2013年08月17日 [21:44]   サンフレッチェ広島 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第21節 広島 vs 名古屋

J1第21節。
中断明けの7月を連勝は、8月の浦和戦で一旦は途切れたものの前節磐田に勝利して首位をキープした広島。
こちらも中断明けは6勝1敗で、現在5連勝中、調子が上がってきている9位名古屋。
勝点差は大きく離れるものの、好調の両チームの一戦。

Jリーグ2013 Division1 第21節
エディオンスタジアム広島/20,879人
広島 1-1 名古屋
(広島) ミキッチ(77分)
(名古屋) 田中マルクス闘莉王(92+分)
ホーム広島のスタメンは、1 西川周作、33 塩谷司、5 千葉和彦、4 水本裕貴、14 ミキッチ、6 青山敏弘、15 岡本知剛、27 清水航平、9 石原直樹、10 高萩洋次郎、11 佐藤寿人の3-4-2-1。
アウェー名古屋のスタメンは、1 楢崎正剛、32 田中隼磨、4 田中マルクス闘莉王、5 増川隆洋、6 阿部翔平、28 田口泰士、20 ダニルソン、8 藤本淳吾、10 小川佳純、11 玉田圭司、19 矢野貴章の4-2-2-2。

好調同士の対決はドロー
立ち上がりからお互いに早い攻めを見せるが、最終ラインを崩すにはいたらず、ただ、名古屋の中央の守備が固く、広島は前線にボールが入らないようになってくると、徐々に名古屋が広島陣内に攻め込んでいくが、こちらも、全体的に自陣でブロックを作る広島の守備を崩しきれず、お互いに守備を意識した戦いのままで前半終了。
どちらかと言うと名古屋が優勢だが、どちらも攻め切れないような展開が続く中で、77分、右サイドで縦に繋いで、自陣からミキッチが長い距離を駆け上がり、プレスが掛からないとみると、中に切れ込んでからの左足シュート、これが、見事なコントロールでファーサイドである左下隅に決まって、広島が先制。
1点を追う名古屋は闘莉王を前線に上げてパワープレイを狙うが、広島が、その隙をついてカウンターを仕掛けてチャンスを作る。それでも、名古屋のパワーの前に、広島は劣勢で、西川周の好セーブなどで何とか耐える。
押し込む名古屋は、アディショナルタイム、左サイドから放り込んだボールを中央で闘莉王が競り、永井謙がDFをブロックしてボールをキープすると、最後は闘莉王が豪快にゴールに蹴り込み名古屋が同点に追いつく。
その後、広島にも決定機が訪れるが、シュートはDFにブロックされてゴールならず、試合は引き分けで終る。

モヤッとした試合
両チームとも好調なチーム同士という事で、相手を警戒している部分もあってか、守備から入る試合になった。
これまで、広島は先制した試合は全て勝利しているという結果を出していますし、ここ最近の名古屋の得点力も高いという事、それと夏場の暑さという事で、終盤の勝負所までの体力温存もあるのか、相手の攻撃を封じるという意識は分からないでもない。
ただ、結果として、両チームとも持ち味が出ない試合で時間だけが経過するような展開、それは、後半に入っても続き、一瞬の隙をついて広島が得点を取るまで動かないような展開だった。
しかし、広島の得点で試合が動いたというよりも、名古屋が、とにかくのパワープレイを企図しての闘莉王をFWに上げてきた事で、単純な放り込みを展開した。
結果として、それが奏功して、同点ゴールを奪ったのだが、正直試合としての面白さと言うのは無く、大味な展開になってしまった。
守備自体の応酬と言うのは、それはそれで見所があったのですが、しかし、やはりこの両チームの試合として、もう少し攻め合いのようなものを見たかったと思ってしまう。

一瞬の隙を決める広島
お互いに守備から入った事で、得点チャンス自体が無い試合だった。
それは、90分間のほとんどがそうでしたが、しかし、77分に、自陣からドリブルで仕掛けたミキッチに対して、名古屋がプレスに行く事が出来ず、対面のマーカーは縦に行かれるのを恐れて間合いをとって下がってマークして、他の守備陣は、佐藤寿などの中の選手を警戒していた事で、ぽっかりとミキッチの回りにスペースが出来ていた。
その隙を逃さず、少し中に切れ込んでから狙いすましたミドルシュートを決めた広島。
どちらかと言うと劣勢な試合の中で、先制をしたことは大きく、その流れは、広島にとって勝ちパターンに持ち込めるような展開だったように思える。
だからこそ、最後は名古屋のパワーに屈して同点ゴールを与えた事で、広島にとっては勝点2を失ったという印象だろう。
ただ、青山敏、岡本知の部分を抑えられた上で、佐藤寿にスペースを与えない名古屋の守備の前に、あまりチャンスが無かった事は事実ですし、だからこそ勝つことが出来なかったのは、もしかしたら妥当な結果かもしれない。

闘莉王の攻撃参加
まぁ、ようするに闘莉王期待論は、この攻撃参加と言うか、FW起用のあってなんでしょうね。
実際に、FWとして起用された闘莉王の動きは、DFの動きではなく、紛れもなくストライカーらしい動きだったように思える。
ただ、うーん、確かに現在の日本代表の最終ラインは崩壊気味で、失点が多いのも事実ではあるが、では、闘莉王が良いかと言われればなぁ。
この試合の守備は、名古屋は全体的に下がってブロックを作っていたから、闘莉王と増川隆の高さで中央は固かった。
だから、この試合だけで言えば、闘莉王の代表復帰の期待感は、分からなくはない、しかも、攻撃参加してのパワープレイ要因にもなりえるのですから、それこそ、豊田陽やハーフナー要らずとも言える。
但し、今季の名古屋は失点が多いのも事実ですから、必ずしも守備の救世主として期待は出来ないように思える。
とはいえ、可能であれば、一度は今のメンバーに闘莉王が入った代表も見ていまい気はしますね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。