2013年06月21日 [06:26]   コンフェデ杯 | スポーツ | CC/2013 

CC2013 スペイン vs タヒチ

CC2013の5日目の第1試合。
初戦ウルグアイ相手に勝利し、現在、グループ2位のスペイン。
対して、ナイジェリアに大敗したものの、チームとして初の1点をとったタヒチ。
スペインが優勢の試合だが、タヒチが王者スペイン相手に、どこまでやれるのか。

FIFAコンフェデレーションズカップ ブラジル 2013
[7]グループB 第2節 リオデジャネイロ エスタジオ・ド・マラカナン/71,806人
スペイン 10-0 タヒチ
(ESP) Fernando TORRES(5分、33分、57分、78分)、DAVID SILVA(31分、89分)、David VILLA(39分、49分、64分)、Juan MATA(66分)
両チームのスタメンは、こんな感じ。
CC2013スペインvsタヒチ

前半
タヒチのキックオフで試合開始。
開始早々5分、左サイドからワンツーで抜け出したTORRESがそこからクロスではなく、シュートでGKのニアサイドを抜いてゴール、スペインが先制をする。
スペインが優勢に試合を進め、何度もタヒチゴールに迫るが、少し、いつもほどの流れが無くて、タヒチはGKのROCHEを中心に守ってカウンターを仕掛ける場面もある。ただ、タヒチはシュートまではいけない。
いつもと大きくメンバーを変えている影響か、微妙に合わないスペインだったが、31分、左サイドでVILLAが受けると中に切れ込んでDFを引き付けておいてからのスルーパスにDAVID SILVAが受けて冷静にゴールに流し込み、スペインが2点目。
更に33分、TORRESがオフサイドギリギリで抜け出すと、GKとの1対1を飛び出してきたGKを冷静にかわして無人のゴールに蹴り込み、スペインが3点目。
39分には、カウンター気味に中盤からのスルーパスに抜け出したDAVID SILVAが中に入れるとニアサイドのVILLAがゴールに流し込み、スペイン4点目。
タヒチも何とかカウンターかチャンスを作ろうとするものの、結局、シュートまで行けず、スペインが4点を取って前半を折り返した。

圧倒するスペイン
スタメンを10名を入れ替えるなど、ある意味、セカンドチームでの戦いを選択したスペインだが、序盤に先制。
その後は、タヒチの堅守に梃子摺ったものの、前半終わってみれば4点と言う圧倒的な結果。
ま、確かに予想通りスペインが圧倒する展開ではあるが、やはり選手を入れ替えた事で、各選手の連動性と言うか、連携が出来ていない部分があって、パスが合わない事で後一歩の部分でのズレが追加点を奪えなかった部分になる。
それでも、流石と言うべきか、攻められない守りの良さは見せておいて、細かいパス回しよりも、前線3人が裏へと抜け出すのに合わせて中盤からのスルーパスを狙う形に自分たちで変更すると、それによってゴールを量産、大差をつける結果になった。
タヒチには可哀相だが、力の差があり過ぎて、この結果は予想通りの部分があるものの、最終ラインとGKの粘りで良く守れていた時間もあり、その上で、カウンターを狙っていけていた。
それでもシュートまでいけておらず、後半は、出来ればスペインの隙をついて、特に両SBが上がってくる裏を狙うなどして、クロスからのゴールなど、スペイン相手にも1点を返しにいって欲しい。

後半
タヒチは交代は無く、スペインは15番SERGIO RAMOSに代えて22番J.NAVASを投入して、そのスペインのキックオフで後半開始。
49分、左サイドに抜けたMONREALからのクロスにゴール前に3人が入って、その真ん中のVILLAが押し込んでスペインが5点目。
タヒチは、53分、2番A.TEHAUに代えて9番T.TEHAUを投入する。
57分、右サイドで裏に抜け出したJ.NAVASにボールが入ると、DFとGKを引き付けておいてマイナス方向にボールを入れて、そこに走り込んでいたTORRESが蹴り込み、スペイン6点目、TORRESはハットトリック達成。
失点をしているもののタヒチは前にラインをとにかくあげて、高い位置でボールを奪って1点でも取りに行く狙いを見せるが、しかし、スペインのパス回しはタヒチのプレスをかわしていく。
64分、オフサイドギリギリで抜け出したVILLAが飛び出してきたGKがボールを処理しきれずそらしてしたボールを無人のゴールに蹴り込んでスペインが7点目。VILLAもハットトリック達成。
更に66分、スペインらしく中央での狭い所でのパス回しから、MATAがゴールに蹴り込み、スペインが8点目。
69分、タヒチは、7番BOUREBAREに代えて、15番L.TEHAU、同時にスペインも13番MATAに代えて10番FABREGASを投入する。
タヒチが74分最後の交代で12番LEMAIREに代えて20番VEROを投入。
スペインも76分最後の交代で20番CAZORLAに代えて6番INIESTAを投入する。
77分、右サイドからの22番J.NAVASのクロスを16番ATTAMAIのブロックが手に当ってPK、これをTORRESが狙うが枠を外す。
ただ、スペインはカウンターからTORRESがDFと飛び出してくるGKの動きをみて加速したスピードでかわして無人のゴールに蹴り込んで、78分、スペイン9点目、TORRESは4点目。
手を緩めないスペインが、攻勢を続けると89分、右サイドからJ.NAVASのクロスにTORRESのトラップから流れたボールをDAVID SILVAが反転してゴールに蹴り込んで、スペインが10点。
アディショナルタイム2分も経過して、10点と言う、CCでは最多得点、最多得点差でスペインが勝利。

手を抜かず
スペインは最後まで手を抜かず、圧倒して勝利をした。
一つは、大きくスタメンを入れ替えた事が奏功したのかもしれない。
ある意味、スタメンを大きく入れ替えるのは相手に対して甘く見ている、油断しているようにもとられるが、この試合に関して言えば、スペインはスタメン争いが激化、次以降、自分が出場する為には、何よりも結果を出さないといけないという中で、それぞれが最後まで手を抜かなかった。
それを象徴するのが、TORRESの4点目で、ハットトリックを達成して、おそらく、その後のプレーを見ていても、点が取れるなら取るが、他のメンバーに点を取らせるようなプレーを選択する場面もあった。
ただ、PKのチャンスでゴールを奪えなかった事、シュートが枠を外してしまった為に、それを取り戻すためというのもあって、一気にゴールを奪うプレーをしてゴールをした。
10点と言う得点をひっくるめて、最後までスペインは手を抜かない勝利。
しかし、点差が開こうが最後まで客が席を立つことなく、7万人を超えるほとんどの客がタヒチを応援したように、どれだけ圧倒されようが、どれだけ力の差を見せつけられようが、最後まで諦めず1点でも返すんだというプレー、これ以上失点しないというプレーを見せたタヒチの気迫が感じさせられて、点差以上に、非常に締まったというか、終盤になっても、もしスペインも一瞬でも手を抜いた瞬間に失点をする可能性のある試合になった。
正直、力の差があり過ぎたために、今一つ盛り上がりの方向性が違ったようにも思えるが、しかし、油断ではなく、こういう相手でも全力で戦う為の選手の入れ替えをして、最後まで全力を尽くしたスペインと、それに真っ向から挑んだタヒチと言う試合は、そういう力の差を超えた所である、大陸王者のプライドを賭けた試合であった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。