2013年07月04日 [21:11]   Jリーグ | スポーツ | その他/2013 

オフサイド解釈の明確化

CCも終わり、今週末の7月6日から再びJ1も再開する。
J2は続いていたので、Jリーグ自体は中断してはいなかったものの、やはり本格的に再開と言う所だが、そこで、オフサイドルールの明確化を適用する事が発表された。
6日からJ1で適用 解釈明確化のオフサイド(スポーツナビ)
サッカーのルールは、基本的に数が少なく、だからこそ世界中に広まった訳ですが、その中で最も難しいし、サッカーを詳しくない人が知っていく上で一番の難問となるのが「オフサイド」だろう。

そのオフサイドが、3月のIFABで今のところ解釈が曖昧だった部分を、明確なライン引きをした。
一つは、故意のバックパスを奪う事であり、一つはクリアボールを奪う事。
これまでは、相手選手に当ってのこぼれ球をオフサイドポジションの選手が奪った際に、審判によって、それをバックパスを奪った事と判断してオフサイドとするかどうかと言う所で解釈が分かれる事があった。
それを、今回の解釈によって、当ってバックパスのようになったものは、故意のバックパスに当らない為に、それをオフサイドポジションの選手が奪えばオフサイドになるという事になった。

但し、バックパスに関しては良いが、一つかえって解釈が難しくなったのがクリアボールに関してだろう。
先に書いたように、ただ当たっただけであれば、確かに明確だが、プレーの流れの中で、クリアミスの場面は出てくるだろう。
これ、単純なキックミスだと分かりよいが、しかし、ヘディングに行ってと言う場面とかだと、明らかにクリアに行っている訳で、クリアミスのボールを拾ってという事が可能になる。
各所で懸念されている通り、今後、更に放り込みが増えて、相手のミスを誘うようなサッカーが増えてくる可能性があるんじゃないか。
一番最悪なパターンは、やはり、ロングボールを放り込まれたときに、クリアに行ってミスって後ろにそらしたところで、オフサイドポジションにいた選手にやられる事だろう。
今後、そういうのを狙って、明らかにオフサイドポジションにポジショニングしてプレッシャーをかけるような事をやるチームも出てくるかもしれない。
Jリーグや代表レベルで、そういう事は無いと思いたいが、どうしても勝たないとと言う時に、そういう戦術が有効となると、サッカー自体の面白さを損なう可能性があると思うんですが、その辺の所はどう考えていたんだろう?

サッカーの面白さの一つは簡素なルールによる曖昧な部分でもあると思うのです。
とはいえ、判定一つで、主審の判断一つで勝敗が変わるような事は避けたいのですが、その代表例がオフサイドであり、オフサイドの判定は直接ゴールに繋がりかねない判断の部分になる。
だからこそ、よりはっきりとした線引きって必要だと思うのです。

最近、ゴールの有無に関して、ゴール判定システムの導入が行われつつありますが、オフサイドに関しては、ゴールと異なり、止めるというか、止まることが無い中ですから、判断が難しい。後でVTRで確認すれば明確になる可能性も高いが流れの中で見極めるのが難しい部分になる。
だからこそ、明確な解釈が必要だったと思うのです。
この場合、何をもってクリアが成立しているのか、そこの部分もきっちりとしておく必要があるかもしれない。
次節からJリーグで、このルールのもと判定がされるという事だが、選手側の、特に守備側のシビアな判断、わざとクリアしないという判断だったりが試される可能性があるとともに、先に書いたような、あからさまなプレーをする相手に対する対応を考えるとすれば、それを実践するチームがあってもいいかもしれない。

そして、それはJリーグだけでなく、これから始まるIHをはじめとした学生サッカーなり、クラブユース以下に対しても、しっかりと浸透させていく必要があるだろう。
次のWCだったり、今後の世界大会に置いて、日本が新ルールに対応できていないという事態だけは絶対に避けておきたいところだ。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。