2013年06月09日 [21:13]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第18節 神戸 vs 千葉

J2第18節。
鳥取戦で敗れてG大阪に首位を奪われたものの勝点では並んで2位につける神戸。
4連勝の後に、2連敗で、順位を6位に下げてしまった千葉。
優勝争いの為に、どちらも絶対に負ける事が許されない試合。

Jリーグ2013 Division2 第18節
ノエビアスタジアム神戸/11,361人
神戸 2-2 千葉
(神戸) イ・グァンソン(20分)、小川慶治朗(56分)
(千葉) ケンペス(49分、64分)
ホーム神戸のスタメンは、22 山本海人、25 奥井諒、19 岩波拓也、23 イ・グァンソン、15 大屋翼、27 橋本英郎、6 エステバン、8 マジーニョ、13 小川慶治朗、11 田代有三、7 ポポの4-2-2-2。
アウェー千葉のスタメンは、1 岡本昌弘、11 米倉恒貴、3 竹内彬、5 山口智、33 高橋峻希、7 佐藤勇人、16 佐藤健太郎、10 兵働昭弘、39 谷澤達也、6 田中佑昌、37 ケンペスの4-2-3-1。

両チームドロー
立ち上がりから試合の主導権を握るのは神戸で、千葉は前にボールを運びたくても、神戸の中盤の守備に引っかかって攻める事が出来ず、神戸は、奪ってからの早い攻めを狙って優勢に試合を進める。
20分、優勢に試合を奨めた神戸が、左CKからゴール前に入れたボールに少し遅れて入ったイ・グァンソンがDFよりも頭一つ競り勝ったヘディングシュートを決めて神戸が先制。
その後も神戸が優勢に試合を進め、千葉はシュートを打つことも出来ない展開が続くが、後半に入ると、一転して、千葉が攻勢に出て行くと、49分、右サイドで神戸の大屋翼が処理を誤ったボールを奪った米倉恒がそのままクロスを入れて、そこに合わせて飛び込んだケンペスのダイビングヘッドが決まって千葉が同点に追いつく。
同点にされて、しかも千葉が形を作り直してきたが、神戸も56分、中盤から岩波拓の大きくサイドを変えるボールを入れるとポポが右サイドで受けて、素早くクロスを入れ、田代有がファーサイドに流れながらヘディングシュート、これはバーに当たるが跳ね返りを一番早く反応した小川慶がゴールに蹴り込んで、神戸が突き放す。
千葉に対して、再び神戸が攻勢に出るが、3点目は奪えないと、64分、右サイドのスローインから、米倉恒がドリブルで突破二人をかわしてからゴール前にスルーパスを入れるとケンペスがGK山本海の動きを見極めて股下を抜くシュートを決めて、千葉が同点に追いつく。
その後、お互いに攻めるがゴールは生まれず、試合はドロー決着。

立て直した千葉
前半は、完全に神戸のペースで、千葉はシュートをする事が出来ない展開だった。
前節から続いた千葉の悪い流れと言うか、とにかく前線にボールを繋げないという展開が、後半には、一転して変化した。
そこまでと大きく何かを変えたという訳でもなく、サイドからの攻めを狙うという狙いは変わっていないが、しかし、そのサイドへの展開に対して、全体的に動きが生まれてきて、サイドで数的有利を作った攻めを見せるようになった事で、サイドで有利に立つことが出来るようになった。
その結果、サイドから中へのプレーで決定機を作り出して、再びケンペスの2ゴール、それも2点とも、右サイドの米倉恒からのパスによるところと言う事で、狙い通りという所だろう。
前半の悪い流れを一新した、HTでの修正力、前節では出来なかったものの、この試合では、見事に立て直した結果、後半は互角の面白い展開になった。

右SBの米倉恒貴
今季の千葉において右SBに起用されている米倉恒。
元々、中盤のそれも攻撃的な選手であり、応急措置と言うイメージも強いが、その右SBとして定着してきた感じがある。
SBと言うのはDFであり、守備が重要である。
ただ、最近の世界基準でいってもSBが守備だけでは評価されなくなってきて、元々中盤の選手が、その攻撃的なセンスを求められてSBへとシフトする事も多い。
ただ、それでもSBにシフトされるのは、ある程度以上守備が出来る選手であろう。
純然な攻撃的な選手がSBに回る事は例が無いわけでも無く、過去に印象深いのは、C大阪で右SBとして起用された高橋大が、大分で二桁得点を取れるだけの選手がSBとしてC大阪になった。
それに近いのが米倉恒のSBという所か。
確かに未だに守備面での課題は大きいが、攻撃に転じた所での強さと言うのはあり、最終ラインからの攻撃参加と言う意味で、そこからの攻めで優位に立てる。
それを活かしたのが、この試合の2点であろう。
ケンペスのシュート技術も見事でしたが、その前に特に2点目のシーンは、ドリブルで突破してからのスルーパスと米倉恒の見事な技術の高さを見せた。
守備面での課題を踏まえて、今後千葉の攻守の鍵は右SBの米倉恒にかかってきそうだ。

惜しかった神戸
G大阪との勝敗から、どうしても勝たないといけなかった神戸だが、2度のリードを守り切れなかった。
序盤は、中盤からのプレスが効いていて、千葉の攻撃を完全にシャットアウトして、そこからの攻撃を見せて、前線での強さも見せる事で出来たのだが、優勢だった前半に、もう1点取れなかった事が、大きく響いた。
後半になると千葉が一転して、動きのある攻めで、神戸の守備に穴を空けて、なかなか前からプレスが効かなくなった為に、攻められる時間帯もあり、攻勢に出る事は前半同様に出来たものの、前半と異なり、ボールを奪える位置が下がってしまったことで攻撃へと転じた所で、なかなか決定機を作り出すことが出来なかった。
交代選手も含めて、何とか前線へと仕掛けるようにしていたものの、どうにも千葉の攻撃に対応する事が出来なかった。
決して、神戸は悪かった訳ではないが、前半と同じ形で通用しなくなった所で、修正する事が出来なかったという事も出来るかもしれない。
ただ、勝てなかったものの、負けなかった事は悪く無い結果かもしれない。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。