2013年06月22日 [00:08]   コンフェデ杯 | スポーツ | CC/2013 

CC2013 ナイジェリア vs ウルグアイ

CC2013の5日目の第2試合。
初戦で、タヒチ相手に大勝し、この試合に勝てばGL突破が決まるナイジェリア。
初戦でスペインに敗れてしまって、この試合で勝点を得ないと敗退が決まってしまうウルグアイ。
ナイジェリアとしては勢いに乗って勝って決めたいが、ウルグアイも南米王者としてGL敗退は出来ない試合。

FIFAコンフェデレーションズカップ ブラジル 2013
[8]グループB 第2節 サルヴァドール アレーナ・フォンチ・ノヴァ/26,769人
ナイジェリア 1-2 ウルグアイ
(NGA) John Obi MIKEL(37分)
(URU) Diego LUGANO(19分)、Diego FORLAN(51分)
両チームのスタメンは、こんな感じ。
CC2013ナイジェリアvsウルグアイ

前半
ウルグアイのキックオフで試合開始。
立ち上がりからウルグアイが優勢に試合を進めて、それに対してナイジェリアは守勢に回る展開だったが、10分前後からナイジェリアもカウンターで攻め上がって行くチャンスを作る事が出来るようになると、少しずつ、試合の流れはナイジェリアがリズムを掴んだような展開になる。
ただ、ウルグアイも流れが悪いわけではなく、左CKからナイジェリアが一旦は跳ね返したが、そのボールがキッカーだったFORLANの下に戻ると低いボールをゴール前に入れる。これにCAVANIがニアサイドでスルーして、その裏に待ち構えたLUGANOが当り損ねながらのシュートが決まってウルグアイが19分先制。
共にチャンスを作る時間帯が出来る、流れとしてシーソーゲームのような展開の中で、37分、素早く縦に入れたボールをIDEYEがトラップから裏に流すと、MIKELが上手いトラップから抜け出してシュートを決め、ナイジェリアが同点に追いつく。
ナイジェリアは、負傷退場していた20番ODUAMADIを45分、15番BABATUNDEに代える。
両チームともチャンスは作りながらも、1-1で折り返す。

互角の試合
両チームとも、自分たちの狙いの攻撃の結果、流れが二転三転するような、互角の試合展開になった。
立ち上がりこそ、勝たないといけないウルグアイが攻勢に出て、前に出て押し込んでいたが、それに対応したナイジェリアは、早い攻めでナイジェリアが押し込んだ形で、チャンスを作り、共に1点ずつを取った。
ナイジェリアは、ウルグアイの前線の選手を中心としたパス回しに押し込まれる展開になるが、しかし、アフリカらしい身体能力の高さと言うか、反応の早さもあって、簡単に突破を許さず、そして、奪ったらシンプルに一気に前線へと送る事で、スピードを活かした攻めを見せる。
対するウルグアイも、前線にフィニッシャーを三枚置くことで、その三人を中心に速攻から押し上げて攻め込んでいく事でナイジェリアの守備を押し込んでいた。
正直、共に攻撃が効果を発揮しているが、ギリギリでゴールが奪えない、守備の方がギリギリで耐える形ではあるが、攻撃は形を作っている。
その分、お互いに守備に課題があって、ナイジェリアはウルグアイの攻撃に対して取り所を見出せず、奪えずに押し込まれる形になれば、ウルグアイも、最終ラインと中盤との間に中途半端なスペースが出来ていて、そこに入ってくるナイジェリアの選手に対して誰がつくのかルーズな部分を突かれてしまっている。
両チームとも1点しか取れていないが、守備のバタつきと攻撃のリズムの良さを考えれば、もっと点が入ってもおかしくないように見え、だからこそ、後半は守備をどちらが上手く立て直すかが鍵ではないだろうか。

後半
両チームとも前半終了時のメンバーのままで、ナイジェリアのキックオフで後半開始。
51分、中盤でボールを奪うと、9番SUAREZから21番CAVANIに渡して、CAVANIはダイレクトで左サイドに流すと、そこに走り込んできたFORLANが左足でGKの頭の上を抜く強烈なシュートを決めてウルグアイが勝ち越す。
ナイジェリアは、何とか攻めたい所でもあるが、なかなかウルグアイの守備を崩せず、ウルグアイは前半の守備の問題を改善してきていて、ウルグアイがペースを掴んだ中で、ナイジェリアは66分、4番OGUに代えて19番MBAを投入する。
更に、ナイジェリアは73分、最後に8番IDEYEを9番AKPALAに交代する。
ナイジェリアは、攻勢を仕掛けるが、ウルグアイが守っており、カウンターで、前線の3枚を使っていく為に、主導権はウルグアイと言うような展開になる。
ウルグアイは、守り切るという意図も含めて、83分、9番SUAREZに代えて4番COATESを投入する。
更に、88分、逃げ切りを図るウルグアイは、7番RODRIGUEZに代えて6番A.PEREIRAを投入。
ウルグアイは、完全に守りを固めると、ナイジェリアは、ほぼ全員がウルグアイ陣内に入っていく押し込んでいくと、アディショナルタイムには右CKから後一歩と言うシーンが出来るが、しかし、ここはオフサイドになってゴールを奪う事が出来ず、ウルグアイが勝利。

守り切ったウルグアイ
前半、お互いに合った守備での問題点を、後半は改善したウルグアイと、改善できなかったナイジェリア。
その差が、結局のところ、後半に1点を分けたという所だろう。
ウルグアイは、後半、バイタルの部分に出来ていたスペースを、中盤をやや下げることで潰して、危ない場所でのスペースは作らないように修正したうえで、相手の動きに合わせて、多少は個の力で破られるシーンもあったが、守備が破綻する事は無くなった。
対して、ナイジェリアは、本来改善しておきたい所だったのだろうが、そもそも個の力での守備が主体で、チームとしての組織の守備の稚拙さはHTの間で改善は出来なかったという所だろう。
ウルグアイは、とにかくこの試合FORLANを起用した事で、前線で流動性が生まれて、攻撃にリズムが作られた。
日本は、良く本田圭がいないとという話ではあるが、この試合のウルグアイのように、誰かによってつくられるチームと言うのは代表では不思議ではないし、珍しい話ではない。
FORLANがいる事で、SUAREZやCAVANIが活きてきて、本当に良い動きが出来ていた。
そして、何よりも日本が参考にすべきは、ウルグアイの粘りだろう。
試合の流れの中で、押し込まれる中で、守備的に交代カードを切る、そして、チームとしても相手の攻撃をしっかりと対応して守り切る。
この辺の所は、やはり普段から、南米で戦う上ではアルゼンチンだったり、ブラジルだったりを相手にする上で、身につける技術なのだろう。事実、前回の南アWCでは、パラグアイも守備の良いチームだった。
そういう1点を逃げ切る技術、先日の日本がイタリア相手に2点差を逆転されて負けた訳ですが、それ以外でも、WCアジア予選の中で1点を守り切れずという事も何度かあった。
守るべき時には守り切る、そういう強さ、どう時間と空間を使いながら、相手の攻撃に対応して守り切るのか、逃げ切り方と言うのは南米の相手が参考になる、このウルグアイの戦い方も日本には参考にすべきサッカーだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。