2013年07月20日 [18:28]   なでしこジャパン | スポーツ | 東アジア2013(なでしこ) 

女子東アジアカップ2013 日本 vs 中国

東アジアの代表が当たる東アジアカップ。
次の女子WCへ向けて、新しいなでしこジャパンを作り上げていく過程において、アジアの女子サッカーでは中東などはあまり強豪ではなく、最も強豪となる相手が、この東アジアでの対戦相手だ。
男子よりも、女子の方が大切な大会になりそうだ。

EAFF女子東アジアカップ2013
[1]韓国・ソウル ソウルワールドカップ競技場
日本 2-0 中国
(JPN) 安藤梢(36分)、中島依美(58分)
なでしこジャパンのスタメンは、こんな感じか。
女子東アジアカップ2013日本vs中国

前半
なでしこのキックオフで試合開始。
序盤、なでしこに対して研究してきている中国が、ドリブルとサイドチェンジを駆使して、プレスを外して攻め込んでくるために、なでしこは劣勢な戦いになる。
なでしこが劣勢の時間を耐え抜くと、25分を過ぎたあたりから、中国はハイペースが祟ってと言うか、足が止まってきていて、逆になでしこが少しずつ前に出ることが出来るようになってくる。
すると、なでしこは大儀見が下がってボールを受けて基点となると、追い越して右サイドから中に入っていった安藤梢にスルーパスを通すと、それをダイレクトでゴールに流し込んで、36分、なでしこが先制。
このゴールで、ゴールを決めた安藤梢に代えて、中島依を投入。
なでしこが試合の流れを掴んだ状態で、前半終了。

最初の勢いを殺したなでしこ
立ち上がり早々から、中国はブロックを作るだけでなく、高い位置からのプレッシングと、奪ってからは大きくボールを動かすのとドリブルで仕掛けるのを活かして、なでしこにとっては嫌な展開での攻めを見せてきた。
結果として、なでしこは全体的に前に出ることが出来ず、押し込まれた展開になって劣勢になったのだが、そこで、しっかりと耐え抜いた。
特に、熊谷紗を中心にした最終ラインは、中国が最後の部分で中に入れてくる所をしっかりと跳ね返していて、攻められているものの、そこまで危ないと感じる部分が無かった。
逆に、劣勢の中でも序盤になでしこの方が単発ながらもチャンスはあった。
それが出来ていた事で、なでしこは慌てず対応した事で、中国が徐々にペースダウンするのに合わせて、なでしこの切り替えの早さを見せて先制する事が出来た。
守備で熊谷紗が頑張れて、攻撃では大儀見が基点となって1対1で勝っている。
後は、そこからどうつないでいくのか、リードしているのですから無理をする必要は無いので、攻めでは引いた相手に対して、先制のシーンのように大儀見が下がってDFを引き付けて中盤の選手が一気に前に仕掛けるとか、逆に、裏に抜ける大儀見を活かすとか、そして、リードしているのを活かして、相手が出てきた所で裏を取って追加点を奪っていく事だろう。

後半
両チームとも前半終了のメンバーのまま、中国のキックオフで後半開始。
中国は、50分、20番Wang Shuangに代えて19番Zhou Feifeiを投入。
更に続けざまに中国は、13番Gao Qiに代えて21番Zhou Feifeiを52分に交代する。
後半は、なでしこが優勢に試合を進めると、58分、宮間が中盤からDFの裏を狙ったロングフィードを大儀見が追いついて、DF二人を引き付けての中にボールを入れると、中に走りながらDFをかわしてシュートを中島依が決め、なでしこが追加点を奪う。
なでしこが優勢な中で追加点を奪った事で、なでしこが試合の主導権を握りだす。
なでしこは66分、有吉佐に代えて田中明を投入する。
中国は最後の交代で69分、25番Zhang Ruiに代えて10番Ma Xiaoxuを投入する。
84分、なでしこも最後の交代で川澄奈に代えて、岩渕真を投入する。
中国は、足を攣る選手が多く出てくるなど、疲労で足がとまっているが、それでも、88分には、21番Wang Lisiがドリブルで突破していくと岩清水と宮間をかわしてパスを出すと19番Zhou Feifeiがフリーでシュート、しかし、これは大きく枠の上に外れて、なでしこは助かる。
結局、なでしこはそのまま逃げ切って、2-0で初戦勝利をおさめる。

コントロールした試合
もっと点が取れたりとか、もっと良い形で試合が出来たのではないかと言う印象はある。
しかし、最初から飛ばしてきた中国が、途中から足が攣ったりと足が止まっている中で、なでしこは、交代枠を使い切ったとはいえ、最後までペースを落とす事が無く戦い抜いた。
圧倒するという訳でも無かったのだが、それでも、終わってみればなでしこの方が強いという印象を受ける試合になった。
とにかく、序盤こそ相手のハイプレスに梃子摺ったものの、そこから先は、パスを回して、相手の攻撃をいなす戦い方が出来た。
そこから、本当は先制点の後にも点を重ねておきたい所で、それが出来なかった事が、不満と言うか、何となくスカッとした試合にならなかった要因ではあるだろうが、それでも、ほぼ中国に決定機を作らせない安定した戦い方と、そこから、リスクを冒す必要もなくチャンスを作り上げる事が出来ていて、試合自体は、完全になでしこが掌握していた。
2点と言う意味で、物足りなさがあるものの、危なげない試合運びが出来たという事で言えば、十二分になでしこの成長を感じさせる試合であった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。