2013年07月07日 [21:34]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第23節 神戸 vs 愛媛

中断はしていなかったものの、何となく本格再スタートになるJ2第23節。
前節、1点を返せず熊本に敗れた2位神戸。
2連敗の後、鳥取に勝利して、前節は何とか追いつき16位と何とか上向きたい愛媛
首位G大阪を追う為にも勝たないといけない神戸と、これ以上負けられない愛媛の一戦。

Jリーグ2013 Division2 第23節
ノエビアスタジアム神戸/10,160人
神戸 2-0 愛媛
(神戸) ポポ(7分)、都倉賢(61分)
ホーム神戸のスタメンは、30 徳重健太、21 茂木弘人、23 イ・グァンソン、19 岩波拓也、29 林佳祐、6 エステバン、27 橋本英郎、20 杉浦恭平、13 小川慶治朗、7 ポポ、9 都倉賢の4-2-2-2。
負傷者が多い中で、この試合は、マジーニョと田中英をスタメンから外して、杉浦恭と橋本英をスタメンで起用してきた。
アウェー愛媛のスタメンは、37 秋元陽太、3 代健司、22 園田拓也、2 浦田延尚、11 石井謙伍、10 トミッチ、7 村上巧、6 三原向平、18 加藤大、14 東浩史、20 河原和寿の3-4-2-1。
浦田延が出場停止明け、トミッチもスタメンに復帰してきた。

神戸快勝
立ち上がりから優勢に試合を進めた神戸が、小川慶のシュートなど惜しいシーンを何度も作ると、7分、自陣から林が一気に前線へとロングフィードを入れると、これを都倉賢が上手く相手DFの前に体を入れてボールをキープしてシュート、これはGK秋元陽が止めるが、弾いてこぼれた所を、ポポが詰めて、誰よりも一瞬早くシュートを無人のゴールに決めて、神戸が先制。
リードされた愛媛も攻撃を仕掛けるが、それに対して神戸がカウンターと言う形という中で、31分、良い位置で愛媛がFKを得ると、加藤大の左足でゴール前に合わせたボールに石井謙が頭で合わせるが、これはオフサイドでノーゴール。
愛媛は攻めたいのだが、どうしても神戸の守備を崩しきる事が出来ず、逆に神戸の方が何度となくシュートまで行くという、神戸が完全に制している試合展開。
57分、一気に前線へと送るとヘディングで折り返したボールをシュート、これは徳重健が素晴らしい反応で止めるが、こぼれ球を石井謙が詰めるものの、ここは徳重健が一瞬早くセーブ。
61分、左サイドでポポがカットして縦に大きく転がったボールを、ポポ自らが追いかけて、ライン際ギリギリで追いついて中に折り返すと、そこに走り込んだ都倉賢が押し込んで、神戸が追加点を奪う。
愛媛が何とか1点を返しに行きたい所だが、しかし、神戸の守備は集中していて崩されず、結局、最後までゴールは奪えず、試合終了。

神戸ペースの試合
前節、立ち上がり早々の失点から、その1点を返せず敗れた神戸だったが、この試合は、立ち上がりから攻勢を仕掛けて、先制をすると、その後の試合の主導権を完全に握って神戸が勝利をおさめた。
早々に攻めて先制した後は、神戸らしくプレッシングからのカウンターを狙う、そのポイントは少し下がり目にして、体力の温存を図りながらも、攻める時にはシュートまで行くという形で、逆に愛媛がほとんどシュートが打つまでいけない展開と、試合は神戸の狙いがはまった展開で、愛媛としては、ボールを持っている時も、持たされているという雰囲気で、奪われると一気にゴールに迫られるという形で、自分たちのサッカーを全くさせてもらえなかったという試合だろう。
終盤にというか、後半には、少し愛媛が攻めるシーンがあったり、終盤には惜しいシーンもあったが、最後まで神戸が試合をしっかりとコントロールしている雰囲気のままであり、得点差以上に試合内容的には、神戸が圧勝した試合だった。

攻め切れなかった
愛媛は、序盤から完全に神戸の勢いに屈した。
それでも、何とか立て直して、前半終盤にはFKから一旦はゴールかと思われたが、一瞬早く出てしまってのオフサイドでゴールなら無かった。
あれが決まっていればと思わないでもないが、それ以前に、愛媛は神戸の守備の前に攻めきる事が出来ず、ミドルシュートのようなものを除けば、ほとんど決定機が無く、先のFKを除くと、後半の終盤にあった石井謙が飛び込んだシーン位ではないだろうか。
前線での動きが悪かったという訳ではないが、どうにもそこにボールが入らず、タイミングが合わないという展開が多かったようにも思える。
この前と中盤との間でのタイミングのズレが、どうにも攻め切れない展開になったように思えるし、3-4-2-1というフォーメーションを選んでいるのであれば、前線の3人で攻め切れないのであれば、全体が押し上げないといけないが、その押し上げが足りなかったように思える。
もう少し、全体的な押し上げとコンパクト感が出来ないと、今後も厳しい戦いになりかねない。

ギアの入れ替え
先日までのCCでの日本の課題として、ギアの入れ替えと言うのがあったが、それと同じことを、まだまだ未熟ながらも神戸が狙って出来ていたように思える。
前半立ち上がりに一気に攻めて、得点シーンの7分までの間に、他にも2度の決定機があり、立ち上がりで一気に相手の出鼻を挫いて、点を奪った。
そこで点が取れなければ、少し苦しい展開になったかもしれないが、序盤に一気に畳み掛けた後、暑さもあったからでしょうが、そこでペースを落として、下がって相手にボールを持たせておいてカウンターでゴールを狙う。
結果として、前半神戸の方がシュート数が多く、愛媛は1本だけだった展開からも、完璧に近いやり方が出来ていた。
惜しむらくは、前半終了間際や後半開始直後にも攻めて欲しい所ではあったが、それが出来ず、逆に後半立ち上がりは愛媛が主導権を握りかかる結果になっていた。
それでも、後半の早いうちに追加点を奪った事で、その後は、試合を締める感じで、守りで逃げ切った。
こういう展開に合わせての戦い方の変化、例え、まだまだ未熟とはいえ、日本サッカーの事を考えると、Jリーグで、しっかりとギアの入れ替えを行うサッカーを出来る事が大切だと言えるだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。