2013年05月27日 [21:14]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第13節 C大阪 vs 名古屋

中断前の最後の試合になるJ1第13節。
2戦連続引き分けの後、前節は好調柏相手に勝利、ここ5試合を2勝3分で6位につけるC大阪。
戦力の衰えと負傷者の影響で未だにリズムに乗れず、ここ5試合も1分4敗と勝ち星が無く14位に低迷している名古屋。
中断前の試合で、どう後半戦に繋げる内容を出せるか。

Jリーグ2013 Division1 第13節
キンチョウスタジアム/16,362人
C大阪 2-1 名古屋
(C大阪) エジノ(57分)、柿谷曜一朗(67分)
(名古屋) ケネディ(91+分)
ホームC大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、17 酒本憲幸、23 山下達也、4 藤本康太、14 丸橋祐介、30 シンプリシオ、2 扇原貴宏、6 山口螢、16 枝村匠馬、9 エジノ、8 柿谷曜一朗の4-2-2-2。
負傷した茂庭照はベンチスタートで、山下達がスタメン起用。また、エジノを久々にスタメンで起用してきた。
アウェー名古屋のスタメンは、1 楢崎正剛、32 田中隼磨、22 ダニエル、4 田中マルクス闘莉王、6 阿部翔平、28 田口泰士、20 ダニルソン、8 藤本淳吾、11 玉田圭司、35 田中輝希、16 ケネディの4-2-3-1。
増川隆と小川佳が負傷欠場で、ダニエルと田中輝をスタメンで起用してきた。

C大阪快勝
立ち上がりからホームのC大阪がリズムよくボールを繋いで攻め込んで行って、チャンスを作り出すが、ゴールが奪えないと、名古屋が一気にサイドを利用する攻撃でC大阪ゴールに迫るものの、試合の主導権はC大阪が握った展開で、名古屋はギリギリの所で楢崎正を中心に耐える展開。
後半になって、少し名古屋も可能性が見えてきた所だったが、57分、シンプリシオが山口螢とのワンツーで抜けてから、エジノに渡して、そのまま前に出て行く事でDFを引き付けて出来たスペースを利用して、エジノがシュートを決め、C大阪が先制。
ここで、名古屋が前線に高さのあるヤキモフスキーを投入して、パワープレイに近い形で前線の高さを活かす攻撃を仕掛けるが、67分、枝村匠が絶妙な出足で中盤でパスをカットすると、そこから走り出した柿谷曜の足下にピタリとあうパスを出せば、柿谷曜も左足のアウトサイドで見事なトラップからスピードを落とさず、シュートまでいって、C大阪が追加点を奪う。
名古屋も終了間際にFKのチャンスを得ると、アディショナルタイムに入った所で、藤本淳が蹴ったボールにケネディがニアサイドで完全にフリーで高い打点のヘディングシュートを決めて、1点を返す。
更にゴール前に放り込んでくる名古屋だったが、同点ゴールは奪えず、試合終了。

両ストライカーと守備
両ストライカーの動きと、それに対する守備の差が、結果に繋がった試合だったように思える。
C大阪は、エジノが課題であった運動の質の悪さと言うのが改善されて、柿谷曜との距離感も含めて、非常に良いポジション取りと動き出しをしていて、中央の狭い範囲ながらも、ボールを上手くさばいて、ポストプレーが出来るだけでなく、動き出すことでスペースを作るなど、非常に良くなった事で、C大阪の前線は活性化していた。
対して、ケネディの方は、なかなかゴール前に入った所でボールをもらえず、高さで勝負するために放り込むサッカーをしているのだが、しかし、孤立していて、次に繋がらなかった。
この両ストライカーの出来に加えて、そこに対する守りも、C大阪は、茂庭照に代わって起用された山下達と藤本康が、常にどちらかがケネディに当って、簡単にプレーをさせず、こぼれ球を拾う。
名古屋も、闘莉王が声をかける事と楢崎正のコーチングで何とか対応していたものの、全体的な連携が悪くて、個々で勝負するだけで、突破を許すと、フォローが無いという守りが一切改善されていなかった。
その結果もあって、C大阪は、全体的に非常に動きのあるサッカーをしていて、試合の主導権を握っていたのだが、対する名古屋は、動きが乏しく、蹴ってから次をどうするかという事で、遅いサッカーになっていた。
チーム全体としてのサッカーの質の差が、明確に結果に繋がったという事だろう。

守備の改善
とにかく名古屋は守備の改善が急務だろう。
確かに重いですし、どうにも動きの質が良くないとはいえ、名古屋の前線には強さがあり、何より、この試合でも行っていたが、高さがある選手が多い事で、極論、単純に放り込むだけで点を取りに行ける可能性は高くなる。
それが、面白いかとか、次に繋がるかと言う批判はあるだろうが、攻撃に関しては、強引にでも点を取りに行くための方策はもっている。
とはいえ、守備面での改善は、個々では対応し切れなくなってきている。
負傷者が多いという点もあるだろうが、しかし、個々の力で粉砕してきた名古屋のサッカーも、既に相手には読まれてしまっている。
そして、守備では連動した動きが必要なのだが、個々が1対1での動きの中で、他の選手のカバーがしきれず、特に中盤の選手と最終ラインの選手の間での連携が悪いので、ボールを奪い所がはっきりとしない。
闘莉王が気を吐いていると言われるが、とにかく、チームとしての守備のやり方の改善というか、構築は、今の名古屋が力を取り戻すために絶対に必要になる部分だろう。

エジノ
開幕直後は、どうにも動きの質が悪くて、孤立する事も多く、また、他の選手との連動も悪くて、ボールを失うような機会が多かったエジノ。
ただ、長らくスタメンから外れて、そして、中断前のこのタイミングで、見事にチームの一つとして機能するようになった。
今季の柿谷曜が非常に調子が良くて、この試合も見事なゴールをあげるなど、乗っていると言っても良い。
だからこそ、相手チームにとっては柿谷曜に対するプレッシャーを強くするのだが、その柿谷曜にどうやって前を向いてプレーをさせるのかと言う点で、この試合のエジノのプレーは非常に良かった。
基本、中央に構える事で、それだけでは、今までと同じく動きの質が悪いと思えるが、しかし、少しのポジションの移動で、ボールを引き出して、ダイレクトではたいたりと、前線で基点となるプレーが出来る上に、先制点のシーンのような判断力も発揮して、ゴールを狙う動きも出来ていた。
まだまだ、見極めないといけないかもしれないが、このタイミングでエジノが機能するようになった事で、この後のC大阪の前線の動きの良さに関しては、さらにプラスになるだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。