2013年06月17日 [06:08]   コンフェデ杯 | スポーツ | CC/2013 

CC2013 メキシコ vs イタリア

CC2013の二日目。
開幕戦は、日本はブラジル相手に完敗。
そして、二日目の第1試合は、その日本、ブラジルと同一グループである欧州2位のイタリアと北中米カリブ海のメキシコの1戦。

FIFAコンフェデレーションズカップ ブラジル 2013
[2]グループA 第1節 リオデジャネイロ エスタジオ・ド・マラカナン/73,123人
メキシコ 1-2 イタリア
(MEX) Javier HERNANDEZ(34分PK)
(ITA) Andrea PIRLO(27分)、Mario BALOTELLI(78分)
両チームのスタメンは、こんな感じ。
CC2013メキシコvsイタリア

前半
メキシコのキックオフで試合開始。
序盤は、イタリアがペースを掴んで、7分には、18番MONTOLIVOの左サイドからの突破からの低いクロスに9番BALOTELLIが合わせたシュート、ただ、ここはGKがセーブ。
更に21番PIRLOからのフィードで抜け出した22番GIACCHERINIのシュートは枠を外し、9番BALOTELLIの強烈なミドルシュートをGKが弾いた所に詰めるが、一歩早くGKのJ.CORONAがクリアするなど、イタリアが立て続けにチャンスを作る。
11分には、逆にメキシコが10番DOS SANTOSが左サイドで粘って勝つと、そこから中に折り返したボールに18番GUARDADOがフリーでシュートもバー直撃。
メキシコにもチャンスがあるが、どちらかと言うとイタリアの方がペースを掴んでいるようにも思えるものの、メキシコの方が守備が安定しており、イタリアの守備は、メキシコの個人技の前に少し1対1では劣勢な感じもある。
ゴール正面で9番BALOTELLIがファールを受けてFKを得ると、PIRLOのキックは綺麗な弧を描いたボールがニアサイドの左上隅に決まって、27分イタリアが先制。
対するメキシコも33分、10番DOS SANTOSが15番BARZAGLIからボールを奪いに行って、競り合いの中でPA内でファール、このPKを14番HERNANDEZが長い助走からBUFFONの逆をつく右下隅に蹴り込んで、メキシコが34分同点に追いつく。
その後、何度かイタリアにチャンスがあったが、しかし、メキシコの守備陣が跳ね返してゴールを許さず、1-1で前半を折り返す。

攻撃のイタリアと守備のメキシコ
共にセットプレーで得点を決めて、同点で折り返した前半だったが、しかし、前半は、イタリアのチームとしての完成度の高さに、メキシコがDOS SANTOSの個人技で対抗したというような感じか。
イタリアが、中盤でのパス回しから一気にサイド、特に左サイドを主体とした攻撃で、チャンスを作り、BALOTTELIが少々強引と言う事も出来るようなシュートを狙うシーンもあったりと、押し込んでペースを握っていた。
しかし、そこをメキシコが最終ラインを中心に粘り強く対応して、特にゴール前、中央では簡単に突破を許さず、ブロックを作って、ゴール前に人数をかけてくるイタリアに対して、守備の良さを見せた。
逆にイタリアの守備は高い位置からのプレスでメキシコが前に出る前に潰すことが出来ていたのだが、そこを突破されると、やや手薄感があって、そこをDOS SANTOSにつかれて危ないシーンを作る様な部分があった。
EUROで作ってきていた、相手に対しながらも攻撃的に戦える新しいイタリアとしての完成度の高さを見せて、イタリアが優勢であることは間違いないが、DOS SANTOSの強さは、イタリアとはい1対1では止め切れず、隙を見せれば、今回はPKでしたが、それ以外でも失点の可能性は出てくるだろう。
イタリアとしては、どうやってメキシコの守備を崩しながら、相手のカウンターを潰しておく必要があり、メキシコとしては、イタリアの攻めを止めておいて、どうやってDOS SANTOSにボールを集めるかという所だろう。
後半は、イタリアはPIRLOから、前半はあまり目立たなかった右サイドのMARCHISIOなんかがどうゴール前に絡んでいくか、対するメキシコはやはりDOS SANTOSがどれだけ前に突破していくかと言う所だろう。

後半
両チームとも交代は無く、イタリアのキックオフで後半開始。
前半同様イタリアペースの試合で、53分、メキシコが11番AQUINOを21番MIERに交代。
イタリアは、前半同様の位置でのFKでPIRLOの蹴ったボールは、今度は壁に当るも、こぼれ球を18番MONTOLIVOが押し込みに行くが、GKに止められる。
イタリアが優勢に試合を進め、前半以上にイタリアが押し込んでいくと、58分には、更に正面でFKを得たイタリアは、再びPIRLOが今後は早いボールで狙うが、ここは枠を外す。
押し込みながらも決定的なシーンが作れないイタリアは、68分、8番MARCHISIOに代えて17番CERCIを投入する。
押し込みながらもなかなかゴールが奪えず、逆にメキシコが再びDOS SANTOSの突破を見せるシーンが出てきた所で、78分、メキシコがクリアしきれなかったボールを強引にDFの中に割り込むように9番BLOTELLIが右足を出してシュート、イタリアが勝ち越しゴールを奪う。
リードした事で、イタリアは無理をしない戦い方に変化して、ボールを回して行くと、メキシコはなかなかボールを奪いに行く事が出来ない。
85分、イタリアが9番BALOTELLIに代えて11番GILARDINOを投入。ほぼ同時にメキシコも17番J.ZAVALAに代えて19番R.JIMENEZを投入。
更にイタリアは88分、22番GIACCHERINIに代えて7番AQUILANIを投入する。
完全に逃げ切りを狙っているイタリアに対して、メキシコはボールを奪って攻撃に転じる事も出来ないまま、アディショナルタイムも経過して、試合終了、イタリアが1-2で勝利。

どう抑えるか
次節、この試合に勝ったイタリアと日本は戦う事になるのだが、そのイタリアに対して日本はどう戦うべきか。
過去のイタリアと異なり、CCの頃と言うか、南アWCの頃から攻撃的に転じたイタリアは、この試合でも完成度の高さを見せた。
正直な感想で言えば、ゴール前では少し手薄感があったが、それも、DOS SANTOSというメキシコのエースの個人技によっておこされており、単純に、そこまで簡単に突破できる相手ではないだろうし、何よりもメキシコのパス回しをしても、イタリアの中盤からの守備、プレスに対して手が出なかった。
そして、ブラジル相手でもそうですが、経験値の差、勝てるチームの強かさと言うべきか、リードしてからのサッカーの上手さと言うか、相手の良さを封じてしまう戦い方と言うのは見事ですから、日本としては、とにかく先制点を与えないことが大切になる。
とはいえ、守って守ってという訳にもいかないだろう。
この試合では、PIRLOの凄さもあるが、そのPIRLOを介さずにも攻撃を組み立てている、とすれば、相手のどこそこを潰すというよりも、高い位置からのプレスで前に簡単にボールを入れさせないというのが重要になるだろう。
後は、この試合で非常に感じたのだが、メキシコのDOS SANTOSの突破やイタリアのBALOTELLIの思い切りの良さ、こういう強引にでもゴールに向かうという姿勢は、間違いなく相手に脅威となる。
日本も本田圭が強引にゴールを狙うが、どうしてもドリブル突破力のようなものは無い、とすれば、本田圭にはどれだけ前でプレーをさせる事が出来るのか、そして、香川真の突破力を活かすことが出来るか、その為には、1トップの前田遼なり、ハーフナーなりがどれだけ体を張って前線で基点になれるかという所だろう。
勝たないといけない試合ですから、そして、ブラジル戦で自分たちの力を出せなかった、相手はブラジルに続いて、世界を制している相手、その強かな戦い方を吸収しながらも、思い切れるかどうかでしょうね。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。