2013年05月12日 [20:34]   ベガルタ仙台 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第11節 仙台 vs 大宮

J1第11節。
ここで5試合を2勝1分2敗と今一つ勢いに乗りきれない10位仙台。
昨季の終盤から続けている無敗記録が21まで伸びて、現在、首位に立つ大宮。
仙台は、前節の勝利から連勝してリズムに乗れるか、大宮の記録を止める事が出来るか?

Jリーグ2013 Division1 第11節
ユアテックスタジアム仙台/14,327人
仙台 2-1 大宮
(仙台) 赤嶺真吾(7分)、ウイルソン(44分)
(大宮) ズラタン(65分)
ホーム仙台のスタメンは、16 林卓人、23 田村直也、3 渡辺広大、2 鎌田次郎、28 蜂須賀孝治、17 富田晋伍、6 角田誠、11 太田吉彰、10 梁勇基、18 ウイルソン、24 赤嶺真吾の4-2-2-2。
出場停止からウイルソンが復帰して、いつものメンバーで挑む。
アウェー大宮のスタメンは、1 北野貴之、27 今井智基、2 菊地光将、17 高橋祥平、8 下平匠、13 渡邉大剛、6 青木拓矢、23 金澤慎、9 チョ・ヨンチョル、19 ノヴァコヴィッチ、11 ズラタンの4-4-2。
攻撃の切り札である富山貴が負傷欠場だが、スタメンはいつものメンバーで挑む。

仙台が勝利
立ち上がり早々、7分、右CKからの一端戻したボールを、蜂須賀孝がミドルシュートを狙い、これがコースをそれていたが、そこにいた赤嶺真が上手くトラップからシュート、北野貴が触るものの、そのままゴールに吸い込まれて、仙台が先制。
仙台が、球際に強く、ボールを奪ってから早めに前線に繋いで、中盤の選手が押し上げていく事で、大宮はボールを奪えても、なかなか前線に運ぶ前にボールが仙台の選手にかかり前に出れず、試合は仙台ペース。
そして、前半終了間際44分、左サイドでボールを繋いで、中盤からウイルソンが一気にドリブルで持ち上がって行って、最後はGKの動きを冷静に見極めてのゴール、仙台が追加点を奪う。
後半も、仙台がウイルソンを筆頭に惜しいシーンを作り出すが、ゴールを奪えず、ただ、仙台の渡辺広が一時的に治療でピッチを外れているタイミングで、大宮が放り込みを仕掛けて、仙台がクリアし切れないボールを拾ったノヴァコヴィッチが裏にボールを流すと、ズラタンがそれを決めて大宮が1点を返す。
1点を返したことで、一気に畳み掛けたい大宮だったが、しかし試合の勢いは仙台のままで、更に突き放しにいって、決定機を作るが、ゴールは奪えず。
ただ、大宮にしても、簡単にやられなくて、前に出てきている仙台の裏をついてチャンスを作り、終盤には、一転して大宮が猛攻を仕掛けて行くが、ズラタンのシュートは、悉く枠を外してしまう。
最後は、とにかく前線へとボールを送りゴールを狙った大宮だが、後1点が奪えず、仙台が大宮の無敗記録を止める勝利を飾った。

無敗記録が止まる
昨季から続けていた大宮の無敗記録は、この試合で止まり、記録としては21という事になった。
ま、いつまでも続けられるわけではないから、これで一区切りという事で、仕切り直しと言う事になる。
ただ、この試合に関して言えば、大宮よりも明らかに仙台の方が良かった結果であり、止めた試合の内容から考えれば、これで良かったのかもしれない。
序盤から、両チームとも高い位置でのプレスを狙うのだが、その後のプレーで、仙台がロングボールを多用する事で、一気に前線までボールを運び、そこで競った後のボールを、前線へと距離を詰めた富田晋と角田誠が拾って展開するなど、大宮に対して、仙台が圧倒していく展開であり、その中で、早い段階で先制点を奪った。
その後も、大宮は前に運びたくとも仙台のプレッシングにはまり、大宮のプレッシングは、仙台が早く前線に放り込む形を取っている事で、なかなか掛からず、狙い通り仙台優勢の展開になった。
終盤こそ、大宮が攻勢を仕掛けて、惜しいシーンを作り、無敗記録を続けるチームの強さを見せたが、後一歩仙台が耐え抜いた事で、仙台が勝利し、大宮がついに無敗記録を止める事になった。

切り替えられるか
終盤には惜しいシーンもあり、ズラタンが決めていればという部分はあったが、しかし、結局試合は敗れてしまった。
試合後の会見では、これで漸くプレッシャーから解放されるという類の発言もあったようですが、記録を続けるにあたって、それを意識した事でプレッシャーがあるだけでなく、意識していないと言っても、どこかで影響を与えていた可能性はある。
その意味では、これで、元々の力を出すことが出来るという事だろう。
但し、プラス面で考えたら、確かに、これで一からやり直す為に、プレッシャーは減るという事になるものの、負けていないからこその両チームの意識の差のようなものが消えてなくなるかもしれない。
特に、強いチームは、何故か勝てるから、今の大宮は、何故か負けなかったからと言う事が出来る。
そういう流れのようなものが途絶えてしまった可能性もあり、気を抜いて、いつものポジションに戻っては意味が無い。
負けた事は仕方が無いというか、どこかで負ける可能性はあったとして、どう切り替えて、次の湘南戦に挑むかが、今後の大宮を占うカギになりそうだ。

終盤まで狙い通り
ズラタンのシュートが外れるなど、危ないシーンはあったものの、仙台が大宮を圧倒した。
昨季の序盤に見せた仙台の強さが戻ってきたような試合で、序盤から前からのプレスだけでなく、奪うと、わざと前線へのロングボールを多用して、大宮の狙いを外した上で、全体が思い切って上がって、大宮陣内でコンパクトな戦い方をする事で、セカンドボールを拾っていった。
それは、序盤から終盤まで全く変わらず、続ける事で、大宮の攻撃を封じて戦い続けた。
両チームとも運動量が多くて、場合によると、足が止まるかとも思われたが、そういう事は無く、最後まで狙いを通し、大宮が前掛かってきた所で、カウンターで決定機を作るなど惜しいシーンも作った。
2点差が危険と言う話で、そこで1点を返されるとという話も聞きますが、この試合のように、自分たちが何をするか、なすべき事を分かっているチームは、そんな状況は関係なく、単純に1点まだ勝っているという事実だけで、自分たちのサッカーをやりきる事が出来る。
最後まで、自分たちのサッカーをやり切った仙台の強さと言うのが発揮された試合だったように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。