2013年06月24日 [06:00]   コンフェデ杯 | スポーツ | CC/2013 

CC2013 ナイジェリア vs スペイン

CC2013の7日目。
グループBの最終節は、現在順位は2位ながら、もう一試合のウルグアイ以上の結果を出さないと順位が逆転するナイジェリア。
また、2戦全勝中のスペインも、負けると得失点差の勝負になり、場合によるとGL敗退となる。
最後の最後までもつれた戦い。

FIFAコンフェデレーションズカップ ブラジル 2013
[11]グループB 最終節 フォルタレザ カステロン/51,623人
ナイジェリア 0-3 スペイン
(ESP) Jordi ALBA(3分、88分)、Fernando TORRES(62分)
両チームのスタメンは、こんな感じ。
CC2013ナイジェリアvsスペイン

前半
ナイジェリアのキックオフで試合開始。
開始早々スペインが中盤からパスを繋いで、18番ALBAがドリブルで中に切れ込み、DF3枚を突破した所でシュートを決めて、3分、スペインが先制。
スペインのパス回しにナイジェリアはついていけず、10分には、味方同士の接触で、22番OMERUOが治療の為にピッチを出される。
11分、ナイジェリアはチャンスを迎えて、縦に早くいって、9番AKPALAのシュートから、こぼれ球を10番MIKELがシュートに行くが、ここはスペインに防がれる。
ここで、ナイジェリアは、ピッチの外に出ていた22番OMERUOに代えて6番EGWUEKWEを投入する。
立ち上がりこそスペインのパスに翻弄されたナイジェリアだが、徐々にスペインのパスに慣れるとナイジェリアが縦に早く、動きも良くなってスペイン陣内に攻め込む。
ナイジェリアが押し込んでいく展開だったが、26分、スペインも中盤からSERGIO RAMOSのフィードにオフサイドギリギリで抜け出したSOLDADOがGKと1対1になるが、ここはGKが勝ってゴールならず。
ナイジェリアが優勢に試合を進めて、何度となくスペインゴールに迫って、スペインの守備陣が崩されているが、ゴールは奪えず、スペインもカウンターからチャンスを作るが、GKのENYEAMAが好セーブを見せて追加点を奪えず。
ナイジェリアペースの中で、40分には、FABREGASのシュートが惜しくもポスト直撃と少ないチャンスで決定機になるもゴールは奪えず、ナイジェリアも最後の部分で、ALPALAのシュートがミートせずなど、決め切れない。
スペインリードながら、ナイジェリアペースのまま前半終了。

内容はナイジェリア
立ち上がりこそスペインらしいパス回しでチャンスを作って、いきなり先制点を奪ったのだが、それ以降、ナイジェリアがペースを掴んだ試合で、ここまでの2試合と比較しても、スペインの守備がここまで押し込まれる展開も無かった位、ナイジェリアが奪ってからの切り替えが早く、非常に速い攻めでスペインを押し込んでいった。
それでも、スペインも人数はかけていないが単発とはいえ決定機を迎えていて、決定機自体の数はほぼ互角の展開だった。
こうなってくると後半、先に次の1点を奪った方が、勝敗を決めるという所になるかもしれない。
ナイジェリアはこのペースでゴールを奪うために、最後の部分で決め切れるかという点が出てくるが、前掛かっている為に、カウンターの一発で危ないシーンが何度かあり、最終ラインの裏を簡単に取られてしまっている。
GKのENYEAMAの好セーブに助けられているが、その辺の修正は必要だろう。
スペインに関しては、パス回しが読まれて狙われている分、一発で裏を狙うパスを前半途中から多用していたが、手数をかけない攻めで、早い段階で追加点を奪えるかでしょうね。
とはいえ、らしくない大味な試合になっているだけに、スペインとしては落ち着けたい所でしょうね。
ただ、ナイジェリアとしては勝つだけでなく、得失点差も踏まえて戦わないといけないという意味では、非常に苦しい状況だと言えるだけに、勝ち抜けられなくても、この試合だけでも一矢報いておく必要はあるだろうね。

後半
両チームとも前半終了から選手交代は無く、スペインのキックオフで後半開始。
51分、1点を追うナイジェリアが右サイドをMUSAの突破からのクロスにAKPALAとIDEYEが飛び込むが、IDEYEはシュートしきれずゴールならず。
54分、どこか痛めたのか10番FABREGASに代えて、21番DAVID SILVAを投入。
更に、リズムに乗り切れないスペインは、60分、14番SOLDADOに代えて9番TORRESを投入する。
すると、62分、左サイドへと展開したスペインは、PEDROのクロスにDFの前に上手く入ったTORRESが頭で合わせて、スペインが貴重な追加点を奪う。
ここで、ナイジェリアも19番MBAに代えて4番OGUを投入する。
少し試合が落ち着いて膠着したような展開の中で、ナイジェリアは9番AKPALAに代えて71分、11番GAMBOを投入する。
ナイジェリアがなかなか攻められず、スペインペースになっていたが、75分にはMUSAがドリブルで右サイドを突破してクロスを入れると、GAMBOがフリーでボールを受けたが、この決定的なシーンで枠を外す。
ここでスペインは、11番PEDROに代えて7番DAVID VILLAを投入する。
一時的にスペインペースだったが、終盤にきてナイジェリアも押し返しだして、スペインゴール前まで行くものの、最後の部分で中に入っていく事が出来ず。
88分、スペインは自陣からのセットプレーで一気に前線へと送ると、完璧に抜け出したALBAがGKとの1対1を冷静にかわして無人のゴールに流し込んで、3点目。
結局、スペインが3点を取って試合終了。

スペインの守備
正直、スペインの出来は非常に良くなかった。
特に前半は、先制点を取るまでは良かったが、そこから先、全く自分たちのサッカーが出来ていなかった。
ただ、その中でも後半には修正をして、らしさはすぐには戻らないどころか、全体的に間延びするような中で、しかし、守備の修正だけはしっかりしていて、ナイジェリアの攻撃をストップし続けると、そこから自分たちのリズムを作り直して、投入直後のTORRESのゴールで追加点を奪って、ゲームを決めたように思える。
それ以降は、ナイジェリアがガクッと落ちた事もあって、MILELの個人技などによって、危ないシーンはあったものの、内容的にはスペインがしっかりと抑えたという事が出来る。
例えば、ブラジルとイタリアの試合は激しいぶつかり合いの試合になったのだが、スペインの守備は、そこまでファールが多いわけでも無く、ガツガツいっているイメージは無い。
にもかかわらず、失点をしない、一つにはポゼッションをして相手に攻めさせないというのもあるが、この試合のナイジェリアのように攻め込まれるような展開になりながらも失点をしない。
ここぞという所を封じているというか、そこに行きたい所は潰されているというイメージの守備を出来ているというのか、その影響で、相手は一番やりたい攻めが出来なくなっているという所なのかもしれない。
例えば、日本はガツガツいっているが、どうしても身体能力の差で振り切られたり、弾き飛ばされたりする。
スペインの選手だってガツンと当る部分もあるし、当り負けしない体幹の強さがあるからこそ出来る部分がある為に、日本人もそこを鍛える必要はあるものの、守備の仕方一つとっても、日本は参考にすべきだろう。
南アWCのようなガチガチに守って戦うというのではなく、自分たちが主導権を取って守るというイメージを手にする為にも、攻撃ではなく、スペインの守備の仕方も参考にすべきだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。