2013年07月25日 [22:33]   サッカー日本代表 | スポーツ | A代表/2013 

東アジアカップ2013 日本 vs オーストラリア

東アジアカップの第2戦。
初戦で非常に拙い試合運びの結果、確かにPKの判定には疑問が残るものの、それでも勝てる試合を勝ち切る事が出来なかった日本。
選手のPRの場になっている東アジアカップだが、チームとして、あんな試合をするようでは、まだまだ代表として認められないだろうね。
汚名返上となるか、第2戦はオーストラリア戦。

EAFF東アジアカップ2013
[4]韓国・華城 華城総合運動場
日本 3-2 オーストラリア
(JPN) 齋藤学(26分)、大迫勇也(56分、79分)
(AUS) Mitchell DUKE(76分)、Tomi JURIC(79分)
日本のスタメンはこんな感じ。
東アジアカップ2013日本vsオーストラリア
第一戦から全員を入れ替えてきて、代表初ピッチのメンバーも含めて、新しいメンバーのテスト第2弾という形だろう。

前半
日本のキックオフで試合開始。
立ち上がり日本は、前線の豊田陽を狙った攻めとサイドからの崩しを狙い、一気に前線を狙うオーストラリアよりも日本の方が優勢な展開。
8分には、右サイドを齋藤学がドリブルで仕掛けてからのクロスが一気にファーサイドの山田大に合わせて、ボレーシュートは枠を外すも良い崩しが出る。
日本が優勢に試合を進めた序盤から、徐々にオーストラリアが押し返してくる中で、日本は大迫勇が前に出て豊田陽と2トップ気味にシフトすると、26分、左サイドでボールを受けた齋藤学がドリブルでDFをかわしながら中に切れ込んで、一瞬のスペースを通すシュートを決めて、日本が先制。
その後は、少しオーストラリアが日本も攻めるシーンもあり、37分には、左サイドの山田大からのクロスをフリーで豊田陽がヘディングシュートにいったが、シュートはGK正面でノーゴール。
日本が優勢な展開のまま、しかし、追加点を奪えず前半終了。

ミスに注意がいる試合
上手く前半は自分たちのペースに持ち込めたと思える。
お互いに主力ではないメンバーで挑んでいる東アジアカップであるが、オーストラリアは、正直、確かに高さはあるもののいつもの強さと言うか、怖さは感じない。
セットプレー自体は、脅威になりえるだろうが、それでも、今のところ失点する気はあまりしない。
ただ、そうはいっても、ミスから危ない部分もあるし、何よりも、この試合、最終ラインは頑張っているものの、森脇良が中に入ってしまう事が多く、そうなった時に、右サイドを崩される可能性が出てくる。
前半は、あんまりオーストラリアがそういうサイドを狙う事をしてきていなかったので、危なくは無いが、少々、ポジション取りに不安を感じる。
前線に関しては、豊田陽が基点になるべく奮闘して、途中から大迫勇が前に上がって、この二人の関係性は悪くは無い。
その上で、両サイドを良い形で崩せていると思うし、齋藤学などは、乾などを追う為にも、結果を出すんだという部分が良い方向に出ていて積極性があり、それが先制点にも繋がっている。
但し、その部分で先制点こそ奪っているが、それ以外では得点チャンス自体が少ないのが気になる所で、どうにも攻めがあっていないのかとも思う。
その最大の要因は、CHの二人ではないかと。
上手く両サイドが仕掛けて良い形を作っているのだが、そこに至るためのパスを展開する扇原貴と高橋秀の部分で、上手くボールがコントロールできておらず、そこにボールが上手く入らないので、攻められない時は一気に最終ライン辺りまでボールが戻ってしまう。
前の試合では、山口螢と青山敏が良かっただけに、扇原貴と高橋秀は、正直、代表へは黄色信号という所になりそうだ。

後半
両チームとも交代は無く、オーストラリアのキックオフで後半開始。
前半と大きく展開は変わらない中で、56分、日本はパスを繋いで、隙をうかがっておいて、鈴木大からのスルーパスに豊田陽がPAの外で落とすと齋藤学がスルーして、DFが引き付けられた所で、大迫勇がフリーで冷静にゴールに流し込み、日本が追加点を奪う。
オーストラリアは、58分、10番Dario VIDOSICに代えて25番Mitchell NICHOLSを投入する。
オーストラリアが59分、セットプレーでゴール前に入れたボールを、日本はクリアし切れず、最後は5番MILLIGANが押し込んでくる所を権田修が体を張って止める。
2点差にされたことでオーストラリアは一気に押し込んできて、61分にも右サイドからの突破からクロスと言う形で徐々にオーストラリアがチャンスを作るようになってくる。
日本は62分、扇原貴に代えて山口螢を投入する。
日本は74分、齋藤学に代えて工藤壮を投入する。
日本は、豊田陽の75分には再び決定的なヘディングシュートがあるなど、優勢に試合を進めるが、3点目が取れず、すると76分、縦パスから19番DUKEに上手く千葉和をかわして前に出られて、25番からのパスを受けてそのままシュートを決められ、オーストラリアに1点を返される。
その得点の前に、オーストラリアは、7番Arichie THOPSONに代えて29番Tomi JURICを投入している。
更に79分、上手くパスを繋がれて、29番がDFの間に出て上手いミドルシュートを決められてしまい、オーストラリアに同点に追いつかれる。
しかし、その1分後、工藤壮へとボールを入れて落としたボールを大迫勇がコントロールしたミドルシュートを決めて、日本は突き放す。
日本は82分、千葉和に代えて栗原勇を投入する。
オーストラリアが優勢な展開の中で、日本も84分、右サイドからのクロスに大迫勇が飛び込んでいくが、わずかに合わず。
オーストラリアは最後に17番Matty MCKAYに代えて11番Craig GOODWINを89分に投入してくる。
オーストラリアは放り込まず繋いできて、日本はそれに対して全体的に下がってブロックを作る形で耐えきって、日本が3-2で逃げ切る。

大迫勇也が助けた試合
オーストラリアが同点に追いついて、ここからと言う所で上手くその頭を叩く大迫勇のゴールによって、オーストラリアの出足を挫いて勝ち切る事が出来た。
その意味でも、非常に大きな得点になった。
しかし、内容的には、中国戦と変わらず、脆さを露呈させてしまった。
特に、1点を返されたシーンに関して言えば、ほぼオフサイドだったと思う。
その本当なら違うだろうという失点をしてしまったことで、チームの気持ちが切れて連続失点をするようでは、問題だろう。
失点は、仕方が無いし、誤審だってあり得るだろう。
でも、そこで集中が途切れて失点を繰り返すようでは、起用できない。
若いからとか、経験不足とか言う言葉が中国戦後の擁護でも聞かれたが、しかし、彼らはプロとしてJリーグでプレーをしている。
それも、ほぼスタメン、主力でプレーをしているメンバーであり、こういう展開はJリーグでだって存在する。
そこで、気持ちが折れてしまうような選手は、代表どころかクラブチームでも起用は出来ない。
つまり、こういうくだらない守備のミスでの失点と言う事は、絶対に避けられるようになるべきだと同時に、相手が出てきたときに、いなすのではなく、ビクビク押し込まれるような部分もいただけない。
例え、自分たちは主力ではなかったとはいえ、日本代表であり、日本はアジア王者であるという事実を相手に見せつけるように、相手に付き合うのではなく、情け容赦なく叩き潰すプレーが出来るようにならないといけないな。



個人的な個人評
23 権田修一 6.0 失点は仕方が無い。良いセービングを見せていた。
4 森脇良太 5.0 事なきを得たものの、戻りが遅かったりするのは問題だ。
26 鈴木大輔 4.0 前半は悪く無い。ただ、後半失点の仕方は悪い。
35 千葉和彦 4.0 前半は悪く無かったのだが、後半特に連続失点の部分はCBのミスである。
16 栗原勇蔵 5.5 問題なく仕事が出来て、汚名返上という所か。
6 徳永悠平 4.5 慣れない左サイドの影響か、少しやり辛そうであった。
20 高橋秀人 4.5 前に出て繋ぎで機能せず。
31 扇原貴宏 4.5 下がってしまって、ボールの展開に機能せず。
17 山口螢 5.0 押し込まれる展開の中で上手く縦を切ったり潰しに行ったが、失点シーンでは中央を空けてしまった。
32 齋藤学 7.0 守備面での問題はあるが、ドリブルでの仕掛けを含めて、攻撃で圧倒的な存在感を発揮した。
9 工藤壮人 -- 評価できず
21 大迫勇也 7.0 良いタイミングでの勝ち越しゴール。豊田陽との関係性も悪く無かった。
14 山田大記 6.0 他の選手ほど目立たなかったが、サイドで基点を作れていた。
33 豊田陽平 6.0 決められなかったのは勿体無いが、大迫勇とのコンビも良く、前線で基点になれていた。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。