2013年07月17日 [21:15]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第24節 G大阪 vs 北九州

J2第24節。
前節は千葉相手に完敗、ただ、J2の中で力の差を見せて、首位に立つG大阪。
現在3連敗中で、順位も20位と低迷している北九州。
G大阪は、前節の敗戦を払拭する勝利を、そして、北九州はG大阪相手に連敗脱出をのぞむ。

Jリーグ2013 Division2 第24節
万博記念競技場/9,425人
G大阪 1-1 北九州
(G大阪) 岡崎建哉(36分)
(北九州) 小手川宏基(78分PK)
ホームG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、2 オ・ジェソク、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、13 阿部浩之、25 岡崎建哉、11 パウリーニョ、14 平井将生の4-2-2-2。
加地が出場停止でオ・ジェソクをスタメンに、また、岡崎建をスタメン起用。
アウェー北九州のスタメンは、1 武田博行、2 宮本亨、3 渡邉将基、5 前田和哉、7 冨士祐樹、24 新井純平、8 八角剛史、10 小手川宏基、6 森村昂太、15 キム・ドンフィ、11 池元友樹の4-2-2-2。
新井純を4月以来の久々のスタメンで起用。

勝点1を分け合う
G大阪がボールを支配して、パスを回しながら、北九州の守備の裏を狙えば、北九州は全体が自陣深く下がって、守りを固めることでG大阪の攻撃を跳ね返す。
ただ、21分、北九州も右CKからのボールがそのままゴールに入ったが、しかし、これはキーパーチャージでノーゴールという微妙な判定で、北九州は先制点ならず。
耐えていた北九州の結果、何となく北九州の狙い通りの展開だったのだが、36分、阿部浩がスルーパスを狙ったボールを北九州がクリアミスをして、こぼれた所で岡崎建が抜け出して拾って、GKとの1対1を冷静に決め、G大阪が先制。
G大阪がボールを支配して、北九州が守るという展開は、G大阪がリードしても変わらず、時間が経過していく。
このままG大阪が追加点は奪えないながらも、勝利になるかと思われたが、76分、一気に前線へと放り込んだボールに対してキム・ドンフィが胸でボールをトラップした所をDFに潰され、更にGKに止められてしまってファールでPK、これを小手川宏が右を狙って思い切り蹴ったボールは藤ヶ谷の手を弾きゴールに決まり、北九州が同点に追いつく。
勝点3を狙うG大阪は、83分には、オ・ジェソクのクロスに二川がファーサイドでボレーシュートを放つと、これは惜しくもバー、その跳ね返りを、北九州DFはギリギリでクリア。
G大阪は、何度もゴールを狙うが北九州が跳ね返し、試合終了、ドローで終る。

異なる勝点1
この試合、アウェーという事で、北九州は完全にドローで良いという戦い方をしてきた。
それに対して、前節の敗戦からの立て直しと優勝の為にもホームでは勝たないといけないG大阪だったが、結局勝ち切れずにドローに終わり、北九州にとっては狙い通りの勝点1、そして、G大阪にとっては勝点2を失ったというに等しい試合になった。
立ち上がりから、正直、今季のJ2ではG大阪の対戦相手はそうすると予想しながら、結果として、その選択肢を選ばず、真っ向から勝ちに行っているチームが多かったのだが、ここにきて、試合の意味合いを考えて、北九州は完全に引き分け狙いのゴール前を固めた戦い方を選択してきた。
ほぼ、2トップの二人も自陣に引いてしまって、最終ラインも深く位置してスペースを与えない守りで、奪っても、前線の二人のスピードを活かすことを考えるだけで、ほとんど攻め上がらなかった。
それに対して、G大阪は落ち着いたボール回しと、裏を狙ったパスなどを選択しながら、攻めようとするも攻め手を見出せないまま、北九州のミスによって先制する事が出来たが、北九州の狙い通り守りをG大阪は攻めあぐねたと言えるだろう。
内容的には、ボールを支配していたのはG大阪ですし、それは回させているというよりも、北九州の選手が追うのに必死でしたから主導権はG大阪だったと思う。
しかし、狙い通りであり、G大阪の攻め手を欠いた事を考えても、北九州の思惑にはまった試合だったと言えるだろう。

G大阪の悪癖
何度となく書いたが、この試合はG大阪の悪癖が出た試合だろう。
確かにパスを回せていたし、裏を狙うなど、単純に回すだけではなかったものの、やはり、その縦への動き自体は少なかった。
こういう場合、G大阪が強い場合というか、点を取るのに、移籍したレアンドロのようなストライカーが強引に仕掛けてゴールを奪う、もしくはこぼれた所で押し込むという事が出来るのだが、パスだけでは崩しきれない。
この試合は、岡崎建が上手くゴールを奪ったものの、強引にでも仕掛けて行くようなストライカーの存在が無い事、それが、結果として、相手の守備ブロックの前でボールを回すだけで終わってしまう部分がある。
縦に強引にでもゴールを狙うような仕掛ける意識のある選手の不在、それがG大阪にとって重くのしかかる事が今後あり得るかもしれない。

守るのは良いが
守りを徹底したのは良い。
それはそれで、試合の意味合いを考えて、引き分け狙いも悪く無いし、そういう戦い方もありだろう。
しかし、それはありではあるが、先制を許した後にまで、攻めずに守るのは如何なものか?
いや、確かに引き分け狙いと言うのに加えて、リーグ戦という事もあって、勝点と同様に得失点差と言うのも重要になってくる。
だからこそ、攻めて同点以上を狙って、逆に失点を増やしてしまうのも問題だろう。
そういう意味で言えば、確かに守って1点だけでおさえるのも一つの考え方かもしれないが、しかし、現状では、下位に低迷している所で、勝点1を狙っているのであれば、それをしっかりと取らないといけないだろう。
守るのは良い、それをしっかりできていて、G大阪の攻撃を封じた事も素晴らしい出来だったと言えるが、それを踏まえても、正直守ってしまっている戦い方は、少々、個人的に言えば美学に反するというのか、面白みに欠けてしまったように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。