2013年04月23日 [21:05]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第10節 京都 vs 鳥取

J2第10節。
ここ5試合を1勝1分3敗で、11位と苦戦を続けている京都。
こちらは5試合を2分3敗と、京都以上に苦戦して17位の鳥取。
京都としては、そろそろ上位に追いついていくためにも勝たないといけない試合。

Jリーグ2013 Division2 第10節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/4,692人
京都 3-0 鳥取
(京都) 横谷繁(19分)、久保裕也(64分)、安藤淳(81分)
ホーム京都のスタメンは、21 オ・スンフン、8 安藤淳、3 染谷悠太、20 バヤリッツァ、16 福村貴幸、19 田森大己、4 秋本倫孝、27 原川力、7 駒井善成、17 横谷繁、31 久保裕也の4-2-2-2。
出場停止から染谷悠が復帰し、秋本倫と久保裕を久々にスタメンで起用。また、原川力を今季初スタメンで起用。
アウェー鳥取のスタメンは、21 杉本拓也、23 三浦修、3 柳楽智和、7 横竹翔、16 武田英二郎、14 吉野智行、10 実信憲明、15 田中雄大、25 奥山泰裕、13 久保裕一、26 永里源気の4-1-2-3。
吉野智と永里源を今季初スタメンで起用。

京都が勝利
両チームとも主導権を握れないが、チャンスはある中で、19分、中盤で福村貴がボールをカットすると一気にDFの裏へと出すと、飛び出すGKよりも一瞬早く横谷繁がヘディングシュートに行って無人のゴールへ押し込んで、京都が先制する。
京都が先制したものの、どちらも試合の主導権を握れないまま前半終了。ただ、後半になると、鳥取が高い位置からのプレスを仕掛けて京都のパスが繋がらなくなると、鳥取が風上を活かして押し込みだす。
しかし、そこで鳥取が得点を奪えないと、60分頃から京都も攻め込み出して、68分、裏に抜け出した久保裕が決定機になるが、ここはGK正面、ただ、その1分後、中盤で細かくパスを繋いで原川力が左サイドへとスルーパスを出すと、抜け出した駒井善からのクロスにDFの前に飛び込んだ久保裕が引っ掛けるようなシュートを決めて、京都が69分追加点を奪う。
追加点を奪ってから京都が優勢に試合を進めて行くと、81分、駒井善と横谷繁のワンツーと見せかけて、横谷繁が縦に抜けるとクロスにファーサイドに飛び込んだ安藤淳がヘディングで押し込み、京都決定的な3点目。
その後も京都が押し込み続けて、京都が優勢なまま試合終了。

強風の中の試合
試合中に強い風が吹く中での試合は、しかし、風の影響を受けないサッカーを展開した京都が、見事な勝利。
序盤こそ、どちらつかずの試合になったが、京都が上手く相手の裏を取るパスで先制点を奪うと、その後も、風の中で大きく蹴るのではなく、ショートパスを繋ぐことで、風の影響を受けないサッカーを展開、鳥取に対して、ボールポゼッションで上回ったまま、試合を押し切った。
鳥取が攻め込む時間帯もあり、決して余裕の勝ちと言う感じは無かったが、後半のその押し込まれた所で点を与えないと、そこからは、完全にゲームをコントロールして、しかも、きっちりと追加点を奪っていく。
鳥取は風上に立った後半早々には、サイド攻撃を中心にチャンスを作り出すが、高い位置からのプレスで京都の攻撃を封じる事が出来て、上手くショートカウンターを決めていたのだが、ゴールを決め切れなくて、試合の主導権を失った。
京都は、鳥取の高い位置からのプレッシャーに少し押し込まれることもあったが、早くボールを動かすことで、相手のマークを外して、マンマークでくる鳥取の守備の逆をついて、1対1で勝てる所で勝負して、優勢に試合を進めた。
鳥取は何とか強風を活かそうとしたが、活かしきれず、逆に京都は強風に負けないサッカーをしたことで、勝利を引き寄せた。

少しは良さが見えた鳥取
前半は、どちらも試合の流れを掴みきれない試合だったが、後半早々、風上に立った事を活かして攻め込んだシーンは、鳥取の良さが見えた。
何よりも高い位置からのプレスがはまって、京都のパス回しを封じて、奪うと素早く展開してのショートカウンターに入れる形は、残念ながらゴールこそ奪えなかったものの、非常に良いサッカーであった。
負けたものの、あの15分間で見せた鳥取のサッカーは、J1でも通用しそうなサッカーだった。
但し、それが続かなかった事、何よりも、京都が対応すると、それに対して再度サッカーを構築しなおすことが出来なかった事は、課題となるだろう。
交代選手も、効果的に流れを変えるという事も出来なかった。
確かに良いシーンもあったものの、90分の内の15分でしかなく、これを90分間できるようになる、相手が対応してきたら、その上を行くために柔軟に、そして、チームとして考えていく事が、大切であり、それが出来ないようだと、上を目指すことは出来ないだろう。

京都らしい(?)サッカー
ある意味、横綱相撲のようなサッカーで、鳥取相手に押し切ったと言えるかもしれない。
前半はどちらつかずの流れの中で、風上を活かして裏を狙った福村貴のキックに、風で流れる事を警戒したのか、GK杉本拓の飛び出しが少し遅れると、その隙をついて先制点を奪った。
特に試合の流れを掴めない中でも一瞬の隙をついてゴールを奪えるところは見事であった。
そして、後半立ち上がりに鳥取が押し込んできた所で、後手に回る事になったが、しかし、失点をしなかった事で、今度は自分たちのペースに持ち込んで、強引にだったり、リスクを冒すわけでもなく、少しずつ相手の陣内へと侵食していくように、押し込んで行って、最終的にゴールまで繋げた。
力の差があるからこそ、出来るサッカーだと思えるが、だからこそ、力の差を見せつけるように、危なげないサッカーで、鳥取を圧倒しきった。
上位陣との戦いでは通用しないようにも思えるが、勝てる試合にしっかりと勝つためには、こういうサッカーが出来るようになった事は非常に大きい。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。