2013年07月02日 [06:03]   コンフェデ杯 | スポーツ | CC/2013 

CC2013 ブラジル vs スペイン

CC2013の最終日、決勝。
開催国であり、CCを2連覇中のブラジルと南アWC優勝国でEURO王者のスペインの対決。
ある意味、現FIFA最強の国を決める対決と言う意味で、最も決勝に相応しい両チームの戦いになる。

FIFAコンフェデレーションズカップ ブラジル 2013
[16]決勝 リオデジャネイロ エスタジオ・ド・マラカナン/73,531人
ブラジル 3-0 スペイン
(BRA) FRED(2分、47分)、NEYMAR(44分)
両チームのスタメンは、こんな感じ。
CC2013ブラジルvsスペイン

前半
ブラジルのキックオフで試合開始。
開始早々、右サイドのHULKからのクロスで、ゴール前混戦となった中で、倒れながらもFREDがGKよりも一瞬早くシュートして、2分ブラジルが先制する。
先制して勢いの乗るブラジルが高い位置からのプレッシングでスペインのパス回しを封じて、縦に強く押し上げる事で完全に試合の主導権をブラジルが握った展開。
13分には、高い位置からボールを奪うと、PAULINHOのミドルシュートは、GKのCASILLASが何とか止める。
ブラジルが少しペースダウンして、スペインがボールを回せるようになるが、ブラジルはしっかりとブロックを作って対応。
スペインがボールを持っているが、どちらかと言うとブラジルが持たせているような展開の中で、ブラジルが奪ってから早い攻めを見せ、32分には、カウンターでNEYMARからの絶妙なスルーパスでFREDがシュートに行くが、ここはCASILLASがセーブする。
41分、なかなか攻められなかったスペインが、カウンターから完璧にフリーになったPEDROがGKの動きを見極めたシュートを放つが、ゴールの寸前で飛び込んだDAVID LUIZがスライディングでボールをクリアして、ブラジルはゴールを許さず。
44分、ブラジルは前線でパス交換からNEYMARが強烈なシュートでGKの頭の上を抜いてゴール、ブラジルが追加点を奪う。
ブラジルが2点リードで、前半終了。

決める時間帯に決める
今大会のブラジルを象徴するかのように開始早々、そして、終了間際にゴールを奪ってリードをした。
ブラジルは立ち上がりに先制した後、優勢に試合を進め、一時的にスペインがポゼッションをするようになったが、ブラジルは、それをわざとさせていたのか、スペインはボールを回しているものの、ほとんど決定機を作る事が出来ず、ブラジルの守備ブロックを崩せなかった、それこそ、終盤にスペインが漸く決定機を迎えるという展開は、スペインにとってはいつになく、自分たちのサッカーを見失いかねない展開だったのではないだろう。
それだけ、完璧に近いブラジルの展開になっている。
それもこれも、開始早々のゴールに、終了間際のゴール、決めるべき所で決めるというという事、サッカーの勝負としての重要なポイントを押さえたブラジルの強さが明確に出ている、とにかくブラジルが強いと感じさせる展開だった。

後半
ブラジルは前半のまま、スペインは17番ARBELOAを5番AZPILICUETAに代えて、スペインのキックオフで後半開始。
後半開始早々、ブラジルがボールを繋いで、HULKからのパスを中央でNEYMARがタイミングが合っていなかったので、スルーするとファーサイドでボールを受けたFREDがシュート、これが決まって、47分ブラジルが3点目。
スペインは、52分、2枚目の交代で、13番MATAに代えて22番J.NAVASを投入する。
54分、右サイドでJ.NAVASがドリブルで仕掛けると、これに対してMARCELOが後ろから倒してしまいPK、これをRAMOSが狙うが、枠の左に僅かに外してしまう。
スペインは、59分、早くも最後の交代として、9番TORRESに代えて7番DAVID VILLAを投入する。
68分、ブラジルがカウンターからFREDが落として、NEYMARがドリブルで突破して行こうとしたところで、PIQUEが足を引っ掛けて倒し、決定的な得点機会阻止という事で、RC退場。スペインは、ここで一人少なくなる。
ブラジルも73分、最初の交代で、19番HULKに代えて23番JADSONを投入する。
更に80分に、9番FREDに代えて21番JOを投入する。
その直後のプレーで、スペインはPEDROの決定的なシュートはあったが、GKのJULIO CESALが好セーブを見せる。
更に86分には、DAVID VILLAに良い形でボールが入ってシュートに行くが、ここもJULIO CESALが止める。
88分、ブラジルは最後の交代で、18番PAULINHOに代えて8番HERNANESを投入する。
結局、そのままアディショナルタイムも経過してブラジルが勝利、CC3連覇を果たす。

メリハリ
優勝したブラジルを観ていると、まさに日本との決定的な差は、行く時と行かない時という所だろうか。
サッカーにおいて、一般的に、前後半の開始直後、終了間際、そして、得点直後と言うのが最も失点しやすい時間帯だと言われている。
どうしても、これらの時間帯では集中が途切れてしまう。
そこで失点しやすいという時間帯になるのだが、逆に言うと、そこが得点チャンスでもある。
そして、今大会、徹底してその時間帯を活かしたのがブラジルだろう。
とにかく、開始直後だったり終了間際に得点をする事が多いというか、それがブラジルの得点シーンだった。
その時間帯に、思い切って攻めていくなどして、そこで得点を決めた後は、今度は一転して、フッと下げて、相手にボールを持たせる事もあるが、そこでブロックを作って跳ね返し、カウンターを狙う。カウンターにしても、前線の選手だけで得点を狙える強さもあるだけに、相手に取っては攻めたいが攻め切れないとなる。
そういうここぞという所で、攻める時間帯、抑えてカウンターを狙う時間帯と、ブラジルは全試合においてメリハリのあるサッカーをしてきた。
決勝に関しては、開始早々にブラジルが得点した後、どうにもスペインには不運と言うか、悪い方悪い方に流れた行ってしまって、思った以上に自分たちのサッカーが出来ない悪循環に陥っていたが、それ以上にブラジルの方が良かったと言えるだろうね。
前評判は良くなかったものの、ブラジルの経験値、サッカーと言う競技において、ブラジルと言う存在の強さと言うのは、圧倒的と言う事だろう。
単純なプレーの質だけでなく、試合運びと言う点、どうやって戦うのかと言う点において、ブラジルと言うのは一つ抜き出ていたという事だろう。
そして、だからこそ優勝できた、優勝するチームと言うのはそういうものだという事だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。