2013年05月19日 [20:42]   大宮アルディージャ | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第12節 大宮 vs 湘南

ついに20周年を超えたJ1、その2013年の第12節。
21試合無敗記録が、前節の仙台戦で敗れた事で止まったものの、首位に立つ大宮。
漸く、前節のF東京戦で、今季2勝目をあげたものの、昇格1年目は大苦戦で16位の湘南。
今季は、優勝争いを続けたい大宮に、昇格1年目の湘南が、残留を決める為に貴重な1勝を狙う。

Jリーグ2013 Division1 第12節
NACK5スタジアム大宮/10,886人
大宮 2-1 湘南
(大宮) ズラタン(15分)、渡邉大剛(81分)
(湘南) 大野和成(18分)
ホーム大宮のスタメンは、1 北野貴之、27 今井智基、2 菊地光将、17 高橋祥平、8 下平匠、13 渡邉大剛、6 青木拓矢、23 金澤慎、9 チョ・ヨンチョル、19 ノヴァコヴィッチ、11 ズラタンの4-4-2。
スタメンはいつものメンバーで、負傷欠場だった富山貴がベンチ入り。
アウェー湘南のスタメンは、1 阿部伸行、2 鎌田翔雅、22 大野和成、14 下村東美、5 古林将太、7 ハン・グギョン、6 永木亮太、8 高山薫、10 菊池大介、17 馬場賢治、9 キリノの3-4-2-1。
下村東を最終ラインで起用してきて、さらに1トップにキリノがスタメン復帰。

大宮が勝利
序盤、両チームとも慎重な入りだったが、15分、左サイドでチョ・ヨンチョルが抜け出してボールを受けると、早いクロス、これをファーサイドで渡邊大はシュートが当り損ねた形で中に入ると、ズラタンがヒールでゴールに流し込んで、大宮が先制。更に、その直後の攻撃でもズラタンがポスト直撃の惜しいシュートを放つ。
しかし、すぐさま湘南も逆襲、18分、左CKのチャンスに、下村東が中にDFを引きつけて出来たスペースに飛び込んだ大野和がヘディングシュートを決めて、湘南が同点に追いつく。
両チームとも全員守備からの攻撃へと展開するが、徐々に大宮のプレスに湘南はボールを前線に送る事が出来ず、逆に大宮の攻撃に湘南が後手になってきて、終盤に行くにつれて試合の流れは大宮が支配していく。
そろそろ大宮に得点が入りそうな気配の中で、81分、ダイレクトでパスを繋いで、最後はズラタンがヒールで流したボールを渡邉大がゴールに蹴り込み、大宮が勝ち越す。
アディショナルタイム、終了間際にはゴール前に放り込んだボールを、ファーサイドからヘディングで中に折り返すと、一瞬大宮の守備陣がボールを見送ってしまって、ゴール前で混戦、あわやというシーンになるが、ギリギリで大宮が跳ね返す。
結局そのまま試合終了で、大宮が勝利。

守備の戦い
両チームとも高い位置からのプレスとチーム全体が連動した守備を主体に、その守備から攻撃へと繋げていくのを狙った。
両チームとも狙いが似ているからこそ、力の差が出てきたという事か、時間が経過するにつれて、徐々に大宮が試合の主導権を握って行った。
先制点のシーンに関しても、上手く崩せていたが、先制を許した後に、すぐさま湘南が追いついたことで、試合の流れは湘南に行くかと思われた。
事実、一時的に湘南が押し込むような展開も見せたが、しかし、3ラインを引いて、連動しながら守る大宮の守備の前に、なかなかスペースを見出せず、崩し方が見つからない中で、徐々に、試合の流れが大宮にシフトした。
しかも、立ち上がりから守備でのハイペースが祟ってか、湘南は足が止まってしまって、試合は完全に大宮ペースになった。
守備から攻撃へ行く、この辺が大宮がここまでの快進撃の元になっているが、湘南も守備を主体にしているだけに、どちらが守備からリズムを掴めるか、ただ、その守備に関してというよりも、その守備から攻撃への部分で、やはり、大宮の方が慣れているという事だろう。
その差が出たという事でしょうね。

下がってしまった
ま、仕方が無い部分もあるだろう。
大宮の方が勢いがあったという事になるのだろうが、徐々に、湘南は押し込まれてしまって、ラインが下がった。
下がってしまうと、ボールを奪っても、なかなか前線へと繋ぐことが出来ない、前線のキリノでさえも自陣まで下がって守っていたのだが、そこから攻撃に転じるだけの力が無かった。
そして、下がって守る事で、攻撃の距離が長くなり、結果として、大宮以上に走る距離が出来てしまって、先に足が止まる結果になった。
確かに、一旦下がって跳ね返すという戦い方も一つの戦術だろう。
ただ、その為には、前線で個でゴールを奪える事が出来なければ、サッカーが点を取るスポーツである以上勝つことが出来ない。
チームとして得点を取りに行く必要がある湘南にとって、ある程度下がって守るのも必要だろうが、攻めに転じる事を考えれば、もう少し、頑張って前で勝負したい所だろう。
それが出来るのが、今の大宮で、出来なかったのが湘南、その差が明確だっただけに、逆に言えば、湘南は、どうやって前で勝負するのかという事を追及するのが大切だろう。

連敗せず
これまでは、無敗記録でのプレッシャーが多少なりともあっただろう。
それが止まったものの、今節の対戦相手は、湘南と言う昇格組であり、勝って当たり前と言うプレッシャーもあっただろうか。
その為に、もしこの試合負けるようなことがあれば、個人的には大宮はズルズルといって、いつもの定位置に行ってしまう可能性も考えていた。
そして、いつもであれば、その終盤に立て直して残留を決めていた大宮だが、今回は崩れてしまう事を考えると、ついに降格という事も想像していたが、しかし、終わってみれば見事な快勝だった。
立ち上がりから、少し慎重だったと思ったが、ある意味、いつも通り、しっかりとした守備から入って、そこから上手く崩して先制点を奪った。
すぐに失点して同点にされたものの、そこから、大宮らしく守備から立て直して、慌てる事無く試合の主導権を握って、湘南の足が止まってきた所で、スピードアップしたダイレクトパスを繋いでゴールを奪った。
どうしても、大宮と言えば、残留争いと言うイメージがあるだけに、未だに信じられないのだが、この試合の大宮のサッカーは、まさに優勝争いをしているチームの雰囲気のあるサッカーが出来ていて、本当に強いチーム、勝てるチームだと感じさせるサッカーを見せてくれた。
このまま、中断期間まで首位をキープできそうになってきたな。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。