2013年06月15日 [21:55]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第19節 京都 vs 愛媛

J2第19節。
ここ5試合を4勝1敗で、勝点31で3位長崎と勝点差は1の4位につける京都。
3連敗の後、前節札幌相手に勝利して、勝点21で、今季は出遅れている15位の愛媛。
優勝争いの為には先に負けられない京都と、ここから上位に行くためにも勝たないといけない愛媛。

Jリーグ2013 Division2 第19節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/10,643人
京都 4-1 愛媛
(京都) バヤリッツァ(3分)、三平和司(78分、94+分)、駒井善成(92+分)
(愛媛) 河原和寿(33分)
ホーム京都のスタメンは、21 オ・スンフン、8 安藤淳、3 染谷悠太、20 バヤリッツァ、16 福村貴幸、4 秋本倫孝、19 田森大己、7 駒井善成、14 山瀬功治、31 久保裕也、17 横谷繁の4-2-2-2。
アウェー愛媛のスタメンは、37 秋元陽太、3 代健司、15 小原章吾、2 浦田延尚、11 石井謙伍、8 吉村圭司、7 村上巧、6 三原向平、16 赤井秀一、18 加藤大、20 河原和寿の3-4-2-1。

最後に京都が勝利
立ち上がり早々、左サイドでFKを得ると山瀬功の蹴ったボールをニアサイドで横谷繁がヘディングシュート、これはGK秋元陽が素晴らしい反応で弾くが、こぼれ球をパヤリッツァが押し込んで京都が3分先制。
京都が先制したものの、1点を取り返しに愛媛が前へ前へと出てきて、京都は押し込まれる展開になる。
ただ、京都も対応するようになった中で、33分、石井謙のスルーパスに右サイドを抜け出した代がそこから中へと折り返すと、オフサイドギリギリで飛び出した河原和が押し込んで、愛媛が同点に追いつく。
劣勢の京都だったが、70分前後から、少しずつチャンスを作り出すと、75分には、右サイドから安藤淳の絶妙なアーリークロスに合わせた久保裕のシュートだったが、GK秋元陽がギリギリ残した左足で止めて、京都は決定的なシーンを逃す。
これで勢いに乗った京都は、78分、愛媛ゴール前で粘りながらボールを繋いで、最後はスペースに流れた三平和へと出すと、冷静にゴールに流し込み京都が勝ち越しゴールを奪う。
終盤にかけて、足が止まってきている愛媛に対して京都が優勢に試合を進めると、アディショナルタイムには、左サイドで三平和が粘ってドリブルで突破すると、最後は流したパスを受けた駒井善のシュートが決まって、京都は決定的な3点目。
更に、手を緩めない京都は、GKから一気に前線へとボールが入ると、相手がクリアし切れないボールを横谷繁がカットして、そのままDFの裏に抜け出すと、中へと入れたボールに三平和が合わせて押し込み京都4点目。
そして、それで試合終了。京都が終わってみれば快勝。

京都の粘り勝ち
試合内容的には、大半の時間帯は愛媛のペースの試合だった。
序盤に、どちらも流れを掴めない中で京都が先制したものの、それ以降は、ずっと愛媛が優勢で、京都はボールを繋ぐことが出来ず、ほとんど攻める事が出来ない展開だった。
ただ、愛媛の攻撃に対して、京都はギリギリで耐えることで、前半の内に同点に追いつかれたのだが、そこで抑える事が出来た事が、終盤の布石になったようにも思える。
後半の立ち上がりも愛媛ペースで、何度も京都ゴールに愛媛が迫っていくが、そこを京都は前半同様耐え抜く展開で、攻めてもゴールが奪えない愛媛が、ペースダウンしてきた75分前後から、京都が押し返しだすと、すぐさま勝ち越しゴール。
そして、ここで、ペースが落ちてきた愛媛に対して、京都が牙を剥くかのように、ラスト15分は京都が愛媛を圧倒する試合展開で、アディショナルタイムにも2得点を奪って、終わってみれば3点差をつけた快勝。
ただ、75分までは愛媛の試合であり、そこを耐え抜いて終盤に勝負を狙った京都の勝負強さと粘り強さが、内容をひっくり返した結果を手にする事が出来た要因だろう。

決め切れず
愛媛にとっては、非常に悔やまれる試合だろう。
京都のサッカーを研究して、中盤でのパス回しを狙って潰すと、そこから一気に前線へと展開する事で、早い攻めを見せた。
序盤に先制を許したことは、想定外だっただろうが、しかし、それ以降のゲーム運びは、完全に愛媛の狙い通りであり、前半の間に同点に追いついたことも含めて、この試合は愛媛のコントロールしたゲームになっていた。
そして、後半、一気に逆転を狙って攻めに入った愛媛だったが、しかし、京都の守備を崩すことが出来ず。
一気に前線へと繋ぐ形を狙うが、京都が前半よりもラインを下げてスペースを与えない守りをしたことで、愛媛は突破する事が出来なくなった。
勢いで攻めていく事で、得点を狙ったのだろうが、そこでのハイペースが祟ったのか、点が奪えなかった事で、終盤には足が止まってしまった。
京都が守備に回った事で、攻める事が出来なくなった愛媛だったのだが、しかし、ここで何らかの手が打てれば良かった。
特に、前線に高さが足りなかったこと、言っても詮無きことかもしれないが、単純に高さで勝負させて、落としたボールで河原和などが勝負できるような展開に出来れば、もっと変わった展開もあったかもしれない。
とにかく、点を奪うために前に出ながらも点を取れなかった事が、この試合の終盤の失速にも繋がり、敗因になったと言えるだろう。

勝負強い京都
ここにきて、京都が勝負強くなってきた。
昨季は、この勝負強さの面というか、終盤の最後の最後で勝ち切れず勝点を逃すことで、2位から順位を下げてしまい、POでも敗れて昇格する事が出来なかった京都。
ただ、この試合に見せた京都は、それこそ、鹿島を彷彿させる勝負強さを見せた。
試合の主導権を握られた展開の中で、最終ラインを中心に良く愛媛の攻撃に対応して守り切ると、相手のペースが落ちてきたと思った瞬間に、一気にそこまで耐えてきた温存していた力を爆発させた。
とにかく良く愛媛の攻撃を1点に抑えたという点と、ここぞという所で一気に力を爆発させた京都のチームとしての強さを感じさせる試合だった。
上位陣が負けないという所で、何とかついていくためにも負けられない京都ではあるが、しかし、この試合のように耐えるべき所は耐えて、相手の疲労を誘っておいて、ここぞという所で一気に攻めかかる攻撃が出来る京都であれば、十分に優勝を狙えるだろう。
それだけの強さを見せた京都の試合運びだった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。