2013年05月29日 [21:32]   愛媛FC | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第16節 愛媛 vs G大阪

J2第16節。
前節首位神戸に敗北、ここまで5勝3分8敗と負け越し、ここ5試合も1勝1分3敗で16位と低迷する愛媛。
神戸との首位攻防戦に敗れたものの、その後2連勝で、神戸との勝点差は3の2位につけているG大阪。
神戸を追う為には勝たないといけないG大阪に、少しでも順位を上げたい愛媛。

Jリーグ2013 Division2 第16節
ニンジニアスタジアム/10,381人
愛媛 1-2 G大阪
(愛媛) 加藤大(11分)
(G大阪) 今野泰幸(62分)、遠藤保仁(81分)
ホーム愛媛のスタメンは、37 秋元陽太、3 代健司、15 小原章吾、2 浦田延尚、11 石井謙伍、7 村上巧、8 吉村圭司、6 三原向平、16 赤井秀一、18 加藤大、20 河原和寿の3-4-2-1。
代健司が5試合ぶりにスタメン復帰。
アウェーG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、21 加地亮、26 西野貴治、15 今野泰幸、4 藤春廣輝、27 内田達也、7 遠藤保仁、11 パウリーニョ、10 二川孝広、6 倉田秋、9 レアンドロの4-2-2-2。
前節に引き続いて、同じメンバーで挑む。

G大阪逆転勝利
立ち上がりは愛媛がペースを掴むが、徐々にG大阪がボールを繋げるようになっていくが、11分、加地から西野貴へのバックパスを読んで、加藤大がカットすると、ゴールに流し込んで、愛媛が先制。
G大阪がボールを持っているが、愛媛はスペースを与えない守備でG大阪の縦へのパスを封じておいて、隙を見れば、中盤でボールを奪って、早い攻めを見せる事で、ボールはG大阪だが、試合の主導権は愛媛が握っているように感じる試合展開。ただ、G大阪も得点のチャンスはあり、43分には裏に抜けたレアンドロがGKと1対1になるが、秋元陽の素晴らしい飛び出しで止められ、こぼれ球を狙った倉田秋の強烈なミドルシュートは枠を外す。
後半になって、G大阪が落ち着いて前に出てくるようになると、62分、右CKが続いて、遠藤の蹴ったボールをファーサイドで西野貴がDFを抑え込むように頭一つ以上競り勝って落としたボールを今野泰がボレーでゴールを決めて、G大阪が同点に追いつく。
これで完全にゲームはG大阪ペースで、67分には、遠藤が走り込んでいくのに合わせて、フワッとゴール前に入れると、その遠藤のボレーシュートはポスト直撃、更にレアンドロのヘディングシュートなど、G大阪が愛媛ゴールに迫る。
波状攻撃も狙いだしたG大阪は、倉田秋の突破から家長が仕掛けた所で後ろから倒してFK、これは愛媛にクリアされるも、その後の左CKで、遠藤は直接ゴールを狙って、これが完全にGK秋元陽の逆をついて、ニアサイドを抜きG大阪が逆転。
逆転した事で、G大阪はそのまま逃げ切りを狙い、明神など守備固めと共に、時間を稼ぐことで、試合終了。
G大阪が逆転勝利。

惜しかった愛媛
愛媛にとっては惜しい試合だった。
確かにボールの支配はG大阪だったが、前半はボールを支配されていても、スペースを潰すことで、簡単に縦に入れさせなかった。
そして、高い位置で行ける時は、そこでプレスからボールを奪って早い攻めを見せて、先制点のシーン以外でも、何度かチャンスを作り出していた。
また、中央でスペースを潰すことで、サイドから攻められる事もあったが、ゴール前で隙を作らないのと、GK秋元陽が当っていた事で、G大阪の攻撃を止める事が出来た。
前半の出来は、まさに秀逸な出来だっただろう。
ただ、惜しむらくは、時間が経過して負けていてもG大阪は、慌てる事無く、愛媛に圧力をかけ続ける事で、徐々に愛媛は前に出て行けなくなった。
それでも、GK秋元陽を中心に良く守っていたのですが、セットプレーから2失点、完璧に崩されるシーンこそ少なかったものの、遠藤と言う日本でもトップクラスのキッカーを擁するG大阪のセットプレーの前に逆転を許してしまった。
内容的に、狙い通りの部分もあって、惜しい試合だったのだが、勝つことが出来ず、残念な結果になった。

冷静なG大阪
G大阪は、良い意味でマイペース、悪い意味でもマイペース。
この辺は、サッカーの中心にいる遠藤の影響が大きいのかもしれないが、その結果が、昨季の降格に至るまで、我武者羅にでも勝ちにこだわるという事が出来なかった面にも繋がっている。
但し、この試合のような展開では、それがプラスとして出て、冷静なG大阪と言う面が強調される事になった。
序盤から、ボールを支配しながらも、愛媛のサッカーにはまって、G大阪にとっては嫌な展開の中で先制点を許し、通常ならば焦りを生む可能性があった。
時間が経過するごとに、リードを許していた事もあって、本来ならば焦ってもおかしくない。
しかし、そういう展開の中でもG大阪は淡々と自分たちのサッカーで、徐々に愛媛を締め上げるように圧力をかけていって、そして、きっちりと逆転をした。
ある程度の力の差があるからこそかもしれないし、逆転できるだけの力があるからこそであり、先に書いたように、一歩間違うと淡々と負ける事もある。
それでも、そういうサッカーが出来る事がG大阪の最も怖い所なのかもしれない。

代表組の置き土産
遠藤保と今野泰は、この試合で代表に合流する。
オーストラリア戦までが、今回の招集組はオーストラリア戦までですが、そのすぐ後に、最終予選の最終戦であるアウェーイラク戦があり、そこからすぐにCCが行われる。
そして、遠藤保と今野泰は、現代表の中心選手であり、招集から外れる可能性は低い。
そうなると、次節である17節から22節まで、ま、日本がCCの決勝まで行く可能性は低いとはいえ、最大で6月30日まで代表活動で、彼らはクラブに戻れず、そうすると最速で7月3日の第22節に合流できるかだろう。
そうなると5試合は彼らを抜きで戦わないといけない。
この試合の勝利で、ついに神戸を抜いて首位に立ったG大阪。
同点ゴールのシーンは、西野貴が競り勝った事が大きいが、今野泰のシュートも決して簡単なものではなかった。
そして、逆転ゴールとなる遠藤保のキックなどは、GKとDFの位置をしっかりと見極めて、ピンポイントで落としこむように通した。
彼ら二人の活躍で、存在感を示して、首位に立ったのだが、その彼ら不在の中で、首位をキープしていく事が出来るかどうか、G大阪の底力がここから試される6月になりそうだ。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。