阪は決め切れない。
大宮も押し返して、大宮もチャンスを作り出し、徐々にC大阪が劣勢になる中で、前半終了間際、丸橋祐が一気に裏に出したボールを柿谷曜が見事なトラップで抜け出して、今度はGKとの1対1を制して45分、C大阪が同点に追いつく。
互角の展開になっている中で、64分、高橋祥がエジノを倒してYC、それに不服で、どうやら異議か暴言を吐いたようで、2枚目のYCで退場、納得できないのか水筒を蹴っ飛ばすなど、少し騒然とする。
一人少なった大宮に対して襲い掛かったC大阪は、大宮ゴールに立て続けに脅かすがゴールは奪えず、劣勢の大宮だったが、85分、カウンターから渡部大が粘ってヘディングで落とすと、ズラタンがトラップで茂庭照をかわして左足シュート、この技有のシュートが決まって、大宮が勝ち越す。
大宮は時間を経過させる事を狙い、C大阪は一気に攻めたいが、なかなか攻め手を見出せず、大宮が勝利。

17戦連続無敗
鹿島の記録に並ぶ、17戦無敗記録と言う結果になった試合は、非常に見所の多い試合になった。
立ち上がり早々、ボールをカットしてマークが来なくて、しかも、GKの位置を見極めての思い切った超ロングシュートを決めて始まった試合は、その後、C大阪が優勢に試合を進める。
何度となくパスを回して、大宮の守備の隙を狙って行くが、最後の部分では大宮がボールをカットしてシュートまで行かせなかったりする。
それでも、C大阪は、大宮の守備ラインの高さから、裏を狙って柿谷曜やエジノがオフサイドギリギリでの駆け引きを続ける。
大宮は、どちらかと言うと序盤は劣勢だったが、それでもボールを奪ってからは早く攻める事が出来ていて、徐々にC大阪の動きに慣れると、逆に大宮がペースを掴み出す。しかし、そうなると、大宮の意識も前に出て行くという事で、前半終了間際に、C大阪が狙いが上手く行って柿谷曜がゴールを奪う。
後半は五分の展開だったが、大宮が一人少なくなった後は、C大阪が猛攻を仕掛けて、何度もゴールに迫っていくが、そこでゴールが奪えなかった事で、逆にC大阪が失速、守備を意識して、ラインを下げた大宮の前に前に引っ張り出されたC大阪が、逆に、裏を狙われて、ボールの処理に手間取った隙に渡部大がヘディングで繋いで、スラタンの素晴らしい個人技でゴールを奪って勝ち越した。
その後も、C大阪は攻撃に行くものの、攻め手が無くて、それこそ逆に大宮の方がカウンターから可能性を感じさせるという展開のまま試合終了。
劣勢の方が得点を奪うという勝負の妙だったり、お互いの狙いがあったりと、面白い試合の結果、大宮が見事な勝利で17戦無敗と言う記録を達成した。

アイデア不足
これは、ピッチ上の選手の問題なのか、それとも、ベンチの采配の問題だったのか、後半、一人多くなってからのC大阪の攻めはチグハグだった。
相手が一人少なくなった事で、圧倒的な攻勢を仕掛ける事が出来た。
ただ、その前に、楠神順を投入して、山口螢を中盤の底に下げた事で、前線の運動量が下がってしまって、大宮の守備、マークを外していく事が出来ず攻撃が引っかかってしまう。
また、状況打開の為に南野拓を投入して、前線で基点を作りたかったというのは分かるが、前線からのプレスを含めて、運動量からボールの引き出しをしていた枝村匠を外したことで、攻めが単調になってしまった。
リードを許した後にも、攻める方法が見出せず、攻めは単調で逆にカウンターのピンチになったり、後一人の交代枠を使いこなせなかった。
何かもう一つあればと言う部分で、ピッチ上でもベンチにもアイデアが足りなかった、勝てる試合だっただけに、その部分で、勝てなかった事、特に内容も良かったにもかかわらずと言う事で、C大阪には勿体無いを越えて、少し問題の多い負けになったように思える。

見事な勝利も
見事な勝利でしたし、自分たちのサッカーを自信を持ってやれるようになっている。
ラインが高い部分を狙われて失点をしたが、後半一人少なくなった後は、今度はラインを高く保つよりも、一旦下がってボールを奪ってからカウンターを狙うという柔軟性を見せた。
チーム全体として、大宮のサッカーの完成度の高さを感じさせる、特に一人少なくなってからの戦い方の上手さなど、毎年のように降格・残留争いをしているクラブとは思えないサッカーだった。
ただ、それだけ良いサッカーをしていただけに、高橋祥の行いが、折角の試合に水を差した。
確かに、VTRを観る限りでは、高橋祥が抗議したくなる気も分かる。ボールを取りに行った際には後ろからですが、エジノが倒れたのは、自分でもつれて倒れただけですから、YCまで出されるのは納得できないだろう。
しかし、サッカーにおいて人が裁く以上、どうしても納得できない判定は出てくる、既にYCをもらっている状況で、抗議してもう1枚もらえばどうなるのか、分からない訳でもないだろうが、落ち着くことが出来なかったという事だろう。
そこまでは、ま、選手も人である以上、あり得る事でしょう。
それでも、ピッチを去る際に水筒を蹴っ飛ばすなど、雰囲気を悪くするような行動は慎むべきだ。
自分たちはプロであり、スタジアムには客が入って自分たちの一挙手一投足を見ている訳です。この試合を観て、良い試合をしている大宮のファンが増えたかもしれないのに、あれでサッカーは怖いと思わせては、単純にチームとしてもマイナスになろう。
退場になって憤る気持ちも分かるが、そこで、後一歩の部分では冷静さを残しておかないと、今後も同じ退場をする事になるし、観ている人にも嫌な印象を与える事になる。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。