2013年05月07日 [20:56]   柏レイソル | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第10節 柏 vs 横浜M

GW最終日のJ1第10節。
前節、大宮相手に完敗、ACLでは何とかGL突破したが、J1の方は、1試合少ないものの11位と苦戦している柏。
6連勝の後、1敗してから2試合連続ドロー、ただ、前節の鹿島戦など内容的には悪くない2位横浜M。
大宮から離されるわけにいかない横浜Mとしては、勝たないといけない試合。

Jリーグ2013 Division1 第10節
日立柏サッカー場/13,621人
柏 2-1 横浜M
(柏) クレオ(8分)、工藤壮人(60分)
(横浜M) 兵藤慎剛(21分)
ホーム柏のスタメンは、21 菅野孝憲、2 藤田優人、3 近藤直也、23 渡部博文、5 増嶋竜也、7 大谷秀和、28 栗澤僚一、14 狩野健太、15 ジョルジ・ワグネル、9 工藤壮人、11 クレオの4-2-2-2。
レアンドロ・ドミンゲスが負傷欠場で、狩野健がスタメン。また、ジョルジ・ワグネルがスタメンに復帰してきた。
アウェー横浜Mのスタメンは、1 榎本哲也、13 小林祐三、4 栗原勇蔵、22 中澤佑二、5 ドゥトラ、8 中町公祐、27 富澤清太郎、25 中村俊輔、7 兵藤慎剛、19 藤田祥史、18 マルキーニョスの4-2-2-2。
藤田祥をスタメンに起用して、1トップから、その藤田祥とマルキーニョスの2トップへと変化させてきた。

柏快勝
どちらも主導権を争う中で、8分、大きくサイドチェンジした柏は、左サイドのジョルジ・ワグネルから絶妙なピンポイントのアーリークロスを入れると、クレオがドンピシャで合わせたヘディングシュートを決めて、柏が先制。
先制してリズムが出た柏がジョルジ・ワグネルを中心にテンポの良いサッカーを見せたが、横浜Mもセットプレーから惜しいシーンを作ると、横浜Mのサッカーもリズムが出来てきて、21分には、小林祐がワンツーで一気に抜け出すと、中央からファーサイドに逃げる藤田祥につられて中央に出来たスペース走り込んできた兵藤慎へのクロスが通って、押し込み横浜Mが同点に追いつく。
お互いに出足が早くテンポの良いサッカーで攻守の入れ替えも激しいが、なかなか追加点が取れない。
そんな中で、42分、ゴール前での藤田祥との接触プレーで、柏GKの菅野孝が負傷退場、急遽、稲田康が投入される。
両チームとも後少し追加点が奪えない所で、ポゼッションから縦に入れたボールをクレオが中澤佑を引き付けながら斜めに入っておとし、工藤壮がDFをかわしてから思い切ったミドルシュートを決めて、60分、柏が勝ち越しゴールを奪う。
横浜Mが1点を追う為に攻勢を仕掛けるが、柏の守備は安定したプレスを仕掛けており、なかなか崩しきれないと、柏がカウンターから80分、大谷秀が上手い抜け出しからシュートまで行ったものの、軸足を滑らしてしまいポスト直撃。
横浜Mが攻めあぐねる中で、柏がカウンターでチャンスを作るという展開の中、89分、ゴール前に放り込んだボールをファビオと稲田康が交錯して、前半の嫌なイメージが出たが、ここはどちらも無事、そして、90分、横浜Mが兵藤慎のシュートは、GKも一歩も動けなかったがポスト直撃、さらにこぼれ球を立て続けにゴールを狙った波状神戸気を見せたが、柏が跳ね返し、最後はファビオのシュートは枠を外す。
前線に入ったファビオにボールを集めるパワープレイに出た横浜Mが立て続けにチャンスを作るものの、結局ゴールを割る事は出来ず、柏が勝利。

テンポの良い試合
どちらのチームも動き出しが良くて、テンポ良くボールも人も動く早い試合になった。
その立ち上がりで、柏がジョルジ・ワグネルの素晴らしいクロスで先制点をアシストすると、更に試合のスピードは上がって、一気に相手ゴールに迫る様な非常に激しい試合展開になる。
柏は特にジョルジ・ワグネルがこの試合は効いていて、そこを基点に、2トップが良い距離感を保って上手くフォローし合う形で、2点目も2トップのコンビによってゴールを奪った。
それに対して、横浜Mも負けたとはいえ、非常に動き出しが良くて、2トップにした事が奏功し、藤田祥が積極的に仕掛ける事で、柏にプレッシャーを与えていった。
前半の終盤に、藤田祥と菅野孝の接触プレーで菅野孝が退場した事は痛手になるかと思われたが、代わって入った稲田康が悪くないプレーを見せた事もしまった試合にした。
後半に入ると、完全に柏ペースだったが、1点を追う横浜Mは、最後にはファビオを投入して、パワープレイに出て行って、惜しいシーンを何度か作り上げたものの、ポストに嫌われるなどゴールを奪う事は出来なかった。
面白い試合ではあったが、柏が一歩上回った試合だった。

4戦勝ち無し
前節の鹿島戦にしても、今節の柏戦にしても、決して横浜Mの出来は悪くなかった。
連勝中と比較しても出来は大きく劣っているようには思えないし、点は取れている。
しかし、更に点が取れるかと言うと、1点しか取れなくなっているのが課題なのかもしれない。
序盤と比較すると、研究された部分があって、相手チームに横浜Mの攻撃パターンが読まれている部分があるように思える。
その一因と言うのが、中村俊のプレーエリアが下がっている事ではないだろうか?
連勝中は、例え下がっていても、後ろの選手などが前に出て行く事で、前線の厚みを作る事が出来ていて、そちらに引っ張られて、再び中村俊がフリーになって決定的なパスだったりが出ていた。
後は、セットプレーのパターンも警戒されてきているように思える。
それでも、終盤には思い切ってパワープレイに出る事で、非常に厚みのある攻撃になっているが、そこまでの流れでそれが作れていない事が問題だろう。
後は、1点は取れると考えれば、守備面での改善も重要で、これまで守備の良い横浜Mの印象があったが、どこか、フッと抜ける所があって、その寄せの甘さが失点に繋がる部分もあるだろう。
攻守の面で後一歩出て行く事が出来るかどうか、それが連勝時に以上のチーム状態に戻していく事に繋がるだろう。

素晴らしい動き
この試合、エースであるレアンドロ・ドミンゲスが居なかったものの、戻ってきたジョルジ・ワグネルの動きが良くて、攻撃を牽引した。
残念ながら、途中から少し消えるようになったが、それでも、そこを基点に良い動き出しが出来ていた。
先に書いたように2トップの連携が良い事もあって、前線の動きは良いのですが、その上で、大谷秀や栗澤僚が前線まで顔を出していく。
こういう動きが出来る事が柏の良さ、強さに繋がっていて、ACLのスケジュールによって、ここまで調子が上がってきていなかったが、ここからスケジュールが良くなれば、こういうサッカーが出来る柏は、十二分に優勝へと繋がって行けるだろう。
素晴らしい動きのサッカーが出来ていて、柏の結果に繋がっている。
この調子が維持できるかどうか、こういう試合のサッカーが出来ていれば、本当に面白い存在になるだろう。

しかし、最後に頭に包帯を巻いた姿で観戦していたから大丈夫だと思うが、菅野孝の負傷は心配ですね。でも、代わりに出場した稲田康が見事に代役を果たしていた事から、被害は最小限に抑えられるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。