2013年07月29日 [21:05]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第26節 京都 vs 福岡

J2第26節。
ここ2試合をドロー、最近5試合を2勝3分と負けていないが、勝ち切れず順位を落として5位の京都。
対するは現在2連勝中、で最近の5試合を3勝1分1敗と調子が良い6位福岡。
勝点差は3であり、得失点差が大きいのでこの試合で順位は変わらないが、直接対決を制するのはどちらか。

Jリーグ2013 Division2 第26節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/7,885人
京都 2-1 福岡
(京都) 原一樹(56分、64分)
(福岡) 坂田大輔(69分)
ホーム京都のスタメンは、21 オ・スンフン、8 安藤淳、2 酒井隆介、20 バヤリッツァ、16 福村貴幸、4 秋本倫孝、17 横谷繁、10 工藤浩平、7 駒井善成、11 原一樹、14 山瀬功治の4-1-2-3。
三平和に代えて原がスタメン、また、秋本倫が負傷から、パヤリッツァが出場停止から復帰してきた。
アウェー福岡緒スタメンは、1 神山竜一、26 三島勇太、13 パク・ゴン、19 堤俊輔、21 尾亦弘友希、20 中原秀人、3 岡田隆、10 城後寿、7 金久保順、8 船山祐二、11 坂田大輔の4-2-3-1。

京都逃げ切る
どちらも序盤から主導権争いをしながらチャンスを作るが、守備もしっかりと守り、特に京都の右サイド、福岡の左サイドでの攻防が激しく、どちらも一歩も譲らない展開。
少しずつ京都が押し込み出していくが、前半終了間際には福岡が決定機を作るも、ゴールならず。
後半に入って京都が押し込み出して、山瀬功が中心になって良い攻めを作り出していくが、後一歩ゴールが奪えない。
何度も裏を狙ってオフサイドになっていた原だったが、56分、横谷繁が裏に落とすスルーパスに、その原の飛び出しでGKと1対1を作ると、冷静にループ気味に決めて、京都が先制。
先制を許した事で福岡がボールを持って押し上げてくるようになってくるが、この隙をつくように、左サイドを山瀬功が突破、そこからのクロスのクリアボールを再び山瀬功が拾って中に流して、原がゴールに蹴り込み、64分、京都が追加点を奪う。
この追加点で福岡のペースが落ちてきて、京都がこのまま優勢に押し切るかと思われたが、右サイドからの突破からのクロスを坂田大が上手くニアサイドで合わせてゴール、69分、福岡が1点を返す。
五分の流れになって、お互いに攻めるシーンもあるが、徐々に福岡の足が止まってきているのと、京都は前線のメンバーだけのカウンター狙いに変化して、試合自体は少し膠着した流れに変わる。
そのまま、京都は逃げ切り、2-1で京都の勝利。

一進一退の攻防
非常に面白い試合だった。
福岡は相手が京都という事で、若干いつもとシステムを変化させて中盤で京都の攻撃を激しいプレスで潰して行けば、京都は、何とかそれをかわそうと、ボールを動かしながら裏を狙って行く。
また、福岡はボールを奪えば、両サイドが裏を狙い、そこから中央の坂田大で勝負しに行けば、京都も前線の工藤浩が一気に追い上げて高い位置でプレスを仕掛けて、秋本倫と横谷繁がフォローする事で、中盤での福岡の攻撃を止めるという、中央での激しいプレスと同時に、テンポの早い攻守の切り替えの早い試合になった。
京都は前半から、原と山瀬功が裏を狙って行くタイミングが合わずにオフサイドが非常に多い展開になったが、その福岡のオフサイドへのタイミング、出足が一瞬遅れたタイミングで原が裏に抜け出してゴールを奪った。
また、山瀬功も同じく裏に抜け出したタイミングでボールを受ければ、そこからの中へのパスで追加点を奪った。
しかし、福岡にしても、前半からやっていたサイドの勝負で、そこからのピンポイントのクロスを坂田大が見事に合わせてゴールを奪った。
結局、試合は京都が逃げ切ったものの、お互いに持ち味を出し切った非常に面白い試合は、5位と6位と言う上位陣の直接対決に相応しい試合だった。

意識しすぎたかもしれない
福岡は京都のサッカーに対して意識しすぎたかもしれない。
確かに、この試合の福岡のサッカーは京都に五分以上の内容にしてきたが、中盤を厚くして京都のパス回しに対抗する事、それこそ、ボールフォルダーに素早く二人から三人で囲み込んでいく運動量も要求される激しいプレスは京都の攻撃を封じた。
しかし、それを意識した結果、そこからの攻撃に関しては、中央で厚みを作り切れなかった。
ボールを追う分、ボールを奪った場合、その場所に選手が固まる分だけに広がりが無く、そこから裏を取ってサイドから攻めるものの、その一方向の攻撃が主体になってしまった。
その中で得点を取ったり、チャンスを作り上げた事は見事であったが、それでも、いつもならば、もう少し逆サイドからの展開だってあったかもしれないが、そこが機能しきれなかったという事も言えるかもしれない。
良い試合ではあったが、福岡が勝っていくためには、相手を意識すると同時に、自分たちのサッカーをやる事が出来るようになることも必要になるだろう。

オフサイドに焦らず
とにかく前半から原、山瀬功、そして、駒井善と福岡のDFラインの裏を狙って行った。
それをみて、後ろからパスが出るが、それがオフサイドになる事が非常に多かった。
しかし、オフサイドは多かったが、それでイライラする事も無く、慌てる事も無く、とにかく裏を狙うという事を通し、そして、中盤の選手にしても、タイミングを図りながら裏にパスを通して行った。
3トップにして、これまでは三平和を中央に置いていたが原をこの試合では起用。
元々、京都の前線は高さが無いので、裏をどうやってつくのかという事になるが、裏を突くための動き出しのタイミングを探るのに合わせて、中盤の選手は、単純に縦ではなく、無理なら焦らず横や後ろに戻して、また、ドリブルでタメを作ったりすることが出来る。
まだまだ、どうにも好不調の波があったりするし、ボールを回すことで終る事もありますが、惜しまず前線が動き出しを図り何度もチャレンジする事で、チャンスを作り上げることが出来る。
上位陣との差はまだあるが、今季こそ昇格するために、2位以内を狙う為に、今のサッカーをしっかりとものにしていく事が大切だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。